最近、真面目回が多い気がする……
はちゃっけたいよ、はっちゃけたいよ!!
では、どうぞ!
「ここが大図書館だぜ」
魔理沙ちゃんが大きな扉を押し開ける。
扉が開けられると乾燥した空気がブワッと廊下に流れ込んできた。本を管理する場所だから当然と言えば当然なのだが、長居をしていると体調を崩しそうである。
中に入ると……うん、確かに大図書館だ。それ以外の感想を思い付かなかった。それだけ圧巻されているのだろう。
壁一面の本、空中に浮かぶ四角形の本棚、本棚に関しても高さが尋常ではない。優に俺の十倍はあるだろう。
「こりゃあ……すげぇな」
「ええ。流石に一人で全てを集めた訳ではないでしょうけど……にしても、魔力が渦巻いてるわね、この部屋」
『魔道書自体に魔力が宿っていることもあるから、その結果ね。読もうとした対象を呪うような奴もあるから気を付けなさい。まあ、そう言う物は魔力が明らかに強かったりするから分かりやすいと思うけどね。気になったのなら私に聞きなさい』
輝夜の呟きに懇切丁寧に説明してくれたのは、部屋の奥にいる紫色の服を着た少女。どうやって此方の声を聞いたのか、どうやってこちらまで声を届かせたのか。叫んでいたわけでもないから、ああ、これが魔法ってやつなのか。
俺たちには彼女のように声を届かせるような術を持っているわけではない。なので、歩いて彼女の前まで歩いていく。
「いきなりの訪問ですまない。俺は蓬莱山縁。こっちが蓬莱山輝夜。それと、知っているだろうが霧雨魔理沙だ」
取り敢えず自己紹介をしておいた。しかし、こうやって近付いてみると、随分と顔色が悪いのが分かる。この子は外に出て新鮮な空気を吸っているのだろうか?生まれつき体が弱かったりでも、そとの空気を吸うのと吸わないのでは随分と体の調子が変わってくるからな。
「私は『パチュリー・ノーレッジ』よ。図書館内で暴れたりしなければ叩き出すことはないわ。あと、堅苦しすぎるのは止めてちょうだい」
パチュリーちゃんは淡々と言葉を紡いでいった。折角の美人さんなのに勿体ない……
うん……今のは俺が悪かった……悪かったから二人して尻をつねらないでほしい。特に輝夜。千切れそうで怖い(汗)
思いが通じたのか二人はつねるのを止めてくれた。にしても、二人は覚妖怪だったり、エスパーだったりするのだろうか?
「んじゃ、二人とも挨拶も終わったことだs」
ドガァアアアンッ!!
パチュリーちゃんの奥にある階段。そこから轟音と砂煙が立ち込める。
俺は咄嗟に輝夜と魔理沙ちゃんを守るように前に出た。
嫁、それと何故か出来た娘。二人を守るのは夫として、親として当然のことだ。
俺は腕を横に振り、砂煙を吹き飛ばす。
そして、階段を上ってきた者と目があった。
『お兄さん……強いよね?私と遊びましょう?』
目があった紅い瞳の少女は、とても楽しそうに微笑み、その右手を俺に向け
『キュッとして……ドカーン……』
握りつぶした。
お読みいただき有難うございます!!
突然の戦闘。
彼女の能力を知るものならば、既に結末が見えていることだろう。
しかし、相手は『夫』そして形はどうあれ『父』である。それは、どんなものにも屈しない強さを持つ者への称号だ。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
縁『今日は勘弁な』
分かってるって。流石にそこまで空気読めない奴じゃないよ。
では、また次回~