亡国機業は今日も平和です。   作:ジト民逆脚屋

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はい、どうも。逆脚屋です。

え~、最近ですね。感想返信が出来たり出来なかったりしてますが、それには理由がありましてですね。

新しくきた上司が最悪で、何というか、使えない。
奴が通れば二度手間の嵐で、もう1人の上司と尻拭いの毎日で御座いまして、ストレスと体がヤヴァイ。
ふひ!

感想は全て読ませていただいております。皆様の感想が逆脚屋を動かす原動力でございます。

あ、後ですね、今回はとあるクトゥルフTRPG動画ネタがあります。まあ、タイトルで気付かれてると思いますけど

活動報告にちょっとした小ネタを書いたりしてます。


まったく、ミステリアスな米だ

「国家代表を殺せ?」

「ああ、殺してくれ」

 

オールドからの依頼、それにジンクとスコールは難色を示した。

 

「ねえ、オールド。私達も結構長い付き合いよね?」

「ああ、そうだな」

「だったら、分かるよな?俺達が何を言うか」

「ああ、分かるさ」

「馬鹿になったか?オールド。女権団体だけならまだしも、国家代表だと?」

「厄介極まりないわね、第一に私達はそちらの女権団体の処理の為に遙々ヨーロッパにまで来たのよ?」

 

元々、アジア支部の面々は機業に有害になった女権団体の処理の為にヨーロッパ支部を訪れた。

飼い主の手を噛む飼い犬は要らない、利益よりも不利益が大きくなってきた団体を一つ秘密裏に処理する。

その為だった筈が、最大級のオマケが引っ付いてきた。

 

ジンクとスコールも、オールドからの依頼とあって何ならかの追加依頼があると踏んでいたが、これは予想外だった。

 

「知っているさ、俺が依頼したんだからな」

「だから、馬鹿になったかと聞いた。女権団体なら、幾らでも隠蔽は出来る。だがな、国家代表ともなれば話は別だ」

「一国の代表、それを殺すとなれば、それ相応の準備が必要よ。いきなりそんな事を言われても不可能よ」

 

二人の否定的な態度にオールドは、何処吹く風と余裕の態度を崩さない。

IS国家代表、自国の大統領を知らなくてもIS国家代表を知らない者は今の世の中に居ないと言われる程には有名な立場だ。

 

立場や名声、それにによる莫大な利益。国家にとって、IS国家代表とは金の卵を産む鶏を何羽も出荷する牧場であり金のなる木でもあるのだ。

それを殺すとなれば、生半可なものではない。

一介のスポーツ選手でありながら、国家の軍事力を象徴するシンボルなのだ。

 

「まぁまぁ、俺の話を聞いてくれや」

「何をかしら?」

「これ以上馬鹿話をするなら、俺達は帰るぞ」

「話は簡単だ、実にシンプルな話なんだよ。ドイツとフランスの国家代表とその取り巻きを殺してくれ」

「まんまじゃねぇか!」

「はぁ、オールド。あまりふざけるのも大概にして欲しいわね」

 

声を荒げテーブルを殴るジンクと形の良い目を細めながらオールドを睨み付けるスコール。

それに対し、オールドは変わらぬ様子で話を続ける。

 

「実はな、俺も身内の恥は身内で片を付けたかったが、そうもいかなくなってな」

「ああ?」

「あ~、もう良いか。恥ずかしい話、小金目当てで家の情報を売ってくれた奴が居てな、そいつと『腹を割って話』をした訳なんだが、そこで話が拗れたんだよ」

「どういう事かしら?」

「俺が依頼した女権団体の他に、その国家代表が絡んでる女権団体にも情報を売ってくれてた訳なんだわ」

「成る程、それでその二国から撤退する前に口封じをしたいと?」

「流石、話が早い。それでな、フランスはそっちの馬鹿に、ドイツはジンク、お前に任せたい」

「待て待て!まだ受けるとは・・・はぁ、もう良い。分かった、受けるよ」

「そりゃ助かる」

「私達二人は、ね」

「え?あ゙!」

 

オールドはスコールの言葉に一瞬だけ疑問を抱いたが、すぐに理解した。

アジア支部、現在の亡国機業において最大級の利益を算出している支部。

そのアジア支部の戦闘屋達、そいつらに興味を持たせないと話は進まないのだ。

 

「なあ?お前ら」

 

この依頼を受けるかと、オールドが声をかけようと奴等を見た。

 

「アヤイチ、それは光っているのか?」

「ええフェイゲン、それはもうギンギラギンです。そして、然り気無い」

 

あ?

 

「それは、いったいどういうウェストをしているのかしら?ネクロス」

「それを今、考えているのですよ。クィーン」

 

突如として始まった謎の問答、それにオールドは困惑を隠せない。

クィーンとネクロスがやらかしてくれた数々のアレコレで慣れていた筈だが、そんな事は無かった。

 

「洗わない奴も居るらしいぞ?」

「それは、汚くないのかしら?」

「入れすぎてビシャビシャになったやつよりは良い」

 

アジア、ヨーロッパの戦闘屋達は有るのか無いのか分からない頭を捻りながら問答を続ける。

 

「ボクは少し冷めた感じの方が好き」

「え?何?何の話してんの?お前ら」

「それで結局、ライスのウェストとはなんだ?」

「まったく、ミステリアスな米だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「コシヒカリ」」」」」

「いったい何の話ぃ!」

 

何か真面目に問答をしているかと思ったら、米の話をしていただけのようだ。

 

「どうした、オールド。何かあったか?」

「お前らが、その何かだ!いったい何だ、何の話してるかと思ったら米!米の話か!」

「それ以外の何かがあったかしら?」

「あったよねぇ!つか、クィーンは知ってるよねぇ!」

 

 

オールド説明中・・・

しばらくお待ちください・・・

 

 

 

「という訳だ」

「「「「ふ~ん」」」」

 

割りと興味無さげな反応、これからの亡国機業の経営にも関わってくる内容の筈なのに、このあっさりとした反応。

 

「で、受けるか?」

「ん~、大将が受けるなら良いんでないの」

「興味がないのか?」

 

ジンクがフェイゲンに問うと、どうでも良さげな答えが返ってくる。

 

「なあ、大将。俺達はたかがテロリスト風情だ、テロリストがやることなんて殺しだけだ」

「まあ、そうだな」

「なら、やるさ。身内だろうが、な」

「ただな、ジンク。マドカとペイルとナイトメアの三人は留守番な」

「あの三人には殺しは、ね」

「子供を戦いの場に出す国や組織は長続きしないわよ」

「分かってる、つかよ、そんな事してみろ。マザーに殺される」

「あいつらは、何時か日の当たる場所に戻さないとな」

 

ジンク、スコール、アヤイチ、フェイゲン、オータム、クィーン、ネクロス、メフィストの順に席を立ち各々で準備を進める。

 

「それじゃ、目標の説明するぞ。目標はフランスとドイツの国家代表、この二人にはジンクとフェイゲンに当たってもらう」

「あぁ?私らはどうすんだよ」

「オータム達には、女権団体の処理を。今回はお前ら二人向きの戦場じゃないからな」

「広いのですか?」

「ああ、フランスは高高度における高機動戦闘、ドイツは重装甲重火力に特化した機体だ。先ず、狭い場所には・・・」

「それさ、IS起動させる前にジンクが狙撃すれば終わるんじゃ?」

 

メフィストの言葉に、全員が固まった。

 

「大将、最長記録」

「最新のライフル使って二㎞、IS使えば十㎞だ」

「それ、寧ろ砲撃じゃね?」

「ジンク、貴方人間辞めてるわね」

「クィーン、お前に言われたくない」

 

兎に角だ、オールドが続ける。

 

「幾らなんでも、向こうも狙撃は警戒している筈だ・・・」

「オールド、自信無くさないでくださいよ」

「・・・国家代表はジンクとフェイゲン、他は全員がやる。で良いか?」

「「「異議無~し」」」

「場所はフランス郊外にある機業名義のホテル、そこに二日後奴等が集まる」

「そこを強襲する訳ですか」

「そうだ、スピード勝負になる。各員に期待する」

「お前ら」

「なんです?大将」

 

オールドの後にジンクが告げる。自分達のやり方を

 

「俺達がやるのは戦闘じゃない、只の一方的な虐殺だ」

 

それを忘れるな。

 

「はっ、大将。所詮は殺しだ、刺激的にやろうぜ。だろう?」

「ああ、精々刺激的にやれや」

「よぅし、そんじゃ特製パイをお見舞いするぞう!」

 

鉛のな。

 

キチガイ共が動き出す。ケタケタ笑いながら、バカやりに。




その頃の幼年組とマザー

「あ゙ー!マドカ、そこで赤甲羅は卑怯だろ!」
「油断する方が悪い」
『お母さん見て、ガンヘッド』
「まあ!凄いじゃない。ナイトメアが作ったの?」
『うん』

亡国機業は今日も平和です。
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