一匙のお姫様物語   作:とりるんぱ

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ごちうさが連載されているまんがタイムきららMAX3月号が本日発売されたので早速買いました。その感想を後書きに書いてみたのでよかったらご覧下さい。

……後書きってなんだっけ(哲学)


小説付ききららMAXの感想に成り下がってる感isある

「ほえ~」

 

ココアがドアを見上げたまま嘆息する。重厚そうな外見のそれには、戦車のレリーフが彫られてあった。何故そんなものをドアに、と思ったが、それは本人の趣味の問題である。俺がどうこういえる話でもない。

 

ともあれ、先程と同じように俺はそのドアをノックした。中からはまたもや「どうぞ」の声。

 

「リゼ、入るぞー」

 

そう言って入室する。

 

リゼは腕組みをしながら俺を見てかぶりを降っていた。

 

「どうしたんだリゼ」

 

「いや、これでこそいつものヒョウだと思ってな」

 

「ああ、成る程……」

 

納得した。俺もリゼと同じように腕組みをしてかぶりをふっていると、

 

「何の話ー?」

 

ココアが額に?マークを浮かべていた。

 

「なんでもないよ」

 

リゼはココアたちをジェスチャー、というかハンドサインで座らせた。

 

「それにしても、わざわざ来てくれなくてもよかったのに」

 

リゼはソファーの背もたれに寄っ掛かりながら言う。

 

対するココアとチノは、女子らしく背筋をピンと立てた。

 

「心配だったし、リゼちゃん家にも来てみたかったから~~」

 

「凄く立派なお宅です。父がリゼさんのお父さんによろしくと言っていました」

 

「伝えておくよ」

 

女子三人がしめやかにお喋りを楽しんでいると、

 

ーーコンコン

 

ノック音がリゼの部屋に響き渡った。

 

「どうぞ~~」

 

リゼの返答を聞いて、恐る恐るドアが開かれる。

 

はたして現れたのは、メイド服に身を包んだシャロであった。隣には千夜もいる。

 

「先輩……お茶をお持ちしました」

 

お盆にティーカップとティーポットを置いて持ち運ぶシャロは、妙にメイドさんらしいというか、様になっていた。そんな彼女を見て、チノが一言。

 

「メイドさんがいました」

 

シャロは狼狽した。

 

「来てたの!?」

 

「シャロちゃん、ここでもバイトしてたんだー」

 

惚けた顔で言うココアに、

 

「ええ。ついに転職を見つけたみたいなの」

 

千夜は流れる様に嘘を教えた。

 

「お馬鹿ー!罪滅ぼしよー!!」

 

「「罪滅ぼし?」」

 

どういうこと?と顔を見合わせるココアとチノ。そんな二人にシャロは嘘を教えた千夜へ制裁(軽いチョップ)を喰らわした後、説明を始めた。

 

といっても俺はさっき説明を受けたわけであるし、わざわざもう一回真面目に聞く意味もない。俺はシャロの話を聞き流した。

 

「それより折角来たわけだし、その……遊んでいかないか?」

 

そろそろシャロの話が落ち着いてきた頃合いか。そう思って再び会話に入ろうとすると、リゼがトランプ片手にそんなことを言っていた。そんなリゼに、

 

「ケガに響くと悪いしもう帰るよ」

 

とココア。

 

「名残惜しいですが、私達ももう仕事があるので……」

 

とシャロ。

 

「それじゃあ、俺も仕事があるので……」

 

と俺。

 

「お前は今日一日私の使用人になるって約束だっただろ!」

 

「いや~、皆帰る的なこと言ってるから俺もその波に乗っておこうかと思って」

 

そんなやりとりをかわしていると、千夜は俺たちの方を見て、

 

「あらあら、仲良しさんね。それじゃあ私達はこの辺でおいとましましょうか」

 

と言って帰り始めた。千夜に続くようにココア達も帰り出す。

 

「ま、待って……」

 

ココア達を呼び止めようとしたのか、リゼは立ち上がろうとして、

 

「痛ッ!?」

 

捻挫した側の足を押さえてうずくまった。

 

「リゼちゃん大丈夫!?」

 

リゼを心配して駆け寄ってくるココア。

 

そんなココアに、リゼは、

 

「動くな」

 

銃を向けたのであった。




まんがタイムきららMAX3月号感想





【ご注文はうさぎですか?】 ココア達が古物市に参加する話。冒頭でココアが「コーヒーを捨てた雑貨店ラビットハウス開店~!」と宣っていたのには笑った。雑貨店の売上がラビットハウスよりも良かったのも笑った。

【ステラのまほう】 まさかこの作品がアニメ化されるとは思ってませんでした。キャラットのNEW GAME! といい、ゲームをクリエイトする日常系がホットなのかねえ。

【きんいろモザイク】 修学旅行回その1。なんか3年生になってから綾がツッコミ役になったなあと思っていたら、

綾「にやけてないってばバカッ!」

満面の笑みでこう仰ってくれました。やっぱ綾は綾だった。

【こみっくがーるず】 かおすちゃんのお母さん襲撃回。かおすちゃんが二人いるぜやったあ。

【彼氏ってどこに行ったら買えますの!?】 まさかの最終回。日常系の最終回といえば卒業式とかだけど、この作品は日常のまま最終回を迎えました。日常に始まり日常に終わる、そんな日常系を僕も書いてみたいです。




大まかな感じで言うとこんなところでしょうか。他にも色々と言いたい作品はあるのですが、書いてるうちに「誰得だこれ……」っていう自分の中の冷静な一面が私に語りかけて来たのでこの辺で止めにします。

関係ないですが、ごちうさの二次創作を書いてる皆さん、是非まんがタイムきららMAX、毎月購読しましょう。

「リゼの部屋に置いてある縫いぐるみは全てリゼの手作り」等の後付け設定はいつ出てくるか分かりませんよ!
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