それでは始まります!「亡国機業は今日も平和です。」お楽しみください!
また、特別編は少し未来のお話になっており、原作最新刊で出てきたキャラが出てきます。
作者の新連載「穴掘り少女は今日も行く」もよろしくお願い致します。具体的にはコメントとか(露骨な宣伝)
クリスマスだよ!全員集合!つーことで、特別編だ!コラー!
「はい、と言うわけでクリスマスパーティーです!」
「「「「「「イエアアアアアアアアアア!」」」」」」
亡国機業日本支部に集まったメンバーは、皆一様に色めき立っていた。
無理もない、常日頃から過酷な任務に就いているのだから・・・
こら、そこ!過酷な任務に疑問を持つんじゃない!あのキチガイ共が例外なの!
他はまともだから!マトモダカラ!
では、そんなキチガイ共のパーティーを覗いてみよう!
「おい、オータム!それ俺の鶏!」
「良いじゃねぇかフェイゲン、ほらこの酒やるから」
「おっ!山崎の25年か!良し、それで手を打とう」
鶏と酒の物々交換が成立、オータムがローストチキンにかぶり付き、フェイゲンがウイスキーを呑む。
「いやぁ、たまにはこういうのも良いな」
「まったくだ、最近の仕事は暇でしょうがねぇ」
言うほど仕事してないだろ、とか言ってはいけない。キチガイ共の餌食になるからだ。
すると、長身の女が話しかけてきた。
「やあやあ、お二人サン。呑んでるかイ?」
「おう、アーリィ。お前もどうだ?」
「いいネ、貰おうカ」
長身の女、アリーシャ・ジョセスターフがフェイゲンからグラスを受け取り、一気に煽る。
「くハハ、効くネェ。ウイスキーもたまにはいいネ」
「そりゃ良かった。しかし、アーリィよ、今日は着物じゃないんだな?」
アリーシャはいつも着ている着物ではなく、真っ赤なドレス姿であった。
「ん~?なんだイフェイゲン、着物の方が良かったのカ?」
アリーシャがニヤニヤしながら聞いてくる。
「ああ?珍しくめかし込んでるから、不思議に思ったんだよ」
「ひどいのサ、オータムこのグラサンひどいサ!」
「落ち着けよアーリィ、フェイゲンはこんなヤツだろう?」
「なんだよ二人して、ヒデェな」
フェイゲンが苦笑しながら酒を呑み、オータムとアリーシャが話していると、不意にカメラのフラッシュが焚かれた。
「ん、おおアヤイチか。どうした?」
「アヤヤ、我等が亡国機業の主戦力の三人揃っての場面ですからね、撮らなきゃ損ですよ」
「いつでも撮れるじゃねぇか」
「いえいえ、オータム。こんな絵はなかなか撮れませんよ」
「そうか?割りといつも通りだろ。そうだアヤイチ、これ食うか?」
「せっかくですから、いただきましょう」
アヤイチとオータムが話しながら食事をしていると、アリーシャがアヤイチに質問をした。
「そういえば、アヤイチ。マドカはどうしたんダ?」
「マドカですか?それなら、ほらあそこに」
アヤイチが指差した先には、バイキングコーナーで様々な料理を山の様に積み上げたマドカの姿があった。
「何やってんだアイツ?」
「大方、普段あまり見ないような食いもんがあるから、欲張って積み上げたんだろう」
「ああやって見るト、マドカもまだまだ子供なのサ」
「そうですね、あ、折角ですから一枚撮っておきましょう」
アヤイチがカメラのシャッターを切るとマドカが此方に気付き、えっちらおっちらと歩いてきた。
「おいアヤイチ、写真を撮ってないで手伝え」
「アヤヤヤ、積みすぎですよマドカ」
「マドカ、アーリィの隣が空いてるぞ」
「む、そうか。すまんアーリィ、少し寄ってくれ」
「いーヨ、あっそのカルパッチョちょうだイ」
「ほれ、ついでにこのローストビーフも分けてやろう」
「ありがとなのサ」
マドカがアリーシャの小皿にカルパッチョとローストビーフを取り分けるその横で、オータムとフェイゲンがなにやらキョロキョロと辺りを見回し始めた。
「どうしたのサ?二人とも」
「いやな、大将とスコールが居ないと思ってな」
「フェイゲン、レインとフォルテも居ないぜ」
「あの人達なら、別室でやってる幹部会に出てますよ」
「「ああ、そうだそうだ、そうだった」」
「スコールとジンクは分かるが、何故あの二人も一緒なんだ?」
「ほらマドカ、レインはスコールの親類ですし、フォルテはレインのパートナーですから、その関係でしょう」
「なるほどな、そういうことか」
「そういう訳だからサ、今日は好きにできるのサ」
いつも好き勝手やってるとか言ってはいけない。あなたのお家にキチガイ共がやって来るぞ!
キチガイ共の大人しい宴は続く
いかがでしたでしょうか?
クリスマスはもう過ぎてる?知ってるよ!この世界ではクリスマスだよ!クリスマスなんだよ!
次回予告
あのキチガイ共がおとなしく出来るわけもなく
「ジンク!いいからエビ焼けエビ焼け!」
エビを焼かされるジンク
「おいそれ、レイン入ってんだろ」
「入ってないッス」
「フォルテかよ?!」
新入り、キチガイ共の洗礼を受ける
「天災兎のパンツ写真!5000から!」
突然始まるオークション
キチガイ共は聖夜だろうがおとなしくしない!
次回
クリスマスパーティー!後編!
お楽しみに!