あとラウラに超兵であることを一夏は明かします
タッグマッチは中止に終わりはしたがデータ取りの為に一回戦のみが行われた。
中止の原因はラウラのISにこっそり搭載されていたVTシステムだった。
IS学園医務室
「うぅ…」
「目が覚めたか…」
「…私は…何が起きたのですか?」
「これは一応最重要案件で機密事項なのだかな…お前は、VTシステムを知っているな?」
「ヴァルキリー・トレース・システム…」
「そう、IS条約で研究はおろか開発、使用を一切禁止されている。それがお前のISに積まれていた。精神状態、機体ダメージの蓄積、そして何より搭乗者の意識、いや願望か。それらが揃ったら発動する仕組みになっていたらしい」
「…私が…望んだからですね…」
「…ラウラ・ボーデヴィヒ」
「は、はい」
「お前は誰だ?」
「私は…」
「誰でもないならちょうどいい。お前はラウラ・ボーデヴィヒだ」
「え…?」
「それから、お前は私になれないし、私がお前にもなれないぞ?」
そう言い残し千冬は立ち去った。
IS学園食堂
「結局、トーナメントは中止か~」
「仕方が無い…VTシステムの一件だから…」
「だが、個人データを取るために一回戦だけはやるらしい」
「へぇ…」
「どうしたの?」
「そのVTシステムだっけ?確か正式名称は…ヴァルキリー・トレース・システムだったね…」
「うん…VTシステムは過去のモンド・グロッソのヴァルキリーのデータを使って行動するシステム…」
「それがあったら不味いのでは?」
「だけどそのシステムを使ったら最悪死ぬ…」
「な、何故だ?」
「それは…ヴァルキリーのスペックに似せるから搭乗者お構い無しに行動する…」
「なるほど…」
「だけど零落白夜まで再現されているなんてね…」
「一夏のビームサーベルが切り裂かれた事?」
「うん…零落白夜はね?自身のSEを犠牲にすることで相手のエネルギーを消滅させることができる単一使用能力なんだ…」
「それが再現されていたのか…」
「そのせいで私のGNビームサーベルも簡単に切り裂かれたんだ」
「なるほど…」
「だけど物理に弱い…」
「いや…物理には切れ味が高い兵器扱いだから」
「そうなの?」
「そうなの」
「あ、そう言えばもうじき臨海学校があるはず…」
「む、そうなのか…」
「あ、忘れてた…」
「水着どうしよう…」
「新しいの、買おっか」
「ふむ、そうしよう」
こうしていろいろあったけど一日が終了した。
次の日IS学園1-1SHR時
「…今回は転入生を紹介します…」
何故か山田先生は苦笑い。
「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします♪」
『………え?』
「え~…デュノア君は、デュノアさんでした…」
「は…?」
「デュノア君は実は女だったの?」
「おかしいと思った~美少年じゃなくて美少女だったのね」
「あれ?昨日って男子が大浴場使った日よね?」
「俺は入ってないぞ?食堂で甘いものを食べていたからな」
「あ、そう言えばい居たような…」
ガラガラ~
教室のドアが開けられる音がした。
「お前ら~来月臨海学校だからな~。水着買うか何かするかしとけよ~」
『は~い』
「それじゃあ授業始めんぞ~」
黒月先生、実は教えるの上手?
授業は割愛させてもらうよ((by作者
休み時間、ラウラが私のところによってきた。
「その、織斑一夏…先日は叩こうとしてすまない…」
「え?別にいいけど…?後私の事は一夏でいいよ?」
「わかった…それと私もラウラで頼む」
「うん、わかったよラウラ」
「ふむ、それでだな?少し聞きたい事があるのだが…」
「私が答えれるものならいいよ?」
「すまない、でだ…一夏は”脳量子波”を知っているか?」
「ッ!?…ラウラ…その話は放課後の屋上でいいかな?」
「ああ…」
後の授業も割愛((by作者
放課後の屋上
「ごめんね?こんな場所で」
「いや、かまわないさ…それで脳量子波を一夏は知っているな?」
「知っているよ…いや、正確には”使える”かな?」
「なに!?」
「超人機関だっけ?そこに私も拉致されたときに連れていかれてね?その時に脳をいじられて体は人外じみた身体能力にされたんだよね…」
「まさか…」
「そ、私は超兵…なのかな?」
「だからか…その左目は…」
「そう言うこと…」
「そうか…すまない…辛い事を思い出させて…」
「別にいいよ…過ぎたことだし」
「そうか…」
「それと…俺を見てる奴は誰だ?」
「へぇ…この私の存在に気づくなんてね…」
「!?」
「あ?テメェが俺の脳量子波を乱すからだろ」
「へぇ…よくいってくれるじゃない…披検体E-57さん」
「チッ…俺をその名で呼ぶな雑魚」
「あら?貴女の方が弱いでしょう?」
「ハッ、脳量子波で得た超反射能力、その速度域に思考が追い付かねぇお前は雑魚だろ」
「舐めないでくれないかしら?」
「よく言うぜ、ただ動物の本能で動くだけのお前が」
「ふざけないで!」
彼女は怒りで我を忘れ攻撃に出るが
「だから動きも読まれるんだよ」
「な!?」
一夏はその攻撃を利用してアームロックの状態にされる。
「反射と思考の融合、それこそが超兵のあるべき姿だ」
「くっ…」
「あ、それとテメェ、名前教えろよ」
一夏は拘束を解いて自由にした
「…超兵一号、ルー・レイス…それが私の名前よ…」
「へぇ…わかったよ、」
そしてルーはどこかに逃げた。
「まあ、不便なんだけどね…」
「そ、そうか…」
「じゃあ寮に戻ろっか」
「そうだな…」
どうかな?
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