東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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今回の話はガロアの話です。

ゴグマ「…待ってたぞ」

何でここに!?

ゴグマ「…出番が無いからな。ファンの為にわざわざ出て来たぞ」

ファンなんているんですか?

ゴグマ「…言ってみただけだ」

さいですか……

ゴグマ「…では、どうぞ!!!」


#46〜骸と共に煌鐘は鳴る 一〜

前回のあらすじ・・・バル「隻眼か……中々良いな」

 

 

 

5人が出発する少し前……

 

 

〜地底〜

 

ヒューン…

 

スタッ

 

ガロア「っと………ガラガラガラ…じゃあ探すか…」

 

地底に降り立った骸は歩みを進める。

 

ザッザッザッザッザッ…

 

ガロア「………寒いな……こんなに寒くなかった筈だが…」

 

地底は異常な程寒かった。しかし、理由はすぐに解明した。

 

ガロア「……あそこは地霊殿だったか?……雪が降ってやがる…」

 

今いる場所から見える地霊殿。遠目からでも、雪が降っているのが確認出来た。

 

ガロア「雪が降る……アルバか…?いや…それは無いか…」

 

その様な事を考えていた、その時!!

 

 

『ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!』

 

 

ガロア「ガラァッ!?爆発だと!?」

 

地霊殿の辺りが爆発をしたのだ。しかも、雪が降っている中での事だった。

 

ガロア「どうなってやがる!?……まさか……とにかく、急ぐか…」ダッ!

 

明らかに異常だった。雪、爆発、そして古龍のエネルギー。彼は見当がついていた。

 

 

 

〜地霊殿〜

 

空「…………」

 

燐「お空!!しっかりしな!」

 

空「うーん……」

 

???「俺の塵粉の爆発を食らって耐えたか……」

 

燐「何すんのさ!急に攻撃してきて!」

 

???「うるせぇ!!俺は今、イライラしてんだよ!黙ってろ!」

 

燐「っ……」

 

突如現れた赤い髪の男。赤い翼を持ち、その翼から粉のような物を出したかと思えば、いきなり爆発をした。只者ではない。それは雰囲気で分かる。

 

???「やめておけ…逆らう事は出来んだろう」

 

???「チッ…」

 

仲裁したのは、銀髪の男。赤髪の男と共に現れた。その時から何故か雪が降り出した。

 

???「こっちには人質がいる」チラッ

 

???「そうだったな…」イライラ

 

さとり「くっ……」

 

こいし「お姉ちゃん…」

 

彼女は『古明地 こいし』。さとりの妹である。詳細はいつも通り。

 

???「くだらねぇ兄弟ごっこしてんじゃねぇ!!!!」ドカッ

 

さとり「うぐっ!」ドサッ

 

こいし「お姉ちゃん!!」

 

???「兄弟では無く姉妹だ。やっぱり、お前は馬鹿だな」

 

???「テメェ……ナルシストには言われたくねぇな…」

 

???「関係の無い事だ。それに、俺が自分を美しいと思って何が悪い?」

 

???「コノヤロウ……くそっ!!」ガンッ

 

さとり「ぐっ!!」

 

こいし「う〜!!離せぇ〜!!」ジタバタ

 

???「それは無理だ。残念だな」

 

こいし「う〜…」

 

さとり「……こいし…逆らってはいけません…」

 

???「テメェ…まだ蹴られてぇのか?」

 

こいし「やめてよ!!お姉ちゃんばっかりなんで!?」

 

???「俺はイライラしてんだよ!!ガキは黙ってろ!!!」

 

???「その位にしておけ」

 

???「テメェも黙ってやがれ!!」

 

???「………フン」

 

さとり「うぐ……」

 

???「…………」イライラ

 

???「一人位ぶっ殺しても構わねぇよな…」

 

空燐こいし「「「!!!」」」

 

さとり「…私は…どうなっても構いません…」

 

燐「さとり様!?」

 

空「何言ってるんですかぁ!?」

 

こいし「お姉ちゃん!!」ダッ

 

???「おっと」グイッ

 

こいし「離してよぉ!!」

 

???「駄目だ」

 

こいし「…うう…お姉ちゃん…」

 

さとり「私はどうなってもいいです…でも…」

 

???「何だよ?」

 

さとり「こいしにだけは…手を出さないでください…」

 

???「…………」

 

???「分かった」

 

???「!?テメェなに勝手に言ってやがる!!!」

 

???「人質は、本来は保険の為の物だ。殺すのは野蛮な人間共とお前位だ」

 

???「………くそっ!!」バキッ

 

さとり「うっ……」ドサッ

 

こいし「お姉ちゃん!!」

 

???「さてと…じゃあ殺してやろうじゃねえか」

 

さとり「…………」

 

こいし(このままじゃ、お姉ちゃんが死んじゃう……誰か…助けて…)

 

???「一思いに爆発させてやる」

 

燐「やめろ!殺すならあたいにしてくれ!!」

 

???「静かにするんだ」

 

燐「くっ…」

 

さとり「燐…私に仕えてくれてありがとうございました」

 

空「さとり様ぁ!!死んではいけません!!」

 

さとり「お空…あなたも…」

 

こいし「お姉ちゃん…嫌だよ…死んじゃやだぁ!!」

 

さとり「こいし…泣かないでください…」

 

???「遺言はその位でいいか?」

 

さとり「……はい」

 

???「よし。じゃあ、一思いにぶっ殺してやる」

 

さとり「っ…」

 

燐「さとり様!!!」

 

空「さとり様ぁ!!!」

 

???「…………」

 

こいし(誰でもいい……誰でもいいから……お姉ちゃんを……助けて!!)

 

そう強く願ったその時!!

 

 

 

 

ピチョンッ……

 

 

 

???「あ?……おい、雨なんか降らせんなよ」

 

???「俺ではないぞ…」

 

???「は?じゃあ、誰が……」

 

 

 

 

ビュオオオオオオオオオッ!!!

 

 

 

???「今度は吹雪ぃ!?」

 

???「どういう事だ!?俺はやっていないぞ!!」

 

その時…

 

 

ギュンッ!!

 

 

???「!?」

 

???「何だ今の影は!?」

 

黒い影が二人の上を通り過ぎた。

 

燐「今のは!?」

 

空「もしかして…」

 

こいし「な…何?」

 

 

バサッ……バサッ……バサッ……

 

 

さとり(この羽ばたく音……ここを覚えていてくれたのですね…)

 

 

 

「古龍の気配がしたから来てみれば…」

 

???「!?」ビクッ

 

???「な…何故お前が…」

 

スタッ…

 

降り立つ黒い影。その正体は…

 

 

アルバ「……フン…………粉雪程度しか降らせる事が出来んとは…くだらん」

 

 

???「『煌黒龍』!?」

 

???「そんな馬鹿な!?」

 

 

生きる天災、『煌黒龍 アルバトリオン』であった!!

 

 

アルバ「『炎王龍』と『鋼龍』か……」

 

テオ「お…お前…なんで…」

 

アルバ「フン……考えれば分かるだろう」

 

クシャル「俺が降らせた雪が……こうも容易く…」

 

圧倒的なまでの力の差。雪が雨に変わり、吹雪に変わり、そしていつの間にかその吹雪さえも止んでいる。

 

燐「さとり様を助けに来たのか…?」

 

アルバ「助けに来た?……勘違いをするな」

 

燐「何だって…?」

 

アルバ「古龍の気配がしたから、始末しに来ただけだ。ここに住む古龍は我だけで充分だからな」

 

燐「…………」

 

アルバ「それにしても…」チラッ

 

アルバ「無様な姿だな…」

 

さとり「…………」

 

アルバ「まぁいい……」

 

テオ「テメェ…何でそいつらの味方をするんだ!?」

 

アルバ「理由などどうでも良い。……強いて言うならば、我と同じだからだ」

 

テオ「同じだと?」

 

アルバ「孤独という物を知っている。ただそれだけだ」

 

さとり(アルバさん…)

 

テオ「テメェ…ムカついて来たぜ…」ギリ…

 

クシャル「おい!?よせ!!」

 

アルバ「…………」

 

テオ「殺すのはテメェからだッ!!!」ダッ!!

 

飛びかかったその時!!!

 

バチィッ!ズバァァァァッ!!!

 

テオ「ぐあああああああああああああ!!??」ドサッ…

 

何処からか放たれた、赤黒い光線のような物がテオに直撃した!!

 

クシャル「何だ今のは!?」

 

アルバ「……助けは要らなかったのだがな」

 

「ガラガラガラガラガラガラ……」

 

ガロア「英雄は遅れてやって来るってな……」ザッ…

 

クシャル「『骸龍』…」

 

テオ「うぐ……テメェ……」ムク…

 

アルバ「フン……あの程度の攻撃は避けれたぞ」

 

ガロア「そうか?そうは見えなかったぜ…ガラガラガラ…」

 

テオ「テメェら…もう許さねぇ……」

 

クシャル「俺も許すつもりは無い」

 

アルバ「二対二か…」

 

ガロア「俺は赤い奴をやるぜ…片方は頼んだ…ガラガラガラ…」

 

アルバ「我に指図をするな…と言いたいところだが、良かろう。今回だけだ…」

 

ガロア「くたばんなよ…ガラガラガラ…」

 

アルバ「貴様こそな…」

 

テオ「俺の相手は骨野郎か……いいぜ、ぶっ殺してやる!!!」

 

ガロア「図に乗るな…ガラガラガラ…」

 

クシャル「俺はこいつか…」

 

アルバ「………フン…」

 

 

古龍同士の戦いが今、始まる!!!

 

 

〜続く〜




ゴグマ「…ふむ。さすが、ガロアだな」

次回どうしよ…

ゴグマ「…何か言ったか?」

ナニモイッテナイデス。

ゴグマ「…次回、#47〜骸と共に煌鐘は鳴る 二〜お楽しみに!!!」

ゴグマ「…期待してるぞ」

ハイ。ワカッテマス。

ゴグマ「…?」
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