東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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作者「ヒガンバナは面白いな〜」←TV鑑賞中

アルバ「勉強はどうした?」ゴゴゴゴゴゴ…

作者「息抜きも大事なんですけど…」

アルバ「私立の入試は、もうすぐだろうが!!!間に合わなくなっても知らんぞ貴様!!!」

作者「トホホ…」


#62〜祖なる者の暴走〜

前回のあらすじ・・・ゴグマ「…暴走が始まってしまった……」

 

 

巨戟龍対祖龍の勝負は、巨戟龍の敗北で幕を閉じた。

 

幸いにも、戦闘で負った傷はすぐに治ったが、祖龍は力を完全に制御出来ずに暴走……

 

このままでは、幻想郷が壊滅してしまう……その事を恐れた巨戟龍は、スキマ妖怪に頼み、実力を持った転生者達を博麗神社へと呼び寄せたのであった。

 

 

〜博麗神社〜

 

 

ラティス「今度は、一体何だろうな?」

 

バル「さぁな……っていうか、お前は大丈夫なのか?全治三週間って聞いたんだが…」

 

ラティス「そうか?ほとんど痛みは感じないんだが…」

 

バル「そ、そうか」

 

三週間というのは、あくまで『一般人』の回復力で考えた場合の話である。彼には竜の血が流れている。『古龍の血』の回復力よりは劣るが、それでも一般人に比べたら遥かに高い回復力を持つ。

 

レウス「今回呼ばれたのは私達だけか?」

 

ルコラ「そうらしいな」

 

レウス「……レギオスはまだなのか…」

 

ルコラ「ああ……だが、心配する必要は無いだろう。魔理沙が看病をしている」

 

レウス「……うむ、そうだな」

 

霊夢「全員、集まったかしら?」スタスタ…

 

バル「ああ、レギオスを除いてな」

 

霊夢「ゴグマ、出て来て」

 

「…ああ、分かった」

 

ゴグマ「…今回、お前達を呼んだのはオレだ」ザッザッザッ…

 

ルコラ「どうしたんだ?顔色が悪いぞ……それに、その傷痕は…」

 

神社の奥から出て来た彼の腹部には、雷に打たれたかのような痕がくっきりと残っていた。

 

ゴグマ「…祖龍にやられた」

 

ラティバル「「!!!」」

 

レウス「……遂に動き出したのか」

 

ゴグマ「…その通りだ。オレはその報告に来た」

 

霊夢「立ち話もなんだし、中に入って話したら?」

 

ゴグマ「…そうするか」

 

 

〜巨戟龍達移動中〜

 

 

〜博麗神社 居間〜

 

丸いちゃぶ台を囲むようにして座った五人の転生者達が話し合いを始めた。

 

ルコラ「それで…どうだったんだ?」

 

ゴグマ「…暴走を始めやがった……それと、異常な回復力を持っていた」

 

ルコラ「………異常な回復力だと?」

 

ゴグマ「…ああ…。オレが付けた傷が一瞬で治るほどだ……あれは異常としか言いようが無い」

 

真紅の雷が傷を覆ったかと思えば、次の瞬間には既に治っていた……古龍は超常的な能力を持つが、それでもあの回復力は異常であった。

 

レウス「私も聞いた事が無いな………本当にそんな事が可能なのか?」

 

ゴグマ「…雷が傷を覆ったと思えば、次の瞬間には回復している……雷にからくりがあるとは思うのだが…」

 

もし、あの雷自体に回復能力があるとしたら………それだけは考えたくはなかった。それでは、負け戦をする事になる。だが、このからくりはすぐに判明する事となった。

 

ラティス「なぁ………俺、分かったかも」

 

レウス「何!?」

 

ルコラ「それは、本当か!?」

 

ラティス「これは、あくまで推測だぞ。その雷が奴の細胞を刺激して、細胞が活性化して血液の流れが良くなる、その血液に含まれる成分が傷を治す……というのはどうだ?」

 

普通に考えて、そんな事が出来る生物など存在するわけが無い。だが、相手は常識が通じない古龍である。そのような事が出来ても不思議ではない。実際に、古龍の血には不可解な成分が幾つも含まれている。

 

ルコラ「…一理あると思うぞ」

 

レウス「ふむ……可能性は高いな」

 

バル「良く思いついたな」

 

ラティス「あくまで推測だからな?あまりあてにしないでくれよ」

 

ゴグマ「…まぁ、取り敢えずこれで奴の能力がはっきりしたな………『雷を操る程度の能力』といったところか…」

 

バル「ゴグマ、一つ聞いていいか?」

 

ゴグマ「…何だ?」

 

バル「お前が戦っている時の天気はどうだったんだ?」

 

ゴグマ「…若干、曇っていたな。それがどうかしたのか?」

 

バル「ここからは、俺の推測になるんだが………もし、祖龍の雷が『自然のエネルギー』と『古龍のエネルギー』を掛け合わせた物だとしたら…?」

 

レウス「それはつまり………何が言いたいんだ?」

 

バル「真紅の雷の源が自然のエネルギーだとしたらって事なんだが…」

 

ラティス「あ〜……何と無くだけど、分かったぞ」

 

ルコラ「私もだ」

 

レウス「…?」

 

ゴグマ「…オレも分からん」

 

バル「要は、自然のエネルギーを引き算したら、威力が半減するんじゃないか?って事だよ」

 

ゴグマ「…なるほど」

 

レウス「そ、その発想はなかったな」

 

バル「だろ?」

 

推測とは言え、実に的を射た考えだろう。古龍のエネルギーには限界がある。その限界を超えた結果が『エネルギーの暴走』である。

 

ルコラ「自然のエネルギーは計り知れんからな。確かに、あり得るかも知れん」

 

ラティス「だけどよ、それじゃ晴れてる日にしか戦えないって事になるぜ?」

 

バル「………あ」

 

ゴグマ「…そこは考えていなかったのか」

 

バル「いや…その……あれだ、曇りとか雨の日だと威力が倍増するんじゃねぇかな?ハハハハハ…」

 

レウス「つまり、普段から操れるには操れると?」

 

バル「そ、そうだ」

 

レウス「うーむ…」

 

彼の考えは、間違ってはいない。だが、古龍のエネルギーだけでもかなりの威力を誇る。自然のエネルギーはあくまでオマケのような物なのである。

 

ルコラ「まぁ、奴の能力はともかく……私達にどうしろというのだ?」

 

ゴグマ「…奴は暴走をしている……じきに体が完全に変化してしまうだろう………だが、暴走をしているという事は、かなり不安定になっているという事でもある。奴を叩くとしたら今しかない」

 

バル「完全に変化したら、どうなるんだ?」

 

ゴグマ「…オレ達の力では、討伐は不可能になる。出来るとしたら、辛うじて封印する事位だ」

 

ラティス「変化した奴を倒せるとしたら……それはどんな奴なんだ?」

 

ゴグマ「…奴と同等の力を持つ『黒龍』のみだろうな……」

 

レウス「ならば、完全に変化する前に倒せば良いだけの話だ」

 

「その通りよ」

 

バル「この声は……」

 

突如として、声が響き渡る。胡散臭い賢者の声が。

 

紫「お久しぶり〜…ってそんな事やってる場合じゃないわ」

 

ゴグマ「…どうだったんだ?」

 

紫「駄目よ…完全に気配を消したわ」

 

ゴグマ「…そうか…」

 

ルコラ「何の話をしているんだ?」

 

ゴグマ「…紫に祖龍の気配を探ってもらっていたんだ」

 

紫「でも、収穫は無し。何処かで力を溜めているみたいだわ」

 

ルコラ「そうだったのか…」

 

ラティス「じゃあ、すぐに決戦ってわけにもいかないのか?」

 

紫「ええ、でも明日には見つけるわ。だから、今日は帰って疲れをしっかりとって頂戴」

 

レウス「ならば、送り返してもらえるか?」

 

バル「あ〜……俺は歩いて帰ろうかな…」

 

ラティス「お、俺も…」

 

紫「まぁまぁ、そんな事言わずに♪」パチンッ

 

指を鳴らすと、四つのスキマが彼らの足元に現れた。

 

ラティス「マジかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??」ヒューン…

 

バル「うおぉぉぉぉぉぉぉぉァァァァァァァァ!!??」ヒューン…

 

レウス「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??」ヒューン…

 

ルコラ「何故、私もぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??」ヒューン…

 

ゴグマ「…なんかすまん」ボソッ…

 

 

 

 

 

〜名も無き山〜

 

バチバチ…

 

ルーツ「ぬぁぁぁぁぁ……」

 

『ビキッ……バキッ…』

 

腰の辺りから、骨が変化する音が響く。

 

ルーツ「ぐぐぐ……『ビキッ!!』うぐっ!?」

 

『ビキキキキ……』

 

『バキィンッ!!!』

 

腰の一部の骨が完全な変化を遂げた。

 

ルーツ「…………今度は……()か……」

 

角の次は、尾。刻一刻と龍の姿に変化しつつある。

 

ルーツ「我の体が………変化する前に………目障りなクズどもを…………始末せねば……」

 

その目には、彼の支配欲が色濃く表れていた。ドス黒い欲望が彼の、祖龍という生物の本能であり、行動原理。

 

 

ルーツ「……この地は、我が支配してくれる…!!!」

 

 

〜続く〜




ガロア「零戦が飛んだとかいうニュースの方が面白かったがな…」

シャガ「零戦ですか…」

ガロア「作者は、戦争とか陸軍とかそういった物に興味があるらしいぞ…」

シャガ「僕も戦争について考えてみようかな…」

ガロア「それがいい…ガラガラ…」

ルーツ「良く考えたまえ」

作者「お前が言うなよ」

ルーツ「え?」←ミラボレアスの意味が『運命の戦争』(ミラルーツはあだ名。正式には、ミラボレアス亜種)
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