シリアス回はもうちょい続くんじゃよ。
では、どうぞ!!
「で?何で俺は殺しあった少女に膝枕をしているのでせうか?」
そう、俺は今さっきまで殺しあっていた少女の頭を膝の上に乗せていたのだ。
しっかし、こうやって見ると生命力も回復速度も尋常じゃないな……スピースピーって音を鳴らしながら寝ているなんか、小さな子供にしか見えない。
「私が命令したから。役得でしょ?かわいい子膝の上に乗せれるんですから」
「ま、役得と言えば役得なんだろうが……」
……下手したら魔理沙ちゃんよりも小さい子供……流石にない。何れだけ可愛かろうと精々孫と言ったところか。
でも、今は魔理沙ちゃんがいるからな。血が繋がってるいる訳ではないけど、俺はもう魔理沙ちゃんを娘として見ている。
………………殺気が飛んでこない!?何故だ!?はッ!!そうか、この少女の寝ている姿で和んでいるのか!!ロリコンかよ!!
『『『「ロリコンで何が悪い!!」』』』
ま た か!!いや、作者までなにしてんの!?
「安心しろ……二次元限定のロリコンだ。むしろ、二次元だったらなんでも食えるぞ!!」
胸を張るところを間違えてんぞお前!!前回のシリアスを返せ!!
「大丈夫……準備は既にしてある(二重の意味でな!!《黒い笑み》)そろそろメタいから向こうに帰れ」
あいよ。
「ん……」
「お?起きたか?」
「………………お兄さん、だれ?」
「俺は蓬莱山縁だ。さっきまで一緒に遊んでたんだが、覚えてるか?」
少女は俺の問いに対して顔をフルフルと横にふった。
さて、予想はしていたものの……いや、予想が当たったからこそどうすれば良いのやら……輝夜も分かっていたから俺にこの子を膝枕させたのだろうし。
「まあ、取り敢えず、君の名前を教えてくれないか?」
「……フラン、私は、フランドール・スカーレット」
「そうか、よろしくなフランドールちゃん」
「フランでいいよ、お兄さん」
さっきの殺しあいが嘘のように、笑顔で答えるフランドールちゃん。いや、フランちゃん。
まあ、なんと言いますか……二重人格とかその辺りだろうな。
「魔理沙ちゃん、パチュリーちゃんを呼んできてくれないか?まだ、気絶してるんだったら連れていった赤い髪の子でもいい」
「おう、任されたのぜ!!」
家の娘今日も元気です。
「なにかするの?」
「ちょっと、ね。輝夜」
「はいはい。何かしら?」
「二重人格や多重人格ってのは永琳かうどんげちゃんで抑えることって出来るのか?」
輝夜は顎に手をやり、考え始める。何だかんだで永遠亭の中では二番目に頭が良く、回転も早い。薬の調合も出来るらしい。料理や掃除も出来る。本当に自慢の嫁である。
「そうね。出来ないこともないと思う。要は脳が自身の精神を守るために現れるのが二重人格だから、レイセンの能力で取り除けるんじゃないかしら?ただ、その子のトラウマが何れだけのものかが肝になってくるけどね」
「お兄さん……私は、また狂ってたの?」
さっきの会話を聞いて察したのだろう。その小さな体は小刻みに震え、目には涙が溜まっていた。
「もう、やだよ……友達が居なくなるのも……怖がられるのも……閉じ込められるのも……いやだょ……」
「…………………………」
オーケー……そう言うことか……大体だが、何が原因なのか良く、良く!分かった。
それが、原因なのかは定かではないにしろ、少なくともフランをここまで追い詰めたのはアイツだ……
「……ごめんなさい……ごめん、なさい……だから、暗いのはいゃ……お姉さま……ゆるして……」
フランの目から流れ落ちた涙は、頬を伝い、そして、俺の膝の上に一つのシミを作った。
「あんのクソガキがッ……!!」
お読みいただき有難うございます!!
作者はフランの狂気は二重人格によるものだと考えています。
そして、二重人格とは、トラウマなどの強い感情によって生まれます。
それを無理やり抑え込んでも元のトラウマを克服、もしくは、適切な処置をしなければなおるどころか悪化していくのがオチです。
そこで、レミリア様が取った閉じ込める。これは正しい処置だったのでしょうか?
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
まだ暴れないでよ?確証はないんだからさ。
縁『分かってるよ』
では、また次回~