東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
ゴグマ「…まぁ、頑張れ」
ガロア「ガラガラガラガラ…」
では、どうぞ!!!
前回のあらすじ・・・ラティス「俺はもう逃げない!!」
ラティス「…………」ジリ…
イビル「グアァァァ……」ジリ…
相手の出方を伺う二人。先に動いたのは…
イビル「グオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!」ダッ!!
イビルであった。大口を開け、突進をしてくる。
ラティス「さっきまでの俺と思うな!!」サッ
イビル「グアァァ!?」スカッ
これを冷静に躱し、そして…
ラティス「ドラァッ!!!」バキィッ!!
イビル「グオオアアアア!?」
強烈なカウンターを背中に食らわせる!!
イビル「ゴフッ………コノヤロウ…!!」ブンッ!
殴りかかってくるが…
ラティス「」サッ
これも、冷静に回避する。
ラティス「食らいなっ!!」ドゴォッ!!
そして、腹部に抉る様なアッパーを打ち込む!!
イビル「グエェェェェェ!?」ガクッ
思わず膝を付くほどの衝撃。
ラティス「どうだ!」
イビル「オ……オェェェェェェェェェ!!!」ゲロゲロ…
ラティス「げ…」
イビル「オェッ…オェェェェェ……ゲホッ……ゲホッ…」
彼が吐き出した嘔吐物には、まだ溶け切っていない肉片や、妖獣の骨と思われる物が大量に含まれていた。そして、彼自身の血が混じっていた。
イビル「ググググ……キサマァ…ユルサンゾ……グアァァァ……ゲホッ…ゲホッ……ウグ……オゲェェェェェェェェェェェ……オェェェェェェェェェ……」ゲロゲロ…
ラティス(一体どれだけ食ったらこんなに出てくるんだ…!?)
どう考えても、腹に収まる量の肉では無かった。だが、まだ湧き水の様に吐き続けている。
イビル「グエェェェェェ……オェェェェェ………ウゲェェェェェェェェェェ……」ゲロゲロ…
だんだんと肉片の量が減り、胃液だけが流れ出てくるようになってきた。
イビル「グエッ………ゲホッゴホッ………ハァ…ハァ…」
ラティス(……止まったか?)
吐き出された胃液の量は、五リットルくらいだろう。それに肉片や、骨が混じっていた為、鯨飲馬食をしていたという事がよく分かる。最も、そんなレベルは軽く超えているのだが。
イビル「クソォ……セッカククッタノニ…マタクイナオサナクテハ……オノレェ…」
ラティス(一体どれだけの妖獣がこいつの犠牲になったんだ…!?ここで倒さなければ…また犠牲になる奴が出て来るな…)
イビル「ユルサン……ユルサンゾォォォォォ!!!」ギロッ
ラティス「」ビクッ
ラティス(くそっ………また体が震えてきた……)
イビル「グアァァァ……ヨクモ…ヨクモォォォォォ……」
ラティス(!!!………不味い…!!それなのに…体が動かねぇ…)
イビル「ヤッテクレタナァァァァァァァァァ!!!」グオッ!!
ガブッ!!!
ラティス「うぎゃああああああああああああああああああああ!!!???」
今度の突進は、回避が出来なかった。その為、脇腹に食いつかれてしまった。
イビル「グハハハハハ……」
グチャッ……ブチッ………
牙が食い込んできている。
ラティス「ぐわああああああああああああああ!!!???」
イビル「イタイカ…?イタイダロウナァ…………ナラバ…」
イビル「イマ、ラクニシテヤルッ!!!」グググ…
ブチィッ!!!!
肉が引き千切られる不快な音。
「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!??????」
それと同時に周囲に響き渡る絶叫。ラティスの脇腹が食い千切られてしまったのだ。
イビル「グハハハハハ…」グチャッグチャッ…
ラティス「う…うわぁぁぁぁぁ………痛ぇ……は、腹が………うぁぁぁぁぁぁぁ……」ゴロゴロ…
地面にのたうち回る事しか出来ない。それほどまでに、体の一部が食い千切られる痛みは強烈だった。
イビル「……ン?コノアジ……サイリュウカ………ナツカシイナ…」クッチャクッチャ…
ラティス「……何…?うぐ……」
イビル「チョイトムカシニ、サイリュウヲタイリョウニクッタコトガアッタケナァ……」
ラティス「…!!!」
イビル「カナイモシナイノニオレニムカッテキタヤツモイタガ…クイツクシテヤッタナァ……」
ラティス「」ピクッ
イビル「バカナヤツダッタゼ……グハハハハハハハハハ!!!!」
その瞬間ッ!!
プッチーン……
ラティスの中で、何かが切れた!!
ラティス「テメー…今、何つった…?」ムク…
イビル「ナニ!?イタミデウゴケナイハズ…ナゼダ!?」
ラティス「……質問を…」ダッ!!
イビル「!?」
ラティス「質問で返すなァーーーーーーーーッ!!!!!」ビシュッ!!
バキィッ!!!!
イビル「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!???」ギュンッ!!
ドガァッ…!!ズ…ズズ……ドサッ…
一発のパンチ。たった、一発のパンチでイビルを吹っ飛ばしたッ!!
イビル「ガハッ……バ…バカナ…」
ザッザッザッザッ…
ラティス「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
イビル「ヒッ!?」
ラティス「……俺の兄弟が馬鹿な奴だと?………ふざけるな」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
イビル「ア…アガガ……」ガクガク
ラティス「俺の事を馬鹿にするのは構わねぇ……だがな、兄弟の事を馬鹿にする奴は…」ドドドドドドドドドド…
ラティス「死んでも許さねぇッ!!!」ドォーーーーーーーーン!!!!
イビル「ヒィッ!?ウ…ウワァァァァァァァァ!!!」ダッ!
ラティス「戦いの最中に背中を向けるのは、殺してくださいって言ってる事なんだぜ!!」ドドドドドドドドドドドド…
ラティス「お前は絶対許さねぇッ!!!」ダッ!
イビル「ク…クルナァッ!!」
ラティス「うおおおおおおおおおお!!!!」グググ…
拳に粘菌を循環させる!今度は成功した!!
ラティス「俺の兄弟を馬鹿にした罪は……」
「俺が裁くッ!!!!」
ラティス「ドラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ!!!!!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!
驚異的な速さで繰り出されるパンチ!!その速さは、秒速300km越え!!
ラティス「ドラァッ!!!!」ドゴォッ!!!
イビル「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!??????」
殴られた対象は空中へと打ち上げられ、そして!!
ラティス「粘菌をお前の体内に打ち込んだ。起爆まで…3!!」
イビル「………ガハッ……」
ラティス「2!!」
イビル「…………」ヒュー…
ラティス「1!!」
「ゼロ…!!!」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!
爆発し、生きた証さえも残さないッ!!!
ラティス「爆砕《グラウンドゼロ・ラッシュ》…これが俺のスペルカードだ!!」
殴られた対象はまさに、『爆心地』と化すッ!!!
ラティス「……仇は取ったぜ…」フラッ…ドサッ…
それは、兄弟と幻想郷に捧げた勝利。
〜博麗神社〜
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン……
バル「!?」
霊夢「何!?今の爆発音は!?」
ガロア「どうやら、ラティスが勝ったようだ…迎えに行ってやれ…ガラガラガラガラ…」
アリス「!!!」
紫「行って来るわ!!」スッ…
アリス(ラティス…良かった…)
〜鬱蒼とした森〜
紫「迎えに来たわ!!」
ラティス「……うぐ………」
紫「ラティス!!」タッタッタッ…
彼は脇腹を食い千切られる重症を負いながら、なお戦っていたのだ。動けなくなっていて当然だろう。
紫「しっかりしなさい!!永遠亭に運ぶわ」
ラティス「ああ……頼む…痛くて死にそうだ…」
紫「縁起でも無い事を言わないで…!!アリスには伝えておくわ」
ラティス「……ああ…」
ラティス(…やったぜ……兄貴……アリス……)
たとえ如何なる状況であろうとも、『黒曜石は砕けない』。
〜続く〜
ラティス「やってやったぜ…」
ゴグマ「…見事な戦いだったぞ」
ガロア「ところで、作者…次回作についてだg『わーーー!!!わーーー!!!』…なんだよ…」
その話は今するべきでは無いです。はい。(汗)
ガロア「……そうなのか?」
ラティス「そりゃそうだろ…」
ゴグマ「…次回、#51〜(タイト(ry)〜お楽しみに!!!」