とある幻想殺しの神器戦争   作:鳳翔大好きっ子

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皆さん、ホントお久しぶりです

長かった。

リハビリになっているので少し短いのは勘弁を

さてさて、堕天使との勝負はどうなるのか?
ご覧ください


堕天使との決着

「兵藤君、そっちに飛んだよ!」

「うおっと?!」

 

木場が兵藤に声をかけ、兵藤はそれに応えるように飛んできた光の槍に対して右に避ける。

塔城は槍がいったん射出しきった頃合いを見図って堕天使レイナ―レに突撃し、右腕で殴ろうとする。

が、右腕は透明の何かにぶつかり、堕天使に届く事はなかった。

 

「………これでは埒が明かないですね?」

「………そうだね。しかし、だからといって、このまま手をこまねいている暇はないんだけれどもね。」

「プロモーションしても届かないって…どうしたらいいんだ?」

三人は堕天使に対する決め手が足らない事に苦悩しており、今拮抗している状態だった。

「うおぉぉぉーーーーー!!」

突如大きな声がしたかと思うと、三人のいた場所を通りすぎ、堕天使に突撃する人影が見える。

その姿は三人が見知った顔。

 

 

 

上条当麻であった。

 

 

 

 

「当麻?!」

兵藤が大きい声をあげ、当麻を止めるかのように右腕を当麻の方に伸ばす。

が、堕天使は数本の槍を生成し、当麻に向けて発射させた。

 

「………くそ。」

 

当麻は向かってくる槍に右手を向け、槍を消していく。

 

「近づけやしないな…どうする?上条当麻。」

 

当麻は自身に向けて疑問を投げかけつつ、堕天使が生成し続ける槍を次々と消していく。

しかし、右手では対処できる数は限られるというもの、だんだん生成した槍の数に右手は対処できず、体を動かし、対処できないものは避けていくようになる。

堕天使から生成された次の槍が、当麻に向かってはじき出されようとする時、当麻はその槍を避けようとしたが、自身の位置を確認し、その足が止まった。

 

 

 

なぜなら当麻の後ろにリアス達がいたからだ。

 

 

 

 

これを避けてしまったら、リアスやアーシアにまで被害が及ぶ。

そう考えた当麻は、右手でその槍を受け止めた。

 

「!?当麻、左だ!」

 

突然、兵頭の声が聞こえ、右手を前にかざしたまま左の方を確認すると―――――

 

 

 

 

いつの間にか堕天使が作っていた槍が当麻目掛けて放たれているところだった。

 

避けられない。

当麻はそう感じ、左から来る槍を受ける覚悟を決めた。

そんな時だった。

 

 

 

 

「雷よ!」

 

 

 

 

女性の声とともに当麻の前に一筋の光が落ちた。

当麻は後ろを振り返ると、腕を上に掲げている姫島朱乃がそこにいた。

 

「トーマ君、油断大敵ですよ?」

「姫島先輩!何で?」

 

当麻が疑問を投げかけると、姫島は微笑むように当麻の問いに答えた。

 

「何でって………トーマ君は後輩であり、オカルト部のメンバーですよ。助けるのがあたりまえではないですか。」

 

姫島は微笑みながら、さも当然であるかのように返答する。

だが、当麻は彼女の言葉に違和感を覚えるのだが………気のせいだと思い、視線を堕天使へと向けるのであった。

 

「当麻、大丈夫か?」

 

兵頭達はかなり心配したのだろう。声をかけつつ、当麻の方にいったん集合した。

リアス達も当麻の後ろに近づき、声をかける。

 

「さて、どうしましょうか…。」

 

リアスは、堕天使の顔を見ながら作戦を考えているようだ。

当麻も、この状況をどう打開するか考えていた。

当麻は、兵藤を見て、以前はメンバーに入っていなかったことを思いだした。

そう、なぜか知らないが、当麻と兵藤はオカルト部の部室内でのあいさつは今までなかったのだ。珍しいといえば珍しいがこれも不幸がなせる技なのか…。

当麻は、兵藤は戦闘に関しては初心者であることを踏まえ、木場《・・》に話しかける。

 

「木場先輩、どうしますか?まずは、あの見えない壁を何とかしない限り、あの堕天使には届かない。」

「そうだね、それに先ほど言っていた堕天使の言葉も気になる。この戦い早く決着をつけないと、………後ろの彼女のこともあるしね。」

「………アーシアのことですか。」

木場の言葉に当麻は何を思ったのだろうか、少しの間木場を見つめた後に、視線を堕天使に向け直す。

堕天使は、こちらが会話しているにも関わらず、絶好の機会であるにもかかわらず、指一本も動かさず、こちらを見ているようで見ていない、うつろの目で棒立ちの状態でいた。

 

 

 

 

――――――なんだ?この感じ………。

 

 

 

 

当麻は堕天使のあの顔を見て、何故か既視感を感じた。

記憶を失う前の自分が体験したことなのだろうか。

『上条当麻』はいったいどのような生活をしていたのだろうか。

当麻は記憶が失う前の自身に何を思ったのだろうか。

当麻の表情からは自身に対する不安があるかのような苦虫をつぶしたかのような顔をした。

 

「上条君、大丈夫かい?怖いのなら後ろにいてもいいんだよ。」

 

当麻の表情から、木場は恐怖を感じているのではないかと思ったのだろう。心配しているのが木場の顔から容易に受け取れた。

 

「いや大丈夫ですよ、木場先輩。俺も手伝います。」

「………ごめんね、頼むよ。」

 

その言葉と同時に木場と当麻は堕天使へと駆けていった。

木場の横に当麻がついて一緒に走る。

堕天使が光の槍を生成し、木場の方へと放つ。木場はその槍を剣で落としながら堕天使へと近づく。

木場の打ち漏らしがあれば、木場の届く前に当麻が槍に触れ打ち消していく。

逆も然りで、当麻の消し漏らしがあるものを木場が撃ち落としていくと、お互いに助け合いながら堕天使に近づいていくのであった。

 

 

 

 

――――――あともう少し。

 

 

 

 

あと腕を二つ分伸ばせば届きそうな距離。

しかし、こんなに近づいているにもかかわらず、堕天使の顔は一向に表情を変えない。

 

 

 

 

――――――何者かに操られているのか?

 

 

 

 

当麻はそう考えるも、まず無力化をめざし、さらに近づいていく。

そして、近づけさせないように堕天使はさらに槍の数を増やし、障害として立ちふさがる。

そんな時だった。

 

「ぐっ!?」

 

隣で木場が声を上げたかと思うと、後方に飛んで行った。

当麻がちらっと見ると木場が槍を剣で防いでいる姿が見える。

おそらく、あたるのを防いだものの、勢いを殺しきれず、後方に飛んで行ってしまったのであろう。

 

「木場先輩!?」

「行くんだ、上条君!」

 

当麻は声をかけるも気にせず向かうことを指示する木場。

その言葉に頷き、前を向きさらに堕天使に近づく。

増えてくる槍に右手で打ち消しつつも対応できないものは避け、少しずつ距離を狭めていく。

そしてもう腕を伸ばせば届きそうな位置まで近づいたときだった。

 

 

 

 

「上条さん、危ない!」

 

 

 

 

搭城の声が聞こえ、視線を横に移したとき

 

 

 

 

―――――――槍がすでに当麻のもとに向かっているところだった。

 

 

 

 

間に合わない。

そう思った当麻は腕を交差させ、ダメージを少なくしようとした。

そんなに待ってはいなかっただろう。

が、もうあたってもおかしくないのに一向に痛みが来ない。

 

 

 

 

「当麻、大丈夫か?」

 

 

 

 

交差させた腕を戻し、声がかかった方に向けると、そこには兵藤が腕に赤い手甲のようなものをつけ、堕天使の槍をはじいていた。

 

 

 

 

「一誠!」

「大丈夫か、夕麻ちゃんのもとまでもう少しだ!」

 

 

 

 

兵藤がそういうと、当麻は堕天使に向き直し、近づいていく。

 

 

 

 

そして――――――

 

 

 

 

当麻の右腕が何かの壁に触れた。

 

 

 

 

何かが壊れる音と同時に、堕天使の動きが鈍くなる。

当麻はすかさず、兵藤に声をかけた。

 

 

 

 

「一誠、今だーーーー!」

 

 

 

 

その声に応えるように、兵藤は堕天使に近づいていく。

 

 

 

 

「うおーーーー、兵藤一誠は男の子ーーーーー!」

 

 

 

 

なんだその掛け声はという言葉と同時に、堕天使の顔に左ストレートを入れた。

そして、堕天使は後方の壁まで吹き飛ばされ、壁にぶつかる。

そのまま堕天使の体はゆっくりと床に傾き、最後には倒れた。

当麻達はまた起き上がるのではないかと思い、身構える。

が、いくら待っても堕天使は起き上がる様子はない。

当麻は安堵し、しりもちをつく。

 

 

 

 

 

堕天使戦、決着。




短いわw

次はいつになるかわからないですが、よろしくお願いします。

ではまた
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