THE PHANTOM PAIN Another ep:X   作:delutaplus

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こんにちは、今年最後の投稿となります。
いやークリスマスも何事もなく終わり、あとは年越しですね。
今回はMGSとはだいぶかけ離れた話になってしまいますが、この作品はそういう作品ですので、ご容赦ください。


OPERATION "Pirate Hunter" ブリーフィング

ミッションブリーフィング

 

* * *

 

それでは、今回の作戦の詳細を説明する。

今回の作戦目標はメイジャー・ゼロ。

対象の予想現在点はコスタリカのCIA中米支部。

そこでは最近になって謎の武装勢力の存在が確認されている。

また、コスタリカに逃げ込んだ隣国ニカラグアのサンディニスタ民族解放戦線、FSLNの情報によると"バシリスコ"と呼ばれる自律型戦術核搭載二足歩行戦機、および自律起動兵器の存在が確認されている。

シギント、および"らりるれろ"からの援助としてカリブ海洋上にあるプラントを譲り受けた。お前の援護はここで行う。

また、CIA中米支局長"ホット"コールドマンがCIA本部から帰ってくるのが3週間後、

12月4日。そのタイミングで単独潜入、目標メイジャー・ゼロを確保後、MSF全戦力を以って"バシリスコ"を叩き潰す。これをイタチ作戦とする。

 

それまでの3週間、MSFとして依頼に対応する。

エクアドル沖、ガラパゴス諸島周辺において、謎の武装集団が現れたとの情報が入った。

そいつらは"海賊"を自称し、何故か現代のものとは思えない船に乗っている。

砲は一門、ミサイルを積んでいて飛んで行ったミサイルを確実に撃墜する機関砲までも備えているらしい。これを排除してほしいというのがエクアドル及びペルー政府を通じた公式の依頼だ。

これに際し、スネークを艦長とするバトルシップでこれを撃滅後、キューバ沖での似たような海賊活動を叩く。その後イタチ作戦に移行する。なぜガラパゴス諸島が先なのかは、規模の問題と考えてもらっていい。

キューバ沖でのものは俗にいう水雷戦隊程度のものに対し、ガラパゴス諸島沖のものは第二次世界大戦後中の連合艦隊の規模に匹敵するものらしい。

こちらは一隻だが、後れは取らないはずだ。こちらはパイレーツハンター作戦とする。

 

この作戦に用いるのはDARPAが極秘に開発したものをMSFの研究開発班が改修した、

可変型強襲艦シーフォックス級戦艦一番艦、シーフォックスを使用する。

シーフォックスはその名の通り変形機構を備えている。

対艦戦を行う戦艦型、"海賊"からヒントを得た絶対の盾、イージス型、対潜型の潜水艦型の3つだ。もちろん戦闘中にはできないが、基本はイージス型だ。

 

イージスというのは簡単に言うとギリシャ神話での絶対の盾のことだ。

その名を冠すのが、"AEGIS Weapon System"、AWSことイージスシステムだ。

米軍でもまだ試験段階のシステムを更に洗練させたものだ。

従来の艦対システムを大幅に凌駕するシステムだ。レーダーなどのセンサー機構、コンピュータなどの情報機構、ミサイルなどの攻撃機構が連結・統合されたシステムで、戦闘のあらゆる局面において、目標の捜索から識別、判断から攻撃に至るまでを、迅速に行なうことができる。イージスが同時追尾できる目標数は128、その内の脅威度が高いと判定された10個以上の目標を同時迎撃できる。このように、きわめて優秀な情報能力をもっていることから、戦況をすばやく分析できる。

 

この艦なら"海賊"を撃破することもできるはずだ。

以上だ。諸君の健闘を期待する。

 

 

* * *

 

 

「シーフォックス級・・・」

葉巻をくゆらしながらぽつりとつぶやいたスネークに、ボスが訊く。

「何か不安が?」

「いや、MSFの開発班は恐ろしいなと思ってね」

「そうだな。実はミサイルと船体の提供のみで、イージスは自作らしいぞ」

「まじかよ・・・敵に回したくないな」

そのとき、放送が入り会話は途切れてしまう。

<スネーク隊長、出撃の時間です。ブリッジへお越しください>

「時間だ。行くぞ」

「バックアップは任せろ」

「頼りにしてるぜ」

そういって、スネークはブリッジへ向かった。

 

 

「よし、準備はいいか」

「問題ありません、AWS、問題なく機能しています」

「OK」

スネークはおもむろに艦内無線のマイクを手に取る。

<いいか、お前たちには十分な訓練の時間も取らせてやれないが出撃だ。各員、気を引き締めて作戦に当たれ。以上だ>

「・・・出航するぞ。潜水モードへと移行」

「潜水モードへと移行」

「エンジン始動。微速前進」

「エンジン始動、微速前進」

「ハッチ開放」

「ハッチ開放」

「公海に出ました」

「針路1-8-0に回頭、巡航速度へ」

「針路1-8-0に回頭、巡航速度へ」

「よし、まずはパナマ運河を越える。パナマ手前で浮上、イージスモードへ移行。それまで各自休息をとれ、ソナーマンは交代で当たれ。以上」




この作品は短めのブリーフィング回とミッション回、日常回に分かれるというスタンスではどうかと書いてる途中に思いつきました。
さすがにトランスフォームはやりすぎですかね・・・?
作戦名とか艦名はネーミングセンスがアレなのでお察しください。
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