東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】 作:ブラキDIOス(超絶スランプ)
ラティス「最終回か〜…」
バル「いよいよだな」
レギオス「これで終わりかよ…」
レウス「長かったという気がしないような気がするのだが…」
作者「まぁ、特別編も作ろうと考えてますんでね。もう少しだけお付き合いください」
ルコラ「俗に言う、『もうちょっとだけ続くんじゃ☆』ってやつか」
作者「YES!!YES!!YES!!」
ルコラ「oh my god…」
「「「「「「では、どうぞ!!!!!」」」」」」
前回のあらすじ・・・ラティス「テメェは絶対!!」バル「許さねぇ!!」ミラルーツ『グオォォォォォォォアァァァァァ!!!!』
ミラルーツ『グガァァァァァ…!!!』バチ…バチバチ…
ラティス「来るぞ!」
バル「あいよ!!」チャキンッ…グッ……
刀を構えたまま、全神経を集中させる。
バル「ハァァァァァ……!!!」ゴウッ!!!
その精神に刀が呼応し、灼熱の炎をその刀身に宿す。
ミラルーツ『グオオオォォォォォ…!!!』バチィッ…バチィッ!!
ラティス「今だ!行け!!」
そして、灼熱の火炎を一気に解き放つ!!
バル「ぶった斬ってやる!!!斬符《剛炎・斬熱波》ッ!!!!」ブォンッ!!!
ゴオォッ!!!!
素早く刀を振り下ろすと、火炎を纏った衝撃波が祖龍へと向かって突き進む!!
ミラルーツ『ゴアァァアアアァ!!??』サッ
ズバッ!!ボトッ…
ミラルーツ『グオォォォォォォォアァァァァァアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!?????』
左側に回避をした事が仇となり、祖龍の右翼が根元から斬り落とされた!
バル「これで飛ぶ事は出来ねぇだろ!」
ミラルーツ『グオォオオオォォォォォォ…!!!』バチバチ…
ラティス「させねぇよ!!」ダッ!!
ミラルーツ『ッ!!!グアァァァァァ…!!!』バチィッ……バチッ…!!
ラティス「食らいやがれェッ!!砕符《アトミック・ボムナックル》!!!!」
ドゴォォッ!!!ボガアアアアアアァァァァァァァァンッ!!!!
ミラルーツ『グゲガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!????』グラッ…
拳闘士の渾身の一撃が祖龍の腹部に叩き込まれた!だが…
ミラルーツ『グッ…!!グオアアアアアアアアアア!!!』ブンッ!!
ラティス「ッ!!」サッ
ドゴッ!!
ラティス「あぶねっ!?『ミシ…ミシ…』ぐ…ぎ…この野郎ッ!!!」ブンッ!!
ドゴォッ!!!
今度は、カウンターの要領で祖龍の脚部に一撃。
ミラルーツ『グガァァァァァァァァ!!!???』ガクンッ!
ズズゥンッ……
祖龍はそのままバランスを崩し、転倒した。
バル「ラティス!大丈夫か!?」
ラティス「ああ、なんとかな…………殴ってみたが腹はダメだ。堅過ぎる。甲殻を破壊すればいけるかもしれねぇが………どこか肉質が軟らかい部位があればいいんだがな…」
バル「うーむ………顔はどうだ…?」
ラティス「顔!?………顔か…」
バル「だが、狙うとしても一か八かだ。………どうだ、賭けてみるか?」
ラティス「…………」
頻繁に雷を溜めるので顔の辺りは最も危険な部位だが、それだけに狙ってみる価値はある(顔を半分吹き飛ばされた状態で生きていられる事が異常なのだが)。
ラティス「…………いいぜ…その賭け乗った!」
バル「グッド!」グッ
妙に発音が良い英語と共に、刀を握っていない左手の親指を立てサインをする。
ミラルーツ『グガァァァァァァァァァァァァ……』グググ……
唸り声を上げ、起き上がる祖龍。
もはや、生き物とは思えぬほどおぞましく不気味な姿をしていた。
ラティス「……行くぞ…」グッ…
バル「覚悟はいいか?」チャキッ
ミラルーツ『グオォォォォォォォオオオオォォォォォォォォォ…!!!!』
ラティバル「「俺達は出来ているッ!!!!」」ダッ!!!
ミラルーツ『グオオオォォォォォアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!』バチバチ!!ボッ!!!
グオッ!!
ラティス「あぶねっ!?」バッ!
ブレスをサイドステップで避けてからの…
ラティス「ドラァッ!!!」ドゴッ!ボガァァァァァァァンッ!!
右フックで祖龍の脚部を爆破する!
ミラルーツ『ゴァァァァァァ!!??』ガクンッ!
再び体制を崩し、急所である頭部が露わになる。そして!!
バル「うおおおおお!!!」ダッ!!
火炎を纏った刀を手に、祖龍へと向かって行く!!!
バル「秘剣!!《煉獄剛炎斬・滅》!!!!!」ズバババババババババババババババババッ!!!!!!
目にも止まらぬ速さで祖龍の顔面を斬りつけていく!!
ミラルーツ『グギャァァァァァアアアアアアアアアアアアァァァァァァアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!?????』
たまらず上体を起こす祖龍。だが目の前には…
「その行動が命取りだぜ……クソッタレ野郎ッ!!!」
ミラルーツ『ッ!!??』
先ほどまで地面にいた筈の拳闘士の姿が!
ミラルーツ『グギィィィィィィィィィィ!!??』
ラティス「俺の粘菌を………死ぬほど味わいなッ!!!」
拳に宿る粘菌は、ありとあらゆる生物をいとも簡単に爆砕する。
それは、祖龍とて例外ではない。
ラティス「ドラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララァァァッ!!!!!!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!
ミラルーツ『グギャアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!?????』
ボガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァンッ!!!!!
最凶の破壊力を持つ連打が、全発祖龍の頭部に叩き込まれた!!!それに伴い、凄まじい爆発が起こり強力な結界が崩壊しかけた。
ブオッ!!!!
バル「っ!!『ザクッ!』くっ…!!」
刀を地面に突き立てなければまともに立っている事すら出来ないほどの爆風が吹き荒れた。
ミラルーツ『グギィィィィィィィィァァァァァァァ……』グラッ…
ドドォォンッ……
ラティス「くそっ……腕が…限界だ……」スタッ
バル「大丈夫か!?うわ……こいつはひでぇや……」
彼の腕は、至る所の皮膚が剥がれ筋繊維が剥き出しに近い状態となっていた。
ラティス「祖龍は…どうなった?」
バル「…………」
ガラ……
ラティバル「「!!!」」
ミラルーツ『グオオオォォォォォ……グアァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!』
祖龍は生きていた。だが…
ミラルーツ『グギ……ゲギャ……ギギギ…………グギギャァァァ……ギャギャギャガギャ…ガッ……ガガガガガガガガガ…!!!!!』
その様子は、一目見ても『異常』と分かるほどだった。
ミラルーツ?『ガ……ガガ…………ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!』バチッ……バチッ……
ラティス「な…何だコイツ!?」
バル「……エネルギー漏れをしているのか…?」
ミラルーツ?『ゲギャァァァァァァ!!!ギャギャギャガギャギギギィィィィィィィィィ!!!!!!』
その様子は、もはや生物と呼べるものではなく『怨念の塊』と言った方が良いような気さえしてきた。
バル「封印まであと少しだと言うのに…!!」
ラティス「何てこった……」
ミラルーツ?『ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!』ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!
異形の『何か』は、二人に向かって突進をしてきた。
………体に叩き込まれた
ラティス「《デス・カウントダウン》………爆砕の時間だ」スッ…
パチンッ…
チュドォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!
ミラルーツ?『ッガグギャァァァァァァァァァァァァァァァ!!!???』ボトッ…
祖龍のような『何か』の下半身が吹き飛び、残された上半身が地面へと落ちた。
バル「うげ……気持ち悪っ……」
ミラルーツ?『ガヒュー……ガッ………ガガガ……ガ…ヒュー…………』ズ……ズズ……
上半身だけになりながらも、目の前の敵を殺そうと這いずってくる。
ラティス「…来いよ……来てみろよ!俺達を倒すんだろ?」
ミラルーツ?『ギギギギィィッ!!!ガガガガガガガガガァァァ!!!』バッ!!!
挑発された事に腹を立てたのか、腕の力だけで飛びかかって来た…が、
ラティバル「「地獄でやってろ」」
パカッ…
ミラルーツ?『ッ!!!???』
スッ…
突如として現れた空間の裂け目に吸い込まれて行った。
ラティス「…………」
バル「…………」
ラティス「…………終わった…のか?」
バル「………多分な……」
「「…………」」
顔を見合わせる二人。そして…
「「……いぃよっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!勝ったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」ピシガシグッグッ!
二人の雄叫びは、絶望の消えた神社へと響き渡った。
紫「フフフ……お疲れ様。宴会を楽しんでね」
スッ…
ラティス「……ん?」
バル「どうした?」
ラティス「いや…背後に気配を感じたんだが……」
バル「紫じゃねぇか?」
ラティス「……そうだな………あ」
バル「?」
ラティス「レウスを運ばねぇと…」
バル「俺がやっとく。その腕じゃ無理だろ」
ラティス「…悪りぃな」
バル「いいってことよ!俺達は『家族』だ」
ラティス「!!!………ああ!」
バル「……へっ!間抜けヅラしてんじゃねぇよ!!」
ラティス「ハァ!?ふざけんなゴラッ!!」
バル「んだとゴラッ!!」
ギャーギャー!!
……まぁ、喧嘩の話は置いておくとしよう。
メイド・イン・ヘブン!!!時は加速する!!!
……言ってみただけです。ハイ。
〜夜 博麗神社にて〜
ワイワイガヤガヤ…
シャガ「出来ましたよ〜!」←戻ってきた
ガロア「待ってましたァ!!!ガラガラガラ!!!」←上に同じ
霊夢「え…何これ」
目の前に置かれた巨大な鍋。蓋の間からは、これまた巨大な鎌のような物がはみ出ている。
勇儀「へぇ〜…こりゃ旨そうだね」←呼ばれた
シャガ「お手製の『巨大鎌蟹煮込み鍋』です」
萃香「こんな奴が地底にウジャウジャ居たのか〜」←呼ばれた
幽々子「随分と大きなハサミねぇ…」←ついてきた
妖夢「うわ…」
バル「……美味いのか?コレ……」
ガロア「食ってみなきゃ分からんだろ…!!ガラガラガラ…!!!」
バル「お前は少し落ち着け」
ラティス(鎌蟹って悪食で有名だった筈………まぁ、いいか)
アリス「あまり食欲はそそらないわね……」
ラティス「そうだな…」
レギオス「……レウスはどうしたんだ?」
魔理沙「そういえば、紅魔館の連中も見当たらないな…」
バル「あいつらは、あいつらで祝うってよ。ま、レウスの看病が理由だろうけどな」
ラティス「…ルコラもいねぇぞ」
レギオス「義手と義足が壊れたから行けないってよ」
ラティス「納得」
ガロア「美味い…美味いぞ……酒と良く合う…ガラガラガラ…!!!」ムシャムシャ
シャガ「いつの間に!?」
霊夢「…結構クセがあるけど………まぁ、食べられない事はないわね…」モグモグ
幽々子「おいひ〜♪」モグモグ ムシャムシャ
妖夢「堅っ…「かしてみろ」あ…はい」
バル「『パキッ』っと…ほら」
妖夢「有難うございます(あ、美味しい)」モグモグ
ラティス「熱っ!?」
アリス「もう…何してんのよ…」モグモグ
ラティス「猫舌だって事、すっかり忘れてた……あ〜…熱っちぃ……」
アリス「仕方ないわね……はい、あーん」
ラティス「あーん……って、熱っつ!!??」
アリス「フフフフフ…」
ラティス「そりゃないぜ…」
アリス「冗談よ。はい」
ラティス「……あーん…『パク』……うん、美味い」
アリス「フフフフフ…」
レギオス「中々イケるな」モグモグ
魔理沙「うわ…見てみろよレギオス、この鎌…」シャキン
レギオス「……剣の間違いじゃないか?」
魔理沙「だよな…」
バル(よし、後でもらって刀にするか!)
妖夢(駄目です)
バル(!?)
勇儀「どうだい?また飲み比べをしないかい?」
ガロア「またか…?」
萃香「まさか、鬼からの誘いを断るつもりはないよねぇ?」
ガロア「ガラガラガラ……今度は粘ってくれよ…?でねぇと飲み比べの意味が無いぜ…ガラガラガラ…」
勇萃「「今度は勝つ!!」」
シャガ(アルバさんはどうなったかな…)
〜地底 地霊殿〜
アルバ「…………」モグモグ
燐(ちょっ…何これ堅っ!?)ギギギ…
空「おいしー♪」モグモグ
こいし「蟹さんおいしーね♪」モグモグ
さとり「あの…」
アルバ「……何だ」
さとり「何故、蟹鍋をしようと誘ったのですか…?」
アルバ「……気が向いただけだ。一人では食い切れん量だったからな」
さとり「そうですか…」
こいし(お姉ちゃんと食べたかったんじゃないの?)ヒソッ
さとり「なっ…!?こいし!?///////」
アルバ「何か不満か?」
さとり「い…いえ…何でもございません…///////」
アルバ「……?」モグモグ
〜紅魔館〜
レウス「………ぅ………」パチ…
バギ「!!!気がつきましたか!?」
レウス「……バギか…?………するとここは…」
バギ「ええ、紅魔館です」
レウス「戦いは……どうなったのだ…?」
バギ「勝ちましたよ。祖龍は封印されたそうです」
レウス「そうか…(これでしばらくは休めそうだな……実に長い戦いだった………いや、そうでもないか?)」
バギ「?」
〜永遠亭〜
ルコラ「…………」カチャカチャ
ジャギ「……そこ、部品間違えてますよ」
ルコラ「何っ!?……機械は苦手だ…」
「ルコラ〜?飲まないの〜?」
ジャギ「…呼ばれてますよ」
ルコラ「ああ……義足だけでも直って良かったな…」
スタスタ…
ジャギ「……あれ…なんか文字が書いてある…」
「ジャギさ〜ん、手伝って下さ〜い」
ジャギ「あ、今行きまーす」
スタスタ…
義手に刻まれていた文字。
それは、『友情』の二文字。
決戦は二人で勝ったのではない、転成者の全員で勝ったとでも言いたげに、月光に反射して輝いた。
〜END〜
作者「終わった………うん、自分でも突然過ぎるとは思っていましたけどね?本当ですよ?」
作者「特別編は三話位にしようと思っております。では、この辺で……」