艦隊これくしょんZERO 〜Flying death flag〜 作:Mobius-390
録画データ 200509260700
収録時間 01:27
検閲済
―ではまず、パトリック大尉はどんな方だったんですか?
とにかく陽気で明るい奴だった。ヴァレー基地は彼が居るだけで笑顔が絶えなかった。
―つまり、ムードメーカー的な立場だったんですね?
そう、ムードメーカーであってトラブルメーカーでもあった。
ある日、非番で街に繰り出したPJが夜になっても戻ってこなかった事があった。
最初は俺たちも「恋人と楽しくやってるんだろ」とか言って気にしなかったんだが、日付が変わってシフトが変わる時間を過ぎても帰ってこないもんだから、イーグルアイが心配になってAWACSで探しに行っちまったんだ。それで…
―え?ちょ、ちょっと待ってください。大尉1人を探すのにAWACSを1機飛ばしたんですか?
いや、AWACSだけじゃないんだ。単機でAWACSを放り出しておいて撃墜されたらシャレにならないって事で、俺たちも戦闘機で飛び出したんだ。
―それ絶対、後で怒られたでしょ?
その時、基地司令から通信が入った。
―戻れと言われたんですよね?
逆だ、逆。探しに行けって言われたんだ。
―は?
《責任は俺が取る お前らは何が何でもPJを見つけろ!》ってな。
―は、はぁ…結局、パトリック大尉は何処で見つかったんですか?
空軍基地と街を繋ぐ1本道の途中でバイクが故障して立ち往生してるのを基地所属の輸送ヘリが見つけて、回収された。
―聞くのが怖いんですけど…大尉を探すのにどれだけの航空機を使ったんですか?
ウスティオだけでも、F-15とF-16を2機とAWACSを1機。輸送部隊のCH-47輸送ヘリを6機使った。
だが、流石にPJの為だけに全部の航空機を出すわけにもいかない。
そこで、基地に居合わせていたオーシアの部隊にも要請して、最終的にウィザード隊からYF-23とF-16XLを4機と、ソーサラー隊からF-15S/MTDを8機出してもらった。
―よく協力を得られましたね…
そうだな、今だったらありえない光景だ。
―今も昔もありえない光景ですよ!
そんなこともあったから、この1件は「
続きはこの戦いが終わってからだな。
―ええ、この機が墜ちないことを心の底から願っていますよ。
大丈夫だ、俺が育てたアイツは絶対に勝ちを持って帰ってくるからな。
―鬼神が死神を生み出すなんて、不思議な因縁じみたものを感じますね。
よしお前ら、時間だ。
メビウス中隊、状況を報告せよ。
《メビウス1、スタンバイ。》
《こちらメビウス2、スタンバイ。》
《メビウス3から7、スタンバイ。》
《メビウス8、イジェクトスタンバイ。》
攻撃準備完了、交戦を許可する。
全機メビウス1に続け!メビウス8、お前もな。
《メビウス1、交戦!》
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円卓の鬼神
ウスティオ空軍 第6航空師団 第66飛行隊「ガルム隊」1番機
TACネーム サイファー
ベルカ戦争終結後、故郷のノースポイントに戻る。
ユリシーズの厄災後は「独立国家連合軍(ISAF)」に参加。
現在は空軍所属AWACS「スカイアイ」で空中管制官を担当。
インタビュー日時 2005年9月26日 午前7時
インタビュー場所 メガリス上空 AWACS スカイアイ 機内