東方怪物録 〜4匹のモンスターが討伐されて転生した先は幻想郷〜【完結】   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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作者「え?遅すぎるって?何を言うか。俺は毎日がバレンタインなんだ!!!だからチョコくれ」

ガロア「龍エネルギーなら、ち(・)ょ(・)こ(・)っ(・)と(・)分けてやるぜ…?」バチバチ…

作者「え…いや、遠慮しま…」

ガロア「そんな事言うなよ…な?」バチバチ…

ズギュンッ!!!ドギュンッ!!!

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!


特別編
おまけ1〜転成者達のバレンタイン〜


決戦後の宴会から、一週間後……

 

鳥が目覚め、朝日が幻想郷を照らす頃……

 

 

〜魔法の森 アリスの家〜

 

 

チュンチュン…チチチチ……

 

 

ラティス「…………」スッ…スッ…

 

朝から、黙々とあ(・)る(・)作(・)業(・)をする男が一人。

 

ラティス「…………」スッ…スッ…

 

ある作業とは、『人形作り』である。

 

なぜこんな事になったかだって?最終話を参照にしてくれ。

 

ラティス「…………」スッ……トンッ

 

今、ようやく人形を一体作り終えたようだ。

 

ラティス「終わった………あ〜〜……死ぬ…」

 

ここまでにかかった時間。約(・)一(・)日(・)。

 

ラティス「……眠ぃ……だが…眠るわけには……………やっぱ寝る……ZZZ」カクンッ…

 

徹夜をしてまで人形を作っていたのだから、そりゃ眠くもなるだろう。

 

スタスタ…

 

アリス「おはよう……あら?」

 

ラティス「…ZZZ」スヤスヤ

 

アリス「……仕方ないわね…」

 

ソッ…

 

彼が起きないようにそっと毛布を掛ける。

 

ラティス「…んが……ZZZ」

 

アリス「……フフ…」

 

 

〜しばらくして〜

 

 

ラティス「……んぐ……ハッ!?」ガバッ

 

彼が寝た時間。約三時間。

 

ラティス「しまったぁぁぁぁ!!!寝ちまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ああああああああああああ!!!!!チクショォォォォォォォォォォォ!!!!この間に少しは作れたじゃねぇかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

作り終えて置いておいた人形が、馬鹿にするかのように笑った……気がした。

 

ラティス「何てこったぁぁぁぁぁ…………あ?何だコレ…」ヒョイ

 

机に置かれていた手紙と小さめの箱。何やら甘い香りが箱の中から漂って来ている。

 

ラティス「えーっと…なになに…」

 

 

 

『博麗神社に行ってくるから、留守番よろしく。箱の中身はチョコレートです。

 

PS.人形作りも忘れないでね。 byアリス・マーガトロイド』

 

 

 

ラティス「……『ちょこ…れーと』?何だそりゃ…」

 

チョコレートを知らないのも、無理はないだろう。なにせ彼は竜だったのだから。

 

ラティス「まぁ……食ってみるか……」グッ…パカッ

 

箱を丁寧に開けると…

 

ラティス「…………ハート?」

 

中に入っていたのは、ハート型のチョコ。可愛らしいが、彼にはそれが何を意味するのか分からなかった。

 

ラティス「へぇ……これが『ちょこれーと』って奴か…………本当に食い物か?コレ…」

 

疑うのも無理はないだろう。何故なら彼は(以下略

 

ラティス「なんかすっげぇ甘い匂いがするんだけど……コレの仕業…なのか?」

 

恐らく、彼女の手作りだろう。

 

ラティス「………(ゴクッ…)」ソーッ…

 

未知の食べ物を口へと運ぶ。

 

パキッ……

 

ラティス「…………(意外と堅いな…)」

 

ゴクン…

 

ラティス「…………」

 

その強張っていた表情が、段々と緩み始めていき……

 

 

『ンまぁぁぁぁぁぁい!!!!味に目覚めたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!』

 

 

その声…というより咆哮は、かなり遠くまで響いたと言う。

 

 

 

 

〜魔理沙の家〜

 

 

レギオス(何だ今の声…味がどうたらこうたら言ってたような…)

 

魔理沙「レギオス…ちょっといいか?」

 

レギオス「ん?なんだよ」

 

魔理沙「えーっと……その……/////」モジモジ

 

何かを後ろに隠しながら、徐々に赤面していく彼女。

 

レギオス「……どうした?」

 

魔理沙「えっと……ぁぅ…//////」

 

レギオス「……言いたい事があるならさっさと…「こ、これ!!/////」………箱…?」

 

魔理沙「う、受け取ってくれだぜ…//////」

 

彼が手渡されたのは、ハートが描かれた小ぶりな箱。

 

レギオス「あ、ああ………開けていいか?」

 

魔理沙「////////」コクコク

 

グッ……パカッ

 

中に入っていたのは…

 

レギオス「…………お菓子か?コレ…」ヒョイ

 

何やらただならぬ気配が漂う黒い物体。

 

魔理沙「えっ!?チョコを知らないのか!?今日はバレンタインなんだぜ!?」

 

レギオス「ばれんたいん?……そんなの聞いた事無いぞ…」

 

魔理沙「……………好きな人にチョコを渡す日だぜ…/////」モジモジ

 

レギオス「へー……好きな人か……………ふぁっ!?」

 

魔理沙「///////」

 

レギオス「マ…マジで…?」

 

魔理沙「……そうだぜ…/////」

 

レギオス「…………(ヤバイ…どうしよう、めっちゃ可愛い……交尾したい……)」

 

魔理沙「……レギオス?」

 

レギオス(……そういや人間の交尾ってどうやるんだ…?)

 

魔理沙「おーい、聞いているのかー?」

 

レギオス「んっ!?あ、ああ……聞いてたぞ…(危ねえ…気がつかなかったら押し倒してたな…確実に)」

 

随分とイケナイ事を考えつくものである。

 

レギオス「それで……食っていいのか?」

 

魔理沙「勿論だぜ!」

 

レギオス「んじゃ、遠慮無く…」パクッ

 

魔理沙「…どうだ?」

 

レギオス「…………なんか……優しい味がする……美味いよ」ホロリ

 

魔理沙「そ、そうか/////ありがとうだぜ/////」テレテレ

 

レギオス(そういやぁ……親の顔なんか見た事無いな……どっかで生きてんのかな…)

 

 

ちょっぴり、懐かしい気分になったレギオスであった。

 

 

 

 

〜白玉楼〜

 

 

バル「…………」

 

妖夢「……はい…/////」スッ…

 

バル「いや、突然『はい』って渡されてもな…………何これ?」

 

妖夢「チョコレートです/////その…私からの気持ちです…/////」

 

バル「ふーん……どれ…」パクッ

 

妖夢「…ど…どうですか?手作りなんですけど…/////」

 

バル「………口に入れたらすぐ溶けたぞ…」

 

妖夢「えっ」

 

斬竜の口内は、かなりの高温であるとされている。そりゃ、日頃から尻尾を研いでいれば摩擦で熱くもなるだろう。

 

バル「でも美味いぞ。流石だな」

 

妖夢「ほ、ホントですか!?」

 

バル「あ…ああ…(なんでそんなに喜ぶんだ?)」←分かってない

 

妖夢「じゃ、剣術の稽古といきましょうか」

 

バル「やっぱりね……(トホホ…現実は甘くないぜ………今、上手い事言ったな…)

 

 

 

 

 

〜紅魔館 レウスの部屋〜

 

レウス「………これで…完成だ…」スッ…

 

バギ「えっと……何してるんですか…?」

 

レウス「人形作りだ。ラティスとの約束があってな……」

 

バギ(人形……うわ、結構細かいなぁ…)

 

レウス「…なぁ……何か甘い物は無いか…?疲れてしまったよ…」

 

バギ「咲夜さんがチョコを作ってましたけど……行って見たらどうですか?」

 

レウス「…………チョコか……チョコはビターに限る」

 

バギ「いや、ミルクですね」キッパリ

 

レウス「ほう………君はミルクが好きなのか…」

 

バギ「ええ。甘くて美味しいじゃないですか」

 

レウス「ビターの方が良いと思うのだがな…」

 

バギ「ミルクですね」

 

レウス「ビターだ」

 

バギ「ミルクです」

 

レウス「ぐぬぬぬぬ…」

 

バギ「ぐぐぐぐぐ…」

 

ガチャッ

 

咲夜「チョコレートを作ったのだけど……って何をしてるの…」

 

レウバギ「「まさかのホワイト!?」」ガビーン

 

 

 

 

 

〜永遠亭〜

 

 

ルコラ「……もう一回言ってくれないか?」

 

永琳「姫様のお腹の中に、新(・)し(・)い(・)命(・)が(・)宿(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)わ(・)………これで五回目よ…」

 

ルコラ「…………」

 

ジャギ「…………」

 

鈴仙「…………」

 

ジャギ鈴((凄く居辛い……!!!))

 

なんで二人がいるのかって?看護師と看護婦みたいなものじゃないですか。何を今更。

 

ルコラ「………命…………命か……」

 

ジャギ「……大丈夫ですか…?」

 

ルコラ「………………私の…子(・)ど(・)も(・)……か……」

 

ジャギ(あ、駄目だこりゃ)

 

永琳「姫様にお酒を控えるように言っておいて頂戴。話は以上よ」

 

ルコラ「……分かった……………輝夜には…話したのか…?」

 

永琳「当然よ。……それが何か?」

 

ルコラ「いや…」

 

ルコラ(子ども………そういえば、命について考えた事など無かったな…………寺子屋にでも通って習うか?それとも……輝夜の側にいてあげるべきだろうか………私はどうすれば良いのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?ああああああああああああああ!!!嬉しいとも!嬉しいですとも!!!だがな、私は古龍だ。その私の子だ。もし……もし、生まれてくる時に輝夜に影響があったら…………ぬああああああああああああああああ!!!!!!駄目だ駄目だ…考えるな………大丈夫だ。うむ。だって蓬莱人だし。………いや…だが、もしもの場合……ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!)

 

 

きっと彼女なら、大丈夫であろう………多分。

 

 

 

 

ルコラ「読者の皆!私を呪うのは構わん!!だが、輝夜は祝福してやってくれ!!」

 

だそうです。

 

 

 

〜完〜

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