タッグマッチの三日前
「タッグマッチリーグ…誰と組もうかな~…」
現在一夏はタッグを考えていた。
(あの鈴だったか?そいつでいいんじゃないか?)
確かにいいかも…でも大丈夫かな?
ついでにここは整備室である。
「あ、ISの整備しとかないと」
一夏は一度ISを起動させ、駐機状態にした。
「う~ん…やっぱり粒子の消費を抑えたいな~…」
(なら出力を下げれば良いじゃねえか)
「確かに…あれをこうして…これをああして…よし、粒子消費量が少しは減ったかな?」
彼女がアリオスの整備をしている所から少し離れた場所では水色の髪に紅い目のメガネをかけている少女が一夏の事を見ていた。
「あれが…彼女の専用機…」
彼女は更識 簪日本代表候補生である。ただ専用機は未だ完成していない。理由は日本政府が織斑春十の専用機を優先させたからだ。
だからこそ彼女は自分で専用機を作っていた。姉に追い付くために。だが今でも出来ているのはマルチロックオンシステムのみ。それ以外は全くできていなかった。
その頃一夏は
ん?誰か私を見ている…?別にいっか…
(おい)
「さて、ISの整備も終わったし…誰かそこに隠れてるでしょ、出おいで。」
「!?」
「貴女は…なんで私を見ていたの?」
「それは…気になったから…」
「あ、そうなんだ…」
「…うん」
「あ、名前聞いていい?」
「…更識 簪。あと…私の事は簪でいい」
「わかったわ、私は織斑一夏。私も一夏でいいよ?」
「…わかった」
「あ、タッグどうしようかな…」
「一夏もタッグ探してるの…?」
「あはは…そうなんだよね~…本当どうしよ…」
「…なら私と組まない?」
「え?いいの?」
「…うん。でもまだ専用機が完成していないけどね…」
「ありがとうね。あ、作るの手伝おうか?」
「…いいの?」
「うん。私の知り合いに組み方を教えてもらってるから少しはね」
「そうなんだ…それと一夏のIS…あれってガンダムの機体…?」
「た、確かに私のはガンダムだけど…どうしたの?って、何!?その目は!?」
簪の目は輝いていた。
「だ、だって過去にあったアニメの機体だよ!?それがISになってるんだよ!?凄いよ!!」
「え!?えぇぇぇぇ!?」
その後一夏は簪の話を三時間位聞かされていた。あと簪の専用機が完成した。
タッグマッチ当日
「これって絶対何かの陰謀だよね…」
「…うん」
電光掲示板にはこう書かれていた。
『一回戦 織斑一夏&更識 簪ペア
VS
ラウラ・ボーデヴィッヒ&篠ノ之 箒ペア』
「はぁ…まぁいいか…」
「…一夏、油断禁物」
「わかっているよ~」
そして試合前
「ほう…一回戦から貴様と当たるとはな…手間が省けたと言うものだ」
「だな…確かにお前を潰す手間が省けるもんだ」
「ふっ…笑わせるな…私が貴様を潰すのだ」
「どうだか…」
簪と箒は
「えっと…私は更識 簪…よろしく」
「あぁ、私は篠ノ之 箒だ…よろしく頼む更識」
「簪でいい…」
「そうか、なら私も箒でいいぞ」
「…わかった」
『それでは…試合開始!!』
「「ぶっ潰す!!」」
「参る!!」
「行くよ!!」
今回は常識的。