雪が凄い。
九州人。ぶっちゃけると福岡県民。
いまさっき風呂の水道が凍りました。
泣ける(泣)
では、どうぞ!!
「まったく……すこしぐらい待っててくれても良かったんじゃないか?」
「私は魔理沙の事を一日中監視しているわけじゃないの。それに、私が魔理沙の行動に合わせてメリットはあるのかしら?」
「私と一緒に居られるぜ!!」
「あっそ」
ふむ……あれだな……霊夢ちゃんはツンデレだな。確信しました。それはそうと、天ちゃんや……間欠泉は危ないからあんまり近寄らないように。
後、霊夢ちゃんと魔理沙ちゃんはきちんと前を見て飛びなさい。以前の射命丸と俺のような事になっても俺は知らんぞ。
博麗神社を出て既に小半刻(約30分)が経つ。現在地は妖怪の山。その間欠泉が吹き出ていた辺りで異変解決に繋がるものを探しているのだが……。いかんせん証拠がない。もう、これでもか!ってぐらいにない。間欠泉が湧き出ていること以外なんもない。
「これはやっぱり、旧地獄とやら行ってみるしかなさそうね」
「そういや、さっきも旧地獄って言ってたけど……地獄は分かるけど、旧ってどう言うことなの?」
「そのままの意味よ。もう稼働していない地獄。今では地上を追いやられた妖怪たちが集まっているらしいけどね」
「へえ。でも、どうやってその旧地獄に行くの?」
「それは行けば分かるわ」
地獄……地獄ねえ。俺には無縁の場所だと思っていたが、人生何があるか分からないもんだねえ。土産屋さんとかあるかな?あったら輝夜になんか買っていかないとな。
てか、天ちゃんの言う通りどうやって地獄まで行くのだろうか?あれか、臨死体験とか言うやつか。それで旧地獄までって……。そりゃないか!!それだったら地獄に続く大穴が有るって言われた方が信用できるわ。
「着いたわよ」
「うひゃ~相変わらずデッカイな~この『穴』は!!」
「なるほど……地獄に続いている穴があったのね」
「……当たっちまったよ」
さらに数分歩いた先。そこにはおおよそ直径10メートルは優に越えているであろう大穴が存在していた。中を覗き込んでも底は見えない。ただただ、闇が広がっていた。
「本当は不可侵条約か何かで出入りは出来ない。あれ?出れないだけだったかしら?まあいいわ。今は緊急事態。さっさと入りましょう」
「縁。飛べないんだろ?後ろ乗るかだぜ?」
「え?縁って飛べなかったの?連れていこうか?」
魔理沙ちゃんに天ちゃんや……その心遣いは嬉しいが、俺の腕をおもいっきり引っ張らないでくれ。特に天子。お前のは洒落にならんからな?
「いや。二人とも、飛べない=降りれないじゃないんだぞ?刀を壁に擦り付けながら減速して降りる方法もあるし、突起を利用して飛び降りていけばいい。わりとどうとでもなる」
二人は俺の説得に渋々と言った感じで離れていった。てか、天子よ……お前諦めたんじゃなかったのかよ……。
俺は一度大きく溜め息を吐いた。そして、大穴の縁へと立つ。大穴の底は見えず、ビュウビュウと吹き抜けていく風が心地よい恐怖を抱かせた。そして、今……俺は跳ぶ!!
『止めなさい!!』
「ぐェ!!」
「げッ……華扇」
『げッとは何ですか!!げッとは!!』
「それより離してあげなさいよ!!」
『あ、ももも申し訳ありません!!』
ゲホッゲホッ!!ちょ、ちょいタンマ……一回死んだ……まだ苦しい……。ああ、空気って素晴らしい……。てか、何やこの嬢ちゃんは。人をいきなり殺しやがって……げんこつスッぞおらぁあ!!
「すーはー……。ああ……生き返った……」
「申し訳ありません……」
「全くだわな。アンタ名前は?」
「『茨木(いばらき)華扇(かせん)』と申します」
「そうか華扇ちゃんね。俺は蓬莱山縁。不老不死の化け物だ。良かったなぁ?お前が殺したのが俺で。普通の人間だったら死んでたぞ?。いや、俺も死んだんだけどさ」
「いや、あのその……」
「助けようとしてくれたのは純粋に善意なんだろうし、俺自身嬉しいことではあったよ?でも、もうちょい考えた方が良かったな。流石に襟首を掴んで引っ張り投げる(誤字に有らず)のはやりすぎじゃないのかね?え?」
「ごめんなさい……」
「華扇が怒られてるなんて珍しい。役得だわ。滅多に見られないからちゃんと見ときなさい」
そこ。五月蝿いよ。
「他にもあるだろ?」
「以後気を付けます……」
「よろしい」
俺は華扇ちゃんの頭をポンポンと軽く撫でた。にしても、何故華扇ちゃんは俺のことを止めた(助けた?)のだろうか。単純に自殺願望者に見えたか……。いや、しかし霊夢ちゃんたちが居るから考えにくい。だったら……。旧地獄とやと関係しているのだろうか?そう言えば何とか条約がうんぬんかんぬん言ってたからそれの取り締まりだろうか。
「で、華扇。私たちその先に用があるの。さっさと退いてくれないかしら」
「だめね。貴方達も見たでしょう?あの悪霊を」
「ああ。助けを求めていたな。ボスケテってなってたけど」
「で?その悪霊が何なのだぜ?」
魔理沙が華扇に質問を投げ掛けた。しかし、何故だろうか。華扇は額を包帯の巻かれた方の手で押さ溜め息を吐いた。
「はあ……。悪霊は字に書いてのごとく悪い霊。もしかしたら、何者かの罠。ってことを考えなさい。そして、この先は旧地獄。鬼や覚等と言った嫌われもの達が集う場所よ。危険すぎる。だから、私はこの穴に飛び込もうとする者を止めているの。そこの貴方も含めてね」
「……。そうだな。華扇ちゃんの言いたいことは分かった」
「そう。分かってくれたのね。ありがとう。だったら、そこの3人も連れて帰って頂戴。悪霊は私が処理しておくわ」
「おいおい。なに一人で話を纏めてるんだ?俺は華扇ちゃんの言いたいことは分かった。って言っただけだぞ?」
「…………通さないわよ?」
私警戒しています!!と言う風に何かの武術の構えを取る華扇ちゃん。
「まあ、待て。何も絶対に行くって訳じゃない。ここは天子の決定に従おうじゃないか」
「天子?そこの後ろで自分のことを指差してる子かしら?」
「そそ」
「え?ちょ、何で私?」
「出番が少なかったから」
「私はどうなるのぜ!?」
「今回は譲ってやってくれ。な?」
ごねる魔理沙を宥めるも、今度人里でデートをすることとなってしまった。俺にはなんのご褒美にも……いや、娘と買い物に行けるって考えれば良いのか!!
「で、どうする?勿論、天子が嫌って言えば俺たちは大人しく引き下がろう。しかし、行くと言ったらそっちが大人しく引いてくれ。そして、そもそもやらないのなら…………。悪いが実力行使だ」
「………………………………………。良いでしょうどうせ元より部が悪いのは明白でしたから。どうぞ、お決めになられてください天子さん」
この様子だと……。初めから諦めてやがったな華扇ちゃん……。でも、どうせだから賭けに出た。って感じか。
「え、っと……私は行きたい。私と同じ悩みか分からないけど……。騙されいるのかもしれないけどしれないけど……。私は、幻想郷に救われたから。今度は、私が誰かの為に動きたい。償い。そんなものじゃない。私の意識で、誰かを助けたい」
「天子……」
「あ、えっとその……要するに動かないで後悔するより、動いて後悔したほうがいいって言うかなんと言うか……。え、ちょ、何で縁泣いてるの!?え!?可笑しなこと言った私!?」
「天子……。お前格好いいな」
「魔理沙は魔理沙で尊敬の眼差しを向けてくるし!!霊夢は……いつも通りだ!!それより、そのお茶どこから出したの!?」
うう……こんなに立派になって……!!父さん嬉しいぞ!!
「はあ……。まったく。こんな集団に真面目に対応していた私が馬鹿みたいですね。良いですよ。ご自由にお進みください。ですが…………しっかり、助けるものは助けてきなさい。そして、無事戻ってくるように!!」
『了解!!』
『当たり前よ』
『任せるのぜ!!』
『えっと、い、行ってきます!!』
さて、今度こそ……
旧地獄とやら行きますか!!
お読みいただき有難うございます!!
最後が無理矢理過ぎるって?しらないなー(棒)
天ちゃん活躍しすぎじゃね?結構好きなの。あと、書いてて愛着が湧いた。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
手が悴んでヤバい。文字打つのが(物理的に)辛い
では、また次回~