それでは始まります!「亡国機業は今日も平和です。」お楽しみください!
感想欄でありました、配役についての質問のことです。
スコール ふじやん
ジンク ミスター
アヤイチ うれしー
フェイゲン、オータム、マドカ 大泉洋 やすけん リーダー
となっております。またこの配役は絶体では無く、変動がございます。
例
スコールがウィリー事件
ジンク経由大地行き、等
境ホラネタは兎が出るまでお待ちください。
何かリクエストが御座いましたら、活動報告にどうぞ
○月×日朝 九州行きフェリー内ロビー
ちょっとした騒動が有ったものの、フェリーに乗り込むことの出来た我々亡国機業。
10時間に及ぶ船旅はあの男を退屈はさせるには充分な時間であった。
「あえぁー、オータムまだ着かんのー?」
フェイゲンが情けないうめき声をあげながら、オータムに問い掛ける。
「まだに決まってんだろ、つーかさっき乗ったばっかだろ」
「飽きたんだよー、右見ても左見ても海しかねぇし」
「大人しくしてろよ」
「むりー、もうこの船沈めよーかなー?」
突拍子も無く、物騒なことを言い出す丸グラサン男フェイゲンを、白い目で見ながらジンクに声を掛けた。
「おいジンク、バカがなんか言い出したから何とかしろ」
「うぇろろろろろろろろ!」
ジンク! 船酔い!
「何船酔いしてんだ?!」
「ねぇねぇ、今どんな気持ち?自分で出したフェリーの旅で船酔いするって、どんな気持ちなんですか大将?アヤヤヤヤヤ!」
「お前も何煽ってんだ、アヤイチ!?」
「誰がバカだ!?オータムこの野郎!」
「今さらかよ!?」
中々にカオスな事になってきた船内、奇跡的に他の乗客が居ないことがせめてもの救いであろう。
「うぇっぷ、はい復活・・・」
「目ぇ、メッチャ泳いでますよ大将」
「ダイジョブダイジョブネ、オータム、フェイゲンなら煙草か酒を渡せば、大人しくなる」
「分かった、おい、フェイゲン・・・って居ねぇし、どこ行きやがった」
ロビーを見渡しても、丸グラサンが何処にも居ない。
「マジで何処行きやがった?」
「どうしたの?オータム」
「スコールか、フェイゲン見なかったか?」
「フェイゲンなら甲板の方にフラフラと歩いて行ったわよ」
「サンキュー、スコール」
礼を言い、煙草を自販機で買い、甲板へと向かう。
「居やがった。おーい、フェイゲン」
「んあ?何だオータム?」
「煙草持ってんじゃねぇか、せっかく買って来てやったてのに」
「おっ、マジで!丁度切れたのよ。助かるわぁ」
空になった箱を握り潰し、ごみ箱へ投げ捨てる。
「ほらよ、後で金払えよ」
「サンキュ、しかも俺の好きな銘柄!オータム愛してる」
「うるせぇよ、買って来てやったんだから、私にも寄越せ」
「ほい」
煙草の箱を指で叩き、一本だけ出し、オータムがくわえたのを確認し、火を点けてやる。
「ん・・・ ふー、マッズ。なんでこんな銘柄が好きなんだよ?」
「ヒデェな、良いじゃん『煙鳥』」
「メンソール系が一番だよ」
「え~、俺メンソール系苦手」
「見つけたぞ、二人とも」
マドカ、襲来
「お~、マドカじゃん。探検はもう良いのか?」
「子供扱いするな!フェイゲン」
「それは良いから、なんだよマドカ?」
「お?何だオータム、偉そうだな?」
「んだコラ、マドカこの野郎」
どうしてコイツらはこうなんだ?このままだと埒があかないので、マドカに煙草の煙を吹き掛ける。
「ゲホッ、何をするんだ!?フェイゲン!」
「なんか用があるんだろ?」
「スコールとジンクが呼んでる」
「スコールと大将が?」
「ああ、では先に行ってるぞ」
「なんだろね?行こうぜ、オータム」
「おう」
煙草を灰皿に押し付け、ロビーへオータムと向かう。
「うーい、大将、スコール。」
「来たか、二人とも」
「どうしたんだ?スコール、まだ到着じゃねぇだろ」
「ええ、まだよ。ただね、少し予定が変わったのよ」
「予定変更か、どう変わるんだ?」
「それは、俺から説明する」
船酔いから復活したジンクが口を開いた。
「我々は、フェリーを下船した後!」
「した後?」
「深夜バスに乗り、高知県に向かいます!」
は?!
「「「「なんっっでだよ!」」」」
「何故!Why ?!」
「バカか?いや、バカだ!」
「もうそのままIS 学園で良いじゃないですか!?」
「大将、スコール、時間無いの分かってんの?!」
上から順に、オータム、マドカ、アヤイチ、フェイゲンである。
「いやね、さっきジンクがサイコロ振ったら高知行きの目がでてね」
「またか?また大将か!」
「なにやってんですか大将?!」
「もういい加減にしてくれ!」
「お前はあれか?サイコロの神かなんかか?!」
カチッ
「んだとオータム!このすずむし!」
「アアン!?」
「お?なんだ悔しかったら鳴いてみろよ!チンチロリンってよぉ!」
「うるせぇよ!このかぶとむし!」
「おおん!」
「てめぇが、かぶとむしみてぇな脳ミソしてるから、こんなことになってんだろ!」
「ああ!やんのか!」
「おお!やってやらぁ!フェイゲンそこの窓開けろ!このかぶとむし、そっから放流してやる。来年の夏に出直して来やがれってんだ!」
「上等だごらぁ!アヤイチ虫籠持って来い!このすずむし、きゅうりの輪切りと一緒に虫籠に入れて、チンチロリン鳴かしてやる!」
突如勃発した『すずむしかぶとむし戦争』、この戦争は戦争途中でカメラが破損したアヤイチと、飲もうとした酒を割られたフェイゲンの二人により粛正という名の元鎮圧された。
○月■日朝 高知県 高知駅にて
『すずむしかぶとむし戦争』が終結し、無事に九州から高知へと到着した我々を待ち受けていたのは、想像以上のダメージを負ったメンバー達の姿であった。
「おはよーございます」
「「「「「おはよーございます」」」」」
「昨日はどうだった?よく眠れたかしら?」
「いやなスコール?分かってて聞くの止めようや」
「あら、どうして?」
「寝れないんだよ!」
「もう俺達、バスの中で寝れないんだよ!」
「フェイゲンなんてアレですよ、すごい夢見たんですよ!」
「ケツの肉が取れる夢を見たんだよ!」
「ウソでしょ?」
「ウソじゃねぇよ、ボロボロ取れてくんだよ!」
予想以上のダメージを負いながらも、高知県に辿り着いた我々亡国機業
そして、我々の運命を決めるサイコロが振るわれる。
「さあ、ここで1~3を出せばIS 学園行き!4~6を出せば九州に逆戻り!」
「頼むぞ、大将!」
「任せろ!」
サイコロを持ち、不思議な動きをするジンク、それに合わせて騒ぎ出す5人組。
「何が出るかな?何が出るかな?」
運命のサイコロが、今、天高く放られた。
「タララララン、ララララン!どうだ?!アヤイチ!」
「6です!6?!」
「嘘だろ、アヤイチ!」
「6・・・です、6なんです」
6・・・一般的なサイコロにおける、最大の数値。今回の場合は絶望の数値
「ジンク!お前マジでなんなん?!」
「え?何こっから九州行って、IS 学園行くの?」
「間に合わねぇって!」
「大将・・・」
「なんだ?フェイゲン」
フェイゲンが徐に口を開き、魂の叫びをあげた。
「この!ダメ人間!!!」
「すんまっせんしたー!」
この後、改めて時間を計算したところ、どう頑張っても間に合わねぇとなり、諦めてIS 学園へ向かうのだった。
いかがでしたでしょうか?
次回予告
IS 学園へと向かう亡国機業を待ち受けていたのは
「コンクリートジャングルを彩る夜景が、小林製薬の糸ようじ」
「なん・・だ・・・それ!」
そしてついに
「ぎゃははははは!見てたよルーキー共!なかなかやるじゃない?!ちょーっと時間かかりすぎだけどね!」
IS 学園襲撃