とある幻想殺しの神器戦争   作:鳳翔大好きっ子

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メリークリスマスです。

お待たせしました。
くそ、一週間かかってこの出来だと?!
構成力5のゴミめぇ………

悩んでた理由
敵キャラ誰を出して、どういう風に戦闘を開始させようか人数分作って悩んでました。

それでは今回のお話を始めましょう。

追記
加筆修正しました


物語は動き出す

こちら側の世界に来て一週間がたっただろうか。

当麻は生徒会やオカルト部の雑用をこなしながら、この世界の裏に関することを教わっていた。

曰く、悪魔以外に大きな勢力として、堕天使や天使という種族がいる。

支取がこの前言っていた神器(セイクリッド・ギア)というのは、天使陣営のトップである『聖書の神』と言われる人物が造った物であり、人間にしか宿さない様に設定されているらしい。

そして、神器(セイクリッド・ギア)の中で途轍もない力を持つ神器のことを神滅具(ロンギヌス)と呼ぶらしい。

いや、神を滅する道具って………地球壊す気か?

そして、もう一つの陣営である堕天使。

読んで字のごとく、堕ちた天使という解釈でいいらしい。

この堕天使陣営の今現在のトップは『アザゼル』という堕天使が指揮を務めているようだ。

はるか昔にこの三大陣営で争っていたそうだが、とある出来事の所為で協力せざる終えない様な状態になり、最終的には今、この3陣営とも種の存続が関わるくらいの人口減少が起こっている様だ。

当麻はスケールのデカさに、へー、大変だな、と言う空返事しか出来なく、また頭がショートしたらしい。

とんでもない世界に来たものだ、と改めて自身の不幸スキルの凄さを確認するのであった。

さて、そんな上条当麻は今何をやっているのか、というとーーー。

 

「………すいません。あんみつのお代わりお願いします。」

「………あの、塔城様。まだ食べるのでせうか?もうそろそろ上条さんの財布が持たなくなってしまうのですが………。」

 

何故か、塔城に和菓子専門店で和菓子類を奢っていた。

理由は至極単純で、当麻と塔城がぶつかった際に、彼女が持って来ていた和菓子セットを当麻が踏んづけ、全て台無しにしてしまった為、お詫びとして彼女に和菓子を奢るということで和解し、今に至る。

 

「ごめん、上条君。小猫ちゃん、こうなるとテコでも動かないから………」

「いや、いいんですよ木場先輩。もう慣れてますんで………。」

 

小猫の隣にいる木場という男は当麻に同情をするも、慣れるくらいの回数をこなしてしまっているのかと少し心配するのであった。

 

木場祐斗

駒王学園に通う高校2年生で、彼も悪魔である。

彼もオカルト部に所属し、容姿は金髪で目は青色。

見た目も性格も好青年で、全学年の女子殆どから黄色い声が上がるほどである。

彼は神器(セイクリッド・ギア)持ちである。

 

なんで悪魔なのに神器持ちがいるのか。

実は神器が体の中に宿す時は人間の時、ということであれば、後は悪魔になろうが何になろうが問題ないらしい。

………なんだ、そのガバガバ設定。

なぜ人間が悪魔になれるのか、ということを聞いたら、悪魔の駒(イーヴィル・ピース)という物と使えば可能になるらしい。

悪魔の駒(イーヴィル・ピース)については後ほど、と言われているので、当麻はそれ以上のことは知らない。

悪魔にも色々あるのだな。としみじみ感じる当麻であった。

そんな事を思い返していると、塔城から死刑宣告ともいえる発言を耳にする。

 

「………すいません。栗羊羹とみたらし団子ときな粉餅下さい。」

「塔城様。お願いですから、自重という言葉を心にかけて下さい!もうこれ以上は払えないです!」

 

当麻はそう言うと、手を机に置き、頭を机につけるくらいの勢いで頭を下げた。

 

「………ハハ、小猫ちゃん、今回はこれくらいでいいんじゃないかな?上条君、ホントに辛そうだよ?」

 

木場にそう言われた塔城は、少しだけ考える素振りを見せ、そしてこう告げた。

 

「………わかりました。今回は、今頼んだ品で勘弁してあげます。心の広い私に感謝してください。」

「今まで散々頼んだ挙句にこの仕打ちとは………。」

 

当麻は右手で握り拳を作り、いかにも殴らせろと言わんばかりの行動をしようとしている。

それを抑える為に木場は当麻の肩に手を置く。

 

「まぁまぁ、落ち着いて、上条君。小猫ちゃんも悪気がある訳じゃないから。」

「…………無くてこれっすか?」

「…………アハハ、それだけ気を許してるんだよ。オカルト部以外でこういう行動を取るのは君が初めてなんだ。」

 

木場が必死に塔城を庇うので、当麻は仕方なく拳を緩め、元の位置に戻す。

それを確認した木場はホッとした様な顔になる。

 

「ごめんね。この埋め合わせは必ずするから。」

「…………うぅ、上条さんの味方が木場先輩しかいない。」

 

そう言って当麻は目を潤めるのであった。

 

「このみたらし団子、美味しい。」

 

駄猫、自重しなさい。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

塔城と木場別れた当麻は、今の自宅に帰る途中である。

当麻の姿はどんよりとしており、負のオーラを纏っている。

あれ?最近もこんな感じの事があった様な………まぁ、いいか。

 

「はぁ、塔城には無理やり次の約束させられるし、木場先輩はまた付き合ってくれるって負担かけさせるし、子供が投げた泥だんごが当たるし………そういえば、明日は生徒会で紹介したい人がいるから放課後残れって副会長に言われてるし………明日買いたい人気料理雑誌あったのに………。」

 

そう思いながら近くの公園を過ぎ、その近くのコンビニを越え、自宅があるマンションへと向かうのであった。

そういえば公園を過ぎてから少し歩いた所で、公園の方に向かうカップルがいた様な………男の方は駒王学園の制服だったが………。

まぁ、疲れている当麻にとっては気にもならないことだったので、スルーするのであった。

帰って早く休憩したいなと考えている当麻であったがーーー。

 

 

 

 

 

何の脈絡も無く、当麻の幻想殺し(イマジンブレイカー)が何かに反応して、それを壊す音がした。

 

 

 

 

 

「?!何だ?」

 

一体何に反応したのか。

当麻は周りを見わたすも、戦闘があった形跡はない。

すぐに結界でも張ったのかと考えたが、あれは当麻に直接何らかの力が加わる訳でもないので幻想殺しは反応しない。

ならこれは範囲魔術の一種なのか?

そう考えた時に、当麻はこの場所に止まってはいけないと判断した。

インデックスが前に言っていた、範囲魔術の一種なのならば、発動してからその発動自体が終わるまで、かけた本人が知覚し続けているはず。

ということは、ここにその関係者が近づいてくる可能性が高い。

当麻は一刻も早くここから逃げ、嵐が過ぎるのを待つことにするのであった。

ただ、逃げ切れない可能性も否定出来ないので、走りながら携帯で救助を頼もうとした。

かけた相手は支取蒼那。

 

「もしもし、上条くん、どうしました?」

 

言葉を聞く限り、何事も無かった様に話しているが、心なしか少しだけ何か焦っている様にも感じる。

 

「会長、今さっき、俺の幻想殺し(イマジンブレイカー)が反応しました。何が起こってるんですか?」

「!?上条くん、今どこにいるんですか?」

「今、自宅に向かって走っている所です。」

「………上条くん、今こちらも抵抗(レジスト)して、現状把握に徹しています。おそらく、精神、または記憶に関する術が一定範囲でかけられたのではないかと推測しています。多分、上条くんの所に、何者かが向かっている可能性があります。私か他の人がそちらに向かいますので、それまで逃げ切って下さい。」

「わかりました、何とか逃げ切ります。」

 

そう言って携帯の通話を切る。

 

「よし、後はどうやって逃げ切るか………。」

 

当麻は自分が考えつく限りの方法を思い浮かべる。

何処かの建物に入ってやり過ごすか?

それともさっさと自宅に逃げ込んで隠れているか?

人混みに紛れて相手の目を欺けるか?

当麻はどうしようか、と頭を回転させながら自分にとって最善の方法を模索する。

人混みの中は?

いや、追ってくる相手が他の人を気にも留めない人物なら、俺ごと巻き込む可能性があるので駄目。

自宅は?

まだ多少の距離がある。そこまで行くまでに発見されたら元も子もない。

そんな事を考えながら、当麻は近くの建物の中に逃げ込む、という選択を選んだ。

何処か近くの大きな建物がないかと探索しーーー。

 

 

 

当麻の横を光る何かが通過し、地面に突き刺さった。

 

 

 

見つかったか?と思った当麻は、飛んで来たであろう方向を見る。

いた。

空に一人の女の子がいた。

金色の髪に髪を後ろで二つに纏めてる、いわゆるツインテールにしており、さらに黒いリボンで蝶々結びして結わえている。

服はゴシック系で、黒と白のコントラストな色合いの物を着ていた。

そして明白なのは背中にある黒い翼。

間違いない、彼女は堕天使だ。

 

「や〜っと、見つけたっす。あの方の術式が部分的とはいえ、消されたから来て見たものの………まさか人間だったなんて、驚きっす。」

「お前は………一体?」

「いや〜、まさかあの男だけじゃ無く、こいつも神器(セイクリッド・ギア)持ちかぁ………そんな反応感じないんだけど………巧妙に隠してる?」

 

目の前の女性は、自分で勝手に納得していくこの現状に、当麻は危険な感触を感じる。

 

神器(セイクリッド・ギア)?は、いや待て、俺はそんなものーーー。」

「あぁ、別にいいっすよ、人間。普通はそんなのわかんないもんっす。さっさと終わらせたいんで。」

 

当麻は、この女性のその言葉に寒気を覚える。

逃げたい所だが、逃げた所でこの女性のスピードから逃げられると思わない。

必然と当麻は右手に拳を作る。

 

「………一つ聞きたい。」

「なんすか?」

「さっき『あの男』って言ったよな。………その人に何かしたのか?」

「殺したっすよ。それが?」

 

当麻の言う言葉に首を傾げながら答える女性。

さも当たり前の様に言うこの女性、まさかこんな事を人間以外の種族は普通に行っている?

 

「おい、お前ら堕天使や悪魔とかって、皆こんな事をしてるのかよ?」

「何でただの人間が他の種族を………まぁいいか。今の所、堕天使だけっすよ。人間を悪魔にするとかの芸当は、うちらの種族はまだ出来ないっすよ。」

「………つまり、自分達の種族に出来ないから、その神器(セイクリッド・ギア)の持ち主を殺すってか。」

「その通りっす。お前、頭回るっすね。まぁ、例外として、偶に神器(セイクリッド・ギア)だけ残るって場合もあるっすけど………。」

 

当麻の右手に必要以上の力がこもる。

こんな事を繰り返してはいけない。もしかしたら、駒王学園の同じクラスにも被害が行く可能性がある。

こんな被害は自分で終わらせる。

そう、上条当麻はそんな他人の為に拳を握れる男なのだ。

 

「させねぇ。」

「何か言ったっすか?」

「させねぇよ。例え、お前らにとって俺たち人間が簡単に消せる存在(幻想)だったとしても、その存在(幻想)が消されていい理由になんかならねぇ!」

 

当麻は両方の拳を握り、右手を少しだけ前に出す。

 

「お前らがこんな事をし続けるって言うならーーー。」

 

今度は左足を前に出す。

 

 

 

 

「先ずは、その幻想(考え)をぶち殺す!!!」

 

 

 

 

この世界での上条当麻の物語が、今、動き出した。

 

 

 

 

 

 

 




ごめんなさい、戦闘なんちゃらって言う割に戦闘までいってません(泣

と言うことで、敵キャラの名前は出てませんが、誰だかはわかったかと思います。

次回のお話は今年中に出せる様にしますので、しばしお待ちを。

それではまた次回会いましょう。
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