受験に追われて忙しいんですよ。
勉強なんて嫌いだー!!
(ノД`)・゜・。
…今回は前よりも少し長めです。
あの後、俺は巫女さん…いや、霊夢と呼んだ方がいいな。
博麗霊夢(はくれいれいむ)。これが巫女さんの名前だ。
ともかく、霊夢に今の状況を詳しく説明してもらった。
なんというか…聞いていく内に泣きそうになったよ…。
…いや、いつまでもクヨクヨしちゃいけないな。前向きに…ポジティブ考えていこう。
切り替えるのは重要、そうだろ?
…あれ、そういえば雅人は?
やべぇすっかりアイツの事忘れてた…。
取り敢えず聞いてみるか。
「霊夢、雅人…じゃなくて、俺と一緒に倒れてた男のところに案内してくれないか?」
「ん…?あーあの男ね?いいわよ、案内するわ」
意外とあっさり許可をもらった。
警戒心とかは無いのだろうか?
そそくさと霊夢が部屋を出ていくので俺はその後をついていく。
パッと見回す感じここは対して大きくない神社のようだ。
…そういえば言い忘れたが、霊夢には別に敬語じゃ無くても良いって言われたからタメ口で話してる。
まぁ今は関係ないか…。
「…この部屋に、あの男が居るわ」
俺が考えているあいだに着いたようだ。
俺はそれを聞いていてもたってもいられず勢い良く襖を開ける。
「雅人っ‼大丈夫か!?」
「…志鶴!?」
「お、噂をすればなんとやらだぜ」
襖を開けたら雅人と…なんだ、エプロン…いやメイド服?よく分からんがフリフリした白黒の服を着た女の子が居た。
「あら魔理沙、まだいたのね?」
霊夢が溜息を吐きながらそう言う。
まりさ…この白黒の名前だろう。
「いいだろ?むしろ看病してやってんだ、感謝しろよー」
「魔理沙が勝手にやってるだけじゃない。第一、別に助けてなんて言ってないわ」
「…おい霊夢。いくらなんでもその言い方はないだろう?」
白黒がプルプル震えながら言っている。
なんだか結構怒ってるな…。
「あら、私は正論を言っただけにすぎないわ」
「…うがー!もう限界だ‼霊夢、弾幕ごっこしろ‼私がボッコボコにしてやる‼」
「ふふ、望むところよ…っていうか今日はそれが目的だったでしょ?」
「それもそうだが…だけど今はイライラしてるからやりたいだけだ‼」
そう言うと、霊夢と白黒は外に出始めた。
俺達を蚊帳の外にして…弾幕ごっこ?ってのをやるらしい。
「あのー…僕らはどうしたらいいのかな…?」
雅人がおずおずと尋ねる。
「二人で色々と話してな。こっちはこっちで忙しいんだ」
白黒が雅人にそう投げやりに言った。
忙しいって…いったいどんなことやるんだ?
…まぁ、いいか。
「って雅人、お前体調は平気なのか?」
一番の疑問である。
何しろ、急にぶっ倒れるからな…。
「あ、もう全然平気だよ」
「そうか…なら良かった」
これでなんだか一安心したな。
<くらえ、恋符「マスタースパーク」‼
<当たらないわよ‼今度はこっちから…霊符「夢想封印」‼
外では霊夢と白黒の声が聞こえる。
本当に何やってるんだ…?
声聞くだけじゃ想像もできん。
「ねぇ志鶴。ちょっと聞きたい事が…」
「ん?」
俺に聞きたい事?
「ここ何処なの?神社ってことは聞いたけど、なんか僕達のところと違うとしか…」
「…は?お前、あの白黒からそれしか聞いてないの?」
「さっき起きたばっかりだからね」
「あぁ成る程…」
そりゃ分からんはずだ。
「じゃあ…説明していくけど、良いか?」
「うん、頼むよ」
「では始めるぞー。
俺達は幻想郷ってところに居るらしい。
その幻想郷にどうして俺たちが居るか聞いてみたが、博麗結界って言う幻想郷に覆う大規模な結界が一時的に崩れたと…。
これだけだとあまり俺達には関係ないと思われるが…その博麗結界は外の世界と挟む壁みたいなもの。
つまり、結界が崩れてしまったから幻想郷と外の世界との移動が可能になった。
その結果、俺達はこの幻想郷に迷い込んだ…って事だ。
一時的に崩れた博麗結界は既に直っているとのこと。
まぁそれゆえに、俺達は外の世界…元居たところには帰れなくなったと。
…っつーことだ。理解できたか?雅人」
「成る程…分からん、いや分かりたくない」
「…まぁ、そうなるな」
俺も似たような感じだったし。
ゆっくりともう一回説明するか…。
少年説明中…
「―――で、分かったか?」
「やっぱり…まだ信じられないけど…」
あれから数十分、どうやらやっと分かってくれたみたいだ。
それと同時に――
「だーっ!また負けたっ‼」
「私に勝つなんてまだまだ先よ」
――霊夢と白黒も…えーっと…なんとかごっこ?が終わって俺達が居る部屋に入ってきた。
よく見ると所々に傷がある。
そんなに激しい遊びなんだろうか?
「次こそは勝ってやるぜ‼」
「精々頑張ってちょうだい」
「余裕になるのも今のうちだ…見てろよ…‼」
ぐぐぐ、と白黒が唸る。
……いやいや、そんなことより
「なぁ…俺らのこと忘れてないか?」
「…あら、ごめんなさい。完璧に忘れてたわ」
「私もあまりにイラついて忘れてたんだぜ…」
「ったく…失礼だな」
俺達がまるで空気扱いじゃないか。
「まぁまぁ、志鶴もそんなに気にしちゃ駄目だよ」
「そうだぜ、雅人の言うとうりだ」
「忘れてた本人が何を言うか、この白黒女」
「私は白黒女じゃない!霧雨魔理沙(きりさめまりさ)って名前があるんだぜ‼」
「俺は猫宮志鶴だ。ま、よろしく」
「むぅぅ…‼なんだか気に入らないんだぜ‼」
ぷぅ、と魔理沙が頬を膨らませる。
まるで小学生だな…外見は高校生みたいだけど。
「…ねぇ、いきなりで悪いけど…貴方達、これからどうするの?」
本当にいきなり霊夢が質問してきた。
「どうする…って、なにがだ?」
「どこで生活するかってことよ」
「「え?」」
俺と雅人が同時に声を出す。
いや…生活する場所なんて考えてなかったよ…‼
「それはー…うん、あれだよ。野宿…とか?」
雅人が目を回して焦りながら答える。
「やめときなさい。その行為は命がいくつあっても足らないわ」
霊夢がピシャリと言ってくる。
「うーん…どうしたものか…」
俺が悩んでいると、魔理沙から声が上がる。
「だったら霊夢のとこに泊めさせてもらえば?」
「は?」
雅人がふぬけた声を出す。
「ここに泊めるぅ?まぁ一人くらいなら平気だけど…二人は厳しいわね」
「だったら私のところにも泊めてやるぜ」
「それならいいけど…どっちが私のところに泊まるのかしら?」
「私は雅人に来てもらいたいぜ…魔法を使う素質がある気がする」
「あら、そうなの?だったらこっちは志鶴ね」
霊夢と魔理沙が転々と話を進めていく。
「ちょ、ちょっと待て。いいのか?俺達がお前らみたいな女の子がいる家なんかに泊まて…」
「私は気にしないわよ?」
「私もだぜー」
二人は本当に気にしないのか、平然と言う。
普通は抵抗とか覚えるはずなんだけどな…。
…それはともかくとしても、泊めてくれるのはありがたい。
「二人がこう言ってる訳だし…それに甘えようかな。いいよな雅人?」
「もちろん」
雅人も同じ意見。
「じゃ、決定だな。私のところに雅人が来い」
雅人は魔理沙のところになったようだ。
「…と、なると…俺は霊夢のところかな?」
「ええ、そのとうりよ。明日から色々とやってもらうからね」
げ、それはめんどくさそうだな…。
「さて…私はそろそろ帰るぜ。雅人、行くぞ」
「あ、はい」
そう言って魔理沙と雅人は部屋に出て外に向かう。
外はいつのまにか暗くなり、すっかり夜になってしまった。
「じゃーなー!霊夢ー志鶴ー‼」
外に出た魔理沙が手をブンブン振りながら…雅人と一緒にどこからともなく出した箒に跨って飛んで行った。
「さて、今日はもう寝ましょう。疲れたでしょ?」
「確かにそうだな…もう寝たいよ」
「部屋は…ここで良いわよね?布団とかあそこの棚にしまってあるはずだから」
「分かったよ」
そう言って霊夢はどこかに行ってしまった。
大方、寝る準備でもするのだろう。
俺もさっさと準備して寝たいところだ…。
あー…しかし今日は本当に色々あったな…。
俺…これからどうなるのかな…。
…んん?今ふと思ったけど…魔理沙と雅人、箒に乗って飛んでたような…?
誤字脱字ありましたらどうぞ言ってください。
感想もお待ちしてます。
また、受験が近いため今月はもう投稿しません。
少なくとも2月~3月中旬になるかと思います。
※若干編集しました。
※今までのタイトルを若干変更しました。