SHR中の1組
「はい、皆さん今日はなんと!二人の転入生が来ます!」
『なんですと!?』
「しかも一人は男の子ですよ!!」
『な、なんだって!?』
「では入ってきてください!」
「失礼します」
「失礼する」
あ、金髪の人が二人目?
ズキッ…
なに…急に頭が…
<多分近くに俺達と同類が居るんだろう……脳量子波は遮断しといてやるよ>
…ありがとう…。
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、皆さんよろしくお願いします」
その男子(?)シャルル・デュノアがにこやかに挨拶をした。…あれ?デュノアってあのデュノア社の?…怪しい…
礼儀正しい立ち振る舞いに中性的な顔立ちで、金髪を首の後ろで丁寧に纏めている。スマートな体型で特に誇張した印象もなく、正に貴公子と言った感じね。
だけど少し不自然な所もあるしね…女の子に近い背丈や顔だし…あ、お姉ちゃんが怪しんでる。
「こちらに僕と同じ境遇の方々が居ると聞いて、本国より転入を―――」
「き…」
「き?」
あ、ヤバイあの音響兵器がくる…耳を塞がなきゃ。
『『『きゃあああああああああああーーーーーー!!!!』』』
「男子、二人目の男子よ!!」
「しかも美形!!守ってあげたくなる系!!」
「みなぎってきたあああああ!!!」
さ、最後の人はなんだろう?
「貴様ら!静にせんか!!まだ一人残っているんだぞ!!」
あ、静かになった
もう一人は…銀髪で左目に眼帯を着けてるみたい…
「自己紹介をしてくださいね?」
「…ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
「え~…ボーデヴィッヒさんはドイツの代表候補生ですよ~」
するとボーデヴィッヒさんが私の近くによってきた。
<一夏、代われ>
え!?
するとボーデヴィッヒさんはビンタをかまそうとして千夏に止められた
「…何のつもりだ…?ボーデヴィッヒ…」
「私は認めないぞ…貴様が教官の妹など…認めるものか!!」
「勝手に言ってろ」
「おいおい、転入初日から喧嘩か?」
『『『!?』』』
「い、いきなり現れた!?だ、誰だ!?」
「あぁ…お腹痛い…」
<今度胃薬買おうな…>
うん…
「俺か?俺は黒月神威、まあ戦闘技術の顧問さ」
「あ、貴方があのCB社の社長ですか!?」
「おう、そうだぞ?」
「神威さん…お願いだから私の胃にダメージを与えないで…」ガクッ
「せ、先生!?い、一夏ちゃんが重症ですよ!?」
「あら?一夏?」
「あ~…少しほっといてやってくれ…そうすれば生き返る…」
「人をゾンビみたいに言わないで!?」
「ほらな?」
「みんなしてわたしをいじめるぅぅ…」
「…その何だ…一夏…がんばれ」
「その言葉で少しは救われる気がするよ…箒…」
「取り合えずだ、HRを終わる、各自着替えて第二グラウンドに集合!。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」
「「「はい!!」」」
「それと織斑、デュノアの世話をしてやれ、いいな?」
「わかりました」
第二グラウンド
「本日から実習を開始する!」
『はい!』
「ではまず戦闘を実践してもらう」
第2グラウンドでは一年の一組、二組の生徒達が整然と並んでいた。
「では凰、オルコット」
「「はい」」
「専用機を持っている貴様らなら早く展開できるだろ。前に出ろ」
「はい」「わかりましたわ」
「それで、私は凰さんと戦えばよいのでしょうか?」
「いや、貴様らの相手は…」
「この俺だぜ?」
『え?』
「ま、待ってください!?く、黒月先生がですか!?」
「安心しろ、今回はISを纏ってやるからな」
「あ、そうですか」
そう言って専用機、セラヴィーを纏った
「さぁ行くぜ?」
「「はい!!」」
三分後
『………』
「ふぅ…どうだったか?」
「何あれ…IS二機を合体させてたとか…論外よ…」
「しかもなんですの?あの強さは…代表じゃないのですか?」
「まぁ何だ?これから強くしていくつもりだ…がんばれ…」
「セラヴィーの背中にもう一機IS引っ付いてたのか…」
IS戦でも強かったですよ、神威さん。
神威君IS戦でも強かった。