書きたい小説が増えていく今日このごろ。
では、どうぞ!!
「―――とまあ、案内できる所はこんなモンかな。どうだった?」
「思ってたより面白くてビックリしてる。ありがとな」
諏訪子ちゃんに神社内を案内してもらって、神社の歴史についてまで説明してもらった。
例えばミシャグジ様の話だったり、諏訪子ちゃんの武器である鉄の輪の話。それともう一柱の神奈子と言う存在について等々。
話をしている時の諏訪子ちゃんはとても楽しそうで、一方的な話であってもとても退屈になるようなじかんではなかった。いや、仮に詰まらなくてもその笑顔だけで時間が潰せただろう。
「そっか。私が一方的に話してるだけだったから……うん。良かった」
「諏訪子ちゃんは良い子だな~ほれ、頭を撫でてやろう」
帽子のすき間から手を入れ優しく頭を撫でる。
すると、みるみるうちに諏訪子ちゃんの顔が赤くなっていく。
もうそろそろ怒られるかな?
「…………あ、えっと……その……」
……うん?あれ可笑しいぞ?てっきり
『子供扱いしないで!!』
って、怒られると思ったのに、今では猫のようにすり寄ってきているんですが!?
くそッ!!止めるに止められない謎の雰囲気が漂ってやがる!!
その時、
ドゴォオオオン!!
轟音が鳴り響く。
「今のは……」
諏訪子ちゃんが真剣な表情で呟く一方、俺はと言うと……
良しッ!!何かデカイ音のお陰で雰囲気がぶち壊された!!良しッ!!
と、喜んでいた。
「かなり近かったみたいだし……恐らく神社内だろうな。音の方角的に入り口の方か」
「兎に角行ってみよう!!」
俺は走り出す諏訪子ちゃんの背中を追うように走り出した。
少しずつ大きくなる戦闘音。しかし、さっきのような轟音は鳴らない。
そして、俺は轟音の正体であろう物体を発見する。それは一本の柱だった。おおよそ俺の背より少し低いぐらいの柱が、地面を抉った状態で刺さっていたのだ。
そして、その柱を落としたであろう犯人は上空にいた。
上空には三つの人影。うち二人は知っている。魔理沙ちゃんと霊夢ちゃんだ。だとすると、消去法で犯人は一人となる。それに、背中にはその柱を四つ背負っている事からほぼ間違いないだろう。
そして、頭を抱えている諏訪子ちゃんからして、少なくとも敵ではないともなんとなくだが分かる。
「神奈子のやつ……これ埋めるのだれだと思って……」
「どうするよ?なんなら実力行使で止めるか?」
「出来るの?」
「任せろ」
俺は刀の柄に手をかける。
想像するのは糸。その首を刈り取る細く頑丈な殺意の塊。
『誘い糸』
『『『ッ!!?』』』
刀から見えない糸、殺意が的確に三人の脳へと届き、三人は反射的にその動きを止めた。
それもそうだ。動いたら殺られる。と、脳に誤認させているのだから。本来ならば、ここで相手の首を落とすのだが今回はここまで。因みに、発案はうどんげちゃんだったりする。
「ほら!!人様の家で暴れない!!二人とも降りてきなさい!!」
「神奈子!!ちょっと話があるから!!早く!!」
『縁?どうして縁がここに居るんだぜ?』
『アンタは私の保護者か』
『げっ……諏訪子……』
俺は二人に軽く注意するだけであったが、諏訪子ちゃんの方は正座させ小一時間説教されていた。
・
目の前には拳を構える神奈子ちゃんの姿。
対して、それに向き合うのは……
「どうしてこうなった……」
蓬莱山縁こと、俺だった。
「それじゃあ……はじめぇえ!!」
「初手は頂くよ!!」
「いや、ほんと……どうしてこうなったし……」
目の前に迫る拳を適当にあしらいながら、もう一度俺は呟くのだった。
・
「姫様~ご飯ですよ~」
「あら、うどんげご苦労様。今行くわ」
「(ほっ……普通だ)」
「(帰ってきたらどうしてくれようかしら?)」
蓬莱山輝夜の目には光が宿っていなかったが、どうやら気付かなかったようだ。
いや、無意識に気付いていないと脳が処理しただけなのかもしれない……
お読みいただき有難うございます!!
うどんげちゃん……結構エグい技考えるのね……
あと、さりげなく諏訪子様の頭を撫でていたのをちゃるもんは許さない。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
次回 神 VS 不老不死
では、また次回~