INFINITE STRATOS CODE:7thD   作:赤目先生

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お待たせして申し訳ありません。Warframeやってたら遅くなりました。クラス対抗戦です。

それではどうぞ!


第六話

更識生徒会長と別れて、夕食を摂り、鍛錬が終わり、すっかり夜になってしまい部屋に戻ると

 

「これは一夏が悪いでしょ!」

 

「うんうん、それは織斑君が悪いよ」

 

 すっかり意気投合している澪と鈴が何やら話し合っていた。

 

「あ、おかえり」

 

「うん、ただいま」

 

「邪魔してるわよー」

 

「何か一夏がどうのって聞こえたが、何話してたんだ?」

 

 話してたの内容が気になるから聞いてみたところ、鈴が中国に戻る際に、一夏に告白したが、日本の『毎日味噌汁を~』という告白を鈴なりにアレンジして伝え、ようやく帰ってきてその告白の返事を貰おうとしたが、一夏は『毎日酢豚を奢ってくれる』という風に解釈したらしい。それを聞いた澪は鈴に同情し、その後、鈴の様々な話を聞いていたそうだ。

 

「あー、話したらなんかスッキリしたわ。ありがとう」

 

「私でよければいつでも相談に乗るよ」

 

「そうだな、とりあえず鈴はストレートに伝えられるようにしような」

 

「そ、そんなの出来る訳ないじゃない!」

 

 何を恥ずかしがっているのやら。思いはしっかり伝えないと意味がないのにな、後ライバルも多いみたいだし。

 

「そういえばあんた達ってどうやって付き合い始めたのよ」

 

 澪と同時に目が合う……………………

 

「何しれっと目だけで会話してんのよ」

 

「付き合い始めたのは中学2年のときだ。告白は俺からってことになるな」

 

「詳しく聞かせなさいよ。まだ時間もあるし」

 

 チラリと時計を見ると、消灯時間まではまだ余裕がある。ちょっと長くなるけどいいだろ。

 

「あれは中学2年の8月の話だ―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「おかしいな、澪のやつ、家に居ないのか?」

 

 今日は澪の家族と俺の家族と一緒に海に行く予定で、澪の両親が昼ごろに帰ってくるまで、澪の家にいることになっており、今家の前にいるのだが、インターホンを押しても返事が無い。

 

「鍵も閉まってるしなぁ―――ん?」

 

 ポケットに入れておいたスマホから着信音が聞こえてきた。どうやら那雲博士からみたいだ。

 

「もしもし、どうしたんですか?」

 

「剣君! 今どこにいるのかね!」

 

「え? 澪の家の前にいますけど、何かあったんですか?」

 

「落ち着いて聞いてほしい。実は―――」

 

 それを聞いた瞬間、俺は自宅に全力で走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は今、渋谷近郊にある廃墟に来ていた。博士の話によると、澪が身代金目的で誘拐されたというのだ。そこに木刀1本でこれから乗り込むつもりだ。

 

「見たところただの倉庫って感じだな」

 

 一通り周りから中を見たが、20人程のナイフやバット、拳銃で武装した男がいるだけだ。倉庫の最奥に澪がいた。その付近に監視が2人、他の奴らは身代金を待っている様子で、成功したと思い油断し切っている。

 

「仕掛けるなら今だな」

 

 側面の窓の鍵が開いていたから、そこから侵入する。まずは近くにいる固まっている4人の木刀で後頭部を殴り、気絶させる。残り16人だが、こいつらが倒れた時の音で他の奴らが気付く。

 

「侵入者だ―――」

 

 一番近くにいた男の顔面を殴ると気を失った。次にナイフを持った3人が切りかかってくるが、ナイフを躱し、通り過ぎると同時に気絶させる。これで残り12人。

 

「剣ぃ!!」

 

「今助けてやるから待ってろよ!」

 

 おもいっきり地面を蹴り、拳銃を持った男の目の前まで跳び、殴り飛ばす。次に近くにいた男を木刀で吹き飛ばす。その間に後ろから近付いてきたやつを後ろに振り向きながら側頭部を殴る。その後、続けて誘拐犯共を木刀で気絶させていく。

 

 そうこうしている内に残りは澪の近くにいる男1人だけになっていた。俺がそいつに近寄ろうとすると

 

「動くんじゃねぇぞ! 動いたらこの女がどうなるかわかってんだろうな!!」

 

 あろうことか澪の米神に銃口を押し付けやがった。その瞬間、俺の中で何かが切れる音が聞こえた気がした。

 

「俺の……」

 

 突きの構えを取り、腰を落とす。どこか遠くの場所から男の声が聞こえる。

 

「俺の愛する人に手を出すんじゃねええええええ!!」

 

 常人には捉えられない速度で近付き、男の額に一閃―――その後の事はよく覚えていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺が犯人グループを無力化し、その後突入してきた警察が全員を逮捕。俺と澪は、後日に事情聴取ということで今日はもう帰ってもいいとのことだった。その帰り道

 

「剣、今日はありがとね」

 

「いいんだよ。澪の為だしな」

 

「そ、それとね…」

 

 澪が立ち止り赤い顔をしながら手をもじもじさせている。

 

「今日のあれって、本当の事なの?」

 

「あれ?」

 

「ほ、ほら。愛してるって言ったこと……」

 

 …………そういえば俺、あの場面で言ってたなぁ。あはは、今になって恥ずかしくなってきた。

 

「じゃあ、改めて―――――俺と付き合って下さい」

 

「―――こちらこそ。よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ということがあって今に至る訳だ」

 

「へぇ……なんか凄い告白ね」

 

「あの時の剣、とってもかっこよかったよ」

 

「そうか? ならよかったのかな。ところで鈴、時間やばいぞ」

 

「え? あっほんとだ! また明日ね!」

 

 そう言ってドタバタしながら部屋を出て行った。今日はいろいろあったなぁ。そして、シャワーを浴びて今日はもう寝ようとすると

 

「どうしたんだ澪?」

 

「あの日のこと思い出して、こわくなっちゃったから、一緒に寝てもいい?」

 

 上目遣いで目を潤ませてこちらを見てくるのは反則だと思う。

 

「いいよ。ほらおいで」

 

「お、お邪魔します……」

 

 澪がベッドの中に入り込んでくる。その時にふわり、と良い匂いがした。こんなことはあまり無かったから、その日の夜は、緊張であまりよく眠れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 いよいよ今日はクラス対抗戦だ。対戦カードは1組対2組、3組対4組となっている。あの日から数日経ち、鈴の怒りも静まるかと思ったが、一夏の心無い一言でさらに激怒。結果、現在アリーナの中央で行われている言い争いだ。ちなみに、俺は観客席で澪と一緒に見ている。

 

『それでは、クラス対抗戦、1組対2組を始めます』

 

 その言葉の後にカウントが始まる。一夏と鈴が互いの得物を構える。

 

『2―――1―――0―――』

 

 0と同時に二人が武器を打ち付けあう。鈴のIS『甲龍(シェンロン)』の2つある近接武器『双天牙月』を交互に振るう。一夏はそれを雪片で弾くか避けているだけでなく、反撃も織り交ぜているが、そう簡単には当たらない。さらに鈴は、双天牙月を連結させ、バトンのように振り回す。

 

 流石に避けきれなくなった一夏は一旦距離を置く。だが、それを待っていたかのように鈴はニヤリと笑う。甲龍の肩にある非固定部位が開いたと思ったら、一夏が吹き飛んでいた。

 

「剣、今のはいったい?」

 

「何か撃ち出したような感じだったが……空気か?」

 

 鈴がそれを何度か撃ち出す。一夏は最初は被弾していたが、何度か見ることで慣れてきたみたいだ。そして、零落白夜を起動しながら突撃し、あと少しといったところで―――

 

 轟音と共に、アリーナ中央に何かが落ちてきた

 

 煙が晴れ、そこには謎のISがいた。腕が異様に長く、そして大きい。しかも全身装甲でどんなやつが乗っているのかもわからない。だが、あれが敵だということだけはわかる。

 

『緊急事態です! 生徒の皆さんはすみやかに避難してください!』

 

 山田先生の声で放送が流れる。それを理解した瞬間、生徒たちが一斉に出口に向かって走り出す。しかし、扉はロックされているらしく、ビクともしない。俺はISを展開して扉まで近付く。

 

「皆! 俺が壊すから離れていてくれ!」

 

 皆が離れたのを確認して、扉の中央に亀裂を1本入れ、ISのパワーアシストを使い人2人分の隙間を作る。

 

「2人ずつ焦らずに脱出していってくれ!」

 

 俺の言ったことを守ってくれて、2人ずつ冷静にアリーナから出て行く。さて、次だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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同時刻、剣が扉を斬り開き生徒を逃がし、次に向かった方向と逆の方。そこには水色の髪をし、眼鏡を掛けた眠そうな目をした少女がいた。その少女の名は、更識簪。剣の行動を見て、大人しくしていようと考えているようだ

 

「かんちゃん、あまっちが来るの最後になりそうだよー」

 

「うん、それで?」

 

「このままだと危険だから開けてほしいな~って」

 

 はぁ……このままなら大丈夫だと思うけど―――!! 少し上にあのレーザーが当たった。確かに危険だし、本音の頼みだからきいてあげようかな。

 

「仕方ないなぁ、貸しだからね」

 

「うん、今度お菓子作るよ!」

 

 本音の言葉を聞き流しながら、眼鏡のディスプレイ表示機能でキーボードを表示する。あまり目立ちたくないから座っている所からハッキングを開始する。IS学園程度のセキュリティなら余裕だ。

 

「…………はい終わり」

 

 エンターキーを弾くと観客席の扉が開いていく。そしてそこから人が流れ出ていく。周りにはばれたかもしれないけど、まぁいいか。私もさっさと避難しようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ようやく3つ目が終わった。2つ目の途中から他の扉が開いたが、誰かいたのだろうか。それより、後はあのISだけだが、一夏と鈴だけでも大丈夫だろう。俺も参戦しようか

 

『剣! そっちに行った!』

 

 一夏からの通信が聞こえたと同時に後ろに跳ぶ。すると、あのISがレーザーを撃ち込み、バリアーを突き破ってきた。どうやらやる気満々みたいだ。

 

「仕方ないから相手してやるよ」

 

 両手に七星剣を展開し、一気に近付き『旋風舞い』を行い、12の斬撃をくらわせる。この攻撃で右腕の砲身を潰すことに成功した。

 

『剣、そいつは無人機だ。遠慮せずやってやれ!』

 

 一夏はどうやらSEがほとんど尽きてるみたいで、こっちにこれない様子だ。一夏の代わりにこいつに引導を渡してやろう。無人機に急接近し、

 

「燃えよ十字!」

 

 刀から炎を上げながら十字に斬り裂く。すると、斬り付けたところからも炎が上がり、無人機を焼いていく。炎が消えたときには、既に無人機は動かなくなっていた。ちなみにどうやって炎を出したのかというと、刀の鞘から炎が出てくる仕組みになっているのだ。

 

 

 無人機が二度と動かないのを確認し、教師部隊に引き渡す。このISを破壊したことで、アリーナにかかっていたロックが解除されたみたいだ。そうだ、扉を開けたのが誰か気になるな。まぁいいか、今日はもう帰ろうかと思った矢先、織斑先生に捕まった。

 

「天野、お前には話がある」

 

「……扉勝手に壊してすみませんでした」

 

「ほぉ、わかってるじゃないか。さぁ、事情聴取も含めて話をしようか」

 

 嫌だああああ! 死にたくない! 死にたくな―――――




今回はいかがでしたでしょうか? ISキャラをまず一人、S級に改変しました。戦闘シーンはあっさりしすぎですかね?

感想・ご指摘・その他諸々が御座いましたら、お気軽にお書き下さい。

また次回!
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