亡国機業は今日も平和です。   作:ジト民逆脚屋

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どうも、スコールよ。「亡国機業は今日も平和です。」第8夜になるわ。前もって言っておくけど、今回のキチガイ共は本当に大人しいわよ。

それでは始まります!「亡国機業は今日も平和です。」お楽しみください!

また、特別編は少し未来のお話になっており、原作最新刊で出てきたキャラが出てきます。


作者の新連載「穴掘り少女は今日も行く」もよろしくお願い致します。具体的にはコメントとか(露骨な宣伝)


クリスマスパーティー!前編!

クリスマスだよ!全員集合!つーことで、特別編だ!コラー!

 

「はい、と言うわけでクリスマスパーティーです!」

「「「「「「イエアアアアアアアアアア!」」」」」」

 

亡国機業日本支部に集まったメンバーは、皆一様に色めき立っていた。

無理もない、常日頃から過酷な任務に就いているのだから・・・

こら、そこ!過酷な任務に疑問を持つんじゃない!あのキチガイ共が例外なの!

他はまともだから!マトモダカラ!

では、そんなキチガイ共のパーティーを覗いてみよう!

 

「おい、オータム!それ俺の鶏!」

「良いじゃねぇかフェイゲン、ほらこの酒やるから」

「おっ!山崎の25年か!良し、それで手を打とう」

 

鶏と酒の物々交換が成立、オータムがローストチキンにかぶり付き、フェイゲンがウイスキーを呑む。

 

「いやぁ、たまにはこういうのも良いな」

「まったくだ、最近の仕事は暇でしょうがねぇ」

 

言うほど仕事してないだろ、とか言ってはいけない。キチガイ共の餌食になるからだ。

すると、長身の女が話しかけてきた。

 

「やあやあ、お二人サン。呑んでるかイ?」

「おう、アーリィ。お前もどうだ?」

「いいネ、貰おうカ」

 

長身の女、アリーシャ・ジョセスターフがフェイゲンからグラスを受け取り、一気に煽る。

 

「くハハ、効くネェ。ウイスキーもたまにはいいネ」

「そりゃ良かった。しかし、アーリィよ、今日は着物じゃないんだな?」

 

アリーシャはいつも着ている着物ではなく、真っ赤なドレス姿であった。

 

「ん~?なんだイフェイゲン、着物の方が良かったのカ?」

 

アリーシャがニヤニヤしながら聞いてくる。

 

「ああ?珍しくめかし込んでるから、不思議に思ったんだよ」

「ひどいのサ、オータムこのグラサンひどいサ!」

「落ち着けよアーリィ、フェイゲンはこんなヤツだろう?」

「なんだよ二人して、ヒデェな」

 

フェイゲンが苦笑しながら酒を呑み、オータムとアリーシャが話していると、不意にカメラのフラッシュが焚かれた。

 

「ん、おおアヤイチか。どうした?」

「アヤヤ、我等が亡国機業の主戦力の三人揃っての場面ですからね、撮らなきゃ損ですよ」

「いつでも撮れるじゃねぇか」

「いえいえ、オータム。こんな絵はなかなか撮れませんよ」

「そうか?割りといつも通りだろ。そうだアヤイチ、これ食うか?」

「せっかくですから、いただきましょう」

 

アヤイチとオータムが話しながら食事をしていると、アリーシャがアヤイチに質問をした。

 

「そういえば、アヤイチ。マドカはどうしたんダ?」

「マドカですか?それなら、ほらあそこに」

 

アヤイチが指差した先には、バイキングコーナーで様々な料理を山の様に積み上げたマドカの姿があった。

 

「何やってんだアイツ?」

「大方、普段あまり見ないような食いもんがあるから、欲張って積み上げたんだろう」

「ああやって見るト、マドカもまだまだ子供なのサ」

「そうですね、あ、折角ですから一枚撮っておきましょう」

 

アヤイチがカメラのシャッターを切るとマドカが此方に気付き、えっちらおっちらと歩いてきた。

 

「おいアヤイチ、写真を撮ってないで手伝え」

「アヤヤヤ、積みすぎですよマドカ」

「マドカ、アーリィの隣が空いてるぞ」

「む、そうか。すまんアーリィ、少し寄ってくれ」

「いーヨ、あっそのカルパッチョちょうだイ」

「ほれ、ついでにこのローストビーフも分けてやろう」

「ありがとなのサ」

 

マドカがアリーシャの小皿にカルパッチョとローストビーフを取り分けるその横で、オータムとフェイゲンがなにやらキョロキョロと辺りを見回し始めた。

 

「どうしたのサ?二人とも」

「いやな、大将とスコールが居ないと思ってな」

「フェイゲン、レインとフォルテも居ないぜ」

「あの人達なら、別室でやってる幹部会に出てますよ」

「「ああ、そうだそうだ、そうだった」」

「スコールとジンクは分かるが、何故あの二人も一緒なんだ?」

「ほらマドカ、レインはスコールの親類ですし、フォルテはレインのパートナーですから、その関係でしょう」

「なるほどな、そういうことか」

「そういう訳だからサ、今日は好きにできるのサ」

 

いつも好き勝手やってるとか言ってはいけない。あなたのお家にキチガイ共がやって来るぞ!

 

キチガイ共の大人しい宴は続く




いかがでしたでしょうか?

クリスマスはもう過ぎてる?知ってるよ!この世界ではクリスマスだよ!クリスマスなんだよ!

次回予告

あのキチガイ共がおとなしく出来るわけもなく

「ジンク!いいからエビ焼けエビ焼け!」

エビを焼かされるジンク

「おいそれ、レイン入ってんだろ」
「入ってないッス」
「フォルテかよ?!」

新入り、キチガイ共の洗礼を受ける

「天災兎のパンツ写真!5000から!」

突然始まるオークション

キチガイ共は聖夜だろうがおとなしくしない!

次回
クリスマスパーティー!後編!

お楽しみに!
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