THE PHANTOM PAIN Another ep:X 作:delutaplus
受験も終わって投稿再開です!
1974年11月6日03:42
ガラパゴス諸島沖
<CICより艦橋!所属不明の大艦隊を補足総数91、"海賊艦隊"と思われます。距離300キロ、敵はこちらには気づいていないようです>
CIC(戦闘指揮所)からの連絡だ。シーフォックスのSPYレーダーが海賊を捉えた。
現在時刻は午前3時42分、およそ3時間で日の出だ。
「了解。今からそちらへ向かう。総員戦闘配備、対艦戦闘用意」
<総員戦闘配備、対艦・対空戦闘用意>
指示を出し、スネークはCICへ向かう。
「海賊は?」
「動きはありません。島の陰に停泊し、物資や船のメンテナンスをしているようです。
また、およそ半分に分かれ哨戒とメンテナンスを交代でやっているようです」
「よし、まずはその哨戒部隊を叩く。潜水モードへ移行。雷撃での攻撃を行う」
「雷撃・・・ですか?このまま戦闘を行ったほうがいいと思われますが」
「確かに古来、対艦攻撃は大口径砲による砲撃、そして航空機の時代へと移り変わってきた。
だが、第二次世界大戦が示したようにこれからは情報戦の時代だ。そして、情報を制し且つ相手から見えないところから攻撃を行う潜水艦による雷撃が最適と判断した」
「ハッ!」
「雷撃による強襲後浮上、イージスモードで全て叩く」
「Yes,sir!」
「タンク注水、潜航。深度100」
「タンク注水、深度100」
「艦首魚雷発射管、1番から4番魚雷装填。」
「装填完了」
「続いて5番6番デコイ装填」
「完了しました」
艦首にある全6門の魚雷発射管すべてに装填が完了した。
魚雷はMk48魚雷。弾頭は約300kgの高性能爆薬だ。
「発射管注水」
「注水します」
いよいよ準備は整った。スネークはマイクを手に取る。
<艦長よりクルーへ。これが我々の初陣だ。このシーフォックスの力、MSFの力を見せる時だ!
All weapon's free!>
「敵艦との距離、10キロ!」
「全速で海域に突入!」
「敵艦、こちらに気付いたようです!右舷3艦がこちらに回頭!向かってきます!奥の4艦は港へと向かっています!左舷5隻は後方へ回り込もうとしています!さらに島の反対側から移動中の敵艦を確認!数12!」
哨戒部隊だけで総数32。明らかに戦闘艦一隻での作戦行動の範疇を超えている。
CICにどんよりとした暗い空気が漂う。
そんな空気をかき消すように矢継ぎ早に指示が飛ぶ。
「前部VLS解放、アスロック全弾発射!デコイ発射!艦首魚雷発射!」
「発射!魚雷航走中!」
魚雷を確認した敵艦は一斉に回避行動をとる、蛇行しながら気泡缶を放ち、魚雷をかわすつもりだ。
「魚雷命中!哨戒艦隊の2/3を撃沈!」
「敵艦との距離100・・・50・・・先頭の敵艦左舷に強烈な爆発音を確認!次いで侵水音!
2番艦、スクリュー音停止!スクリューおよび舵に直撃した模様!」
「3番艦、回避行動中に舵が大破した模様です!ぐるぐると回転しています!」
「回頭180°4番発射、1番音響魚雷装填!」
「敵艦から発射音!数20から30!アスロックです!」
敵艦の対潜兵器、アスロック。魚雷とミサイルを掛け合わせたような兵器だ。
「装填完了!」
「音響魚雷発射!機関停止、無音潜航!総員、対衝撃姿勢!」
「アスロック、デコイに航走中!」
最初に放ったデコイにアスロックが喰いつく。目標は違えどその衝撃はすさまじい。
1本目が爆発したのをきっかけに誘爆が誘爆を呼び、海中をかき回す。
激しい振動と衝撃がフォックスを襲う。
「激しい圧潰沈没音!1番艦撃沈!」
「ダメージコントロール。損害は!?」
「ありません!いつでも行けます!」
「ッ、後方より敵の大艦隊!付近に艦影なし、敵艦隊の全艦が出撃したようです!」
いつの間にか島の南に出ていた。そこでほぼ挟み撃ちの形になってしまった。
「イージスモードへ移行準備。いつでもできるように。一番菅魚雷装填」
「ハッ!」
「ソナー耳をかっぽじってよく聞け、どんな音も聞き逃すな!」
「はい!」
「発射音確認!これは・・・?ッ!!着水音!アスロックです!総数、20・・・40・・・どんどん増えていきます!」
絶望的なまでのアスロック魚雷を放たれた。まさに絶体絶命。しかし、スネークは戦いを止めようとしない。
「魚雷発射、機関全速!アップトリム30°総員衝撃に備え!」
「艦長、何を!?」
「一か所だ!」
「何がです!?」
「一か所だけ、この爆圧から逃れられる場所がある!イージスモードへ移行、全砲門発射用意!」
「アップトリム30°、速度60ノット!」
「深度20・・・10・・・海面に出ます!」
凄まじい振動の中、スネークは叫ぶ。
「飛べェー!フォックス!」
その瞬間、全ての音がかき消され、巨大な水柱が上がる。
「敵潜は撃沈したか!?」
「待ってください、今ソナーは使えません!」
「!!艦長!あれを!」
「何だ・・!?何だあれは!?」
その光景は1970年代の海戦としては異質だったこの戦場をもってして以上と言わしめるものだった。
水柱を突き破り出てきたのは味方と似たような形をした艦。
問題はその艦が位置していた高さだった。
「なぜ巡洋艦が空を飛んでいるのだ!?」
フォックスは高度15mのところを飛んでいた。
「敵艦隊のすべてを確認したな?」
「はい!」
「飛ばしていくぞ!イージスシステム、全自動モード!機関全速、取り舵!敵艦隊のど真ん中へ突っ込め!」
そこから先は一方的だった。戦闘開始から終了までわずか3時間。その間、反撃と呼べたのはアスロックによる飽和攻撃のみ。世界最先端の極秘情報と技術で作られた既存の戦艦を上回る巡洋艦。
敵なしと各国から恐れられた海賊艦隊をわずか3時間で撃破した謎の部隊。
諜報機関を通じ、その情報は瞬く間に広がった。
無理やりまとめた感が出てますね・・・
しかもまとまってない気がします。
飛翔シーンはもちろん沈黙の艦隊ですし、海戦シーンも沈黙の艦隊とかジパングからイメージしてます。そういえば空母いぶきという新連載始まりましたが面白いですねぇ。かわぐちかいじさんはすごいと思います。思ったのはキーパーソンはみんな海江田とか深町みたいな顔してるってことですね。
ではまた次回。あれ、メタルギア成分が全然ないぞ・・・?