蓬莱人で美人のヤンデレが俺の嫁   作:ちゃるもん

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投稿です!!

話を今まで千文字に無理やり押さえていたから、文字数増やして書きやすくなった。
八雲紫は17歳。イイネ?

では、どうぞ!!


私の家のために

「……えっと……その……ごめんなさい!!」

「いやいや……天子が謝る必要はない。強いて言うなら八雲が悪い。そうだ!!天子が事情を知らなかったことも、キスしてきたことも、俺のケツが毎度毎度掘られてることも!!全部八雲が悪かったんだ!!」

「盛大な責任転嫁ね」

「ゴフッ!!」

 

 謝る天子。それを気にしなくていいと否定した縁。そして、全ての責任を紫に押し付けようとする縁。そして、そんな縁の頭に落ちる扇子。頭から血を流し倒れる縁。…………私の家は何時から魔境と化したのかしら?

 

「縁……後で掃除しときなさいよ」

「縁!?大丈夫なの!?」

「昨日は張り切り過ぎたわ……腰いた……ちょっと布団借りるわね……」

「天ちゃんの優しさが身に染みるぜぇ……。お?天ちゃんってやけにしっくり来るな。採用!!」

「大丈夫みたいね。良かった……」

「実は私って影薄い?」

「知らないわよ。あと、泣きついてくんな暑苦しい」

 

 あーもう……どいつもこいつもキャラが濃いから対応に困る!!

 てか、いい加減紫は離れなさいよ。暑苦しいのよ。夢想封印するわよ?大体一番の年長者が一番年下の人間に泣きつくってどうなのよ。年上の威厳とかないわけ?

 

「何をいってるのかしら霊夢。わたしはピッチピチの『17』歳よ?」

「そんなんだから年齢=彼氏いない歴になるのよ。そんなんだからBBAとかキモッって言われるのよ。そんなんだからあの二人に『うわ』みたいな顔されるのよ。あと、17億歩譲ったとして、17歳だとしてもわたしより年上になってるのを理解しているのかしら?私は16歳よ?」

「…………うわぁあん!!霊夢がいじめるうー!!」

「結界の解れがないかの確認中に、そんな理由で私を無理やり呼ばないでください。失礼します」

 

 紫は真っ白に燃え尽きた。まあ、それでもひょっこり戻ってきそうだけど。それと、藍あんたも大変ね……こんど労いの言葉でもかけてあげましょう。

 

「あ、あの……八雲紫さん……」

 

 天子が紫に話し掛けた。さっきまでとはうって変わって部屋のなかにピリピリとした雰囲気が漂う。はあ~お茶おいし。

 

「何ようかしら天人」

「えっと……あの、その……昨日は申し訳ありませんでした!!」

 

 最初は躊躇っていたものの(紫のプレッシャーが原因であろうが)天子はゆっくりと膝を地面につき、頭を下げた。俗に言う土下座である。

 

「謝って許される事だと思っているの?それともあれかしら?謝れば何でも許された世界で生きてきたのかしら?いいご身分よね天人様?」

 

 扇子で口元を隠し、表情を隠す紫。しかし、その目には戸惑いが見てとれた。それだけ、紫は天人にとって悪い印象しかなかったのだろう。

 しかし、今こうして頭を下げている天子に皮肉を込めた台詞を言ったと言うことは紫もそれだけ怒りが溜まっていた。と言うことだろう。

 てか、縁は動かないのね。てっきり『もういいだろ?こんだけ反省してんだから許してやってくれよ』とか言いながら天子を庇うかと思ったのだが……。

 

「謝って許される事じゃないことは分かっているわ。でも、私に今出来ることはこれしかない。だから……」

「…………。言葉だけじゃ許さないわ。後は行動で示しなさい。天界の奴等を見返すなりなんなりしてね。貴女がアイツ等と同じ様な奴じゃないと期待しているわ」

「……。ええ。私はあんなゲス共と同じようにはならない。安心してちょうだい」

「その言葉。しっかりとこの耳で聞きましたわよ」

「…………あー。終わったか?」

 

 天子と紫が話終えたタイミングで、さっきまで黙っていた縁が口を開いた。しかし、その視線は部屋のなかにはなく。何故か外を見ている。一体どうしたのだろうか?

 ……いや、違う……これは……

 

「まためんどくさそうな事が起きてるわね……」

「これは……」

「え?え?何あれ。何が起きてるの?」

「皆気付いたようだな……」

 

 縁が向いている方角の空高く。

 そこには、フワフワと漂う丸っぽい何か。悪霊だ。そして、悪霊は綺麗に並び文字を書いていた。その文字とは……

 

 ボ ス ケ テ

 

『異変だ』

「いやいやいや。ちょっと格好よく『異変だ』って言ったてこの微妙な空気は拭えないわよ!?」

「ねえ、八雲紫さん。ボスケテってなに?」

「多分タスケテってしたかったのでしょうね。あの悪霊を操っている奴が間違えたのでしょう。それと、私の事は紫でいいわよ」

 

 何とも締まらないまま、私たちは異変へと突入する。にしても……。面倒ごとのあとに今度は異変。私の運はどれだけ悪いのだろう。実はあのチビ吸血鬼(姉)の方が私の運命を操っていたりするのだろうか?もしそうなら文句を言ったあとに食料をありったけ貰ってやるのだが……。残念ながら証拠がない。残念である。

 にしても、あの方角……確か旧地獄とやらに繋がっている大穴があった気がする。あ、水が吹き出てきた。湯気が上がっているから間欠泉とか言うやつだろうか?確かお湯が吹き出てくるのをそう呼ぶはず。お湯を引っ張てこれたりするのだろうか?そこが今回の異変で一番重要な所だろう。さと……そうと決まれば……私の家のためにも

 

「頑張りますかね」

「楽しそうだから付いていく。異論は認めない!!」

「あ、待ちなさい霊夢。これ、持っていくと良いわ。面白半分で作ってみた通信用陰陽玉よ」

「私は……輝夜が寝てるから代わりに付いて行こうかな」

 

 何で二人も付いてくる奴が増えたのか問い詰めたい(主に縁)所ではあるが、まあ、今は異変だ。最悪神社まで引けなくても、温泉ぐらいには入れるだろう。

 そう思い、私は神社をでた。

 

 それから約5分後に仲間が一人増えることになるのだが……それはまた次回の話である。

 




お読みいただき有難うございます!!

張り切り過ぎた?腰いた?つまり、この式(?)から導き出される答えは……
次回から地霊殿ですよ!!

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

妄想で書きたい小説がどんどん増えます。
どうしたら良いですか?

では、また次回~
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