蓬莱人で美人のヤンデレが俺の嫁   作:ちゃるもん

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投稿です!!

なんだかシリアスが多いな。
ギャグ路線で行くつもりだったのにな。
もう……。はちゃっけても……良いよね?

では、どうぞ!!


俺の心

『はーい縁。元気にしてたかしら?』

 

 俺の顔は驚愕の色に染まった。

 突如として音もなく部屋に入ってきた二つの影。一人は俺の妻である蓬莱山輝夜。そして、もう一人は……永遠亭の最高戦力。月の頭脳こと『八意(やごころ)永琳』その人だったのだから。

 

「……。なんだいアンタら。人の家に無断で上がり込んできた挙げ句に「五月蝿いわね。黙りなさいな」

「それじゃあ、永琳」

「はいはい。人使いが荒いお姫様だこと。まあ、任せなさい」

「は!!やれるもんならやってみな……よ?」

 

 うわー相変わらずの化け物っぷりですこと。

 俺があれだけ苦戦した相手を、永琳は片手で簡単に捩じ伏せた。それも、気付かないうちに、だ。瞬きをした一秒にも充たない時間で。

 

「あら?鬼さんその程度なの?」

「は、ははは、そんな程度なわけ……」

「じゃあほら、頑張って」

 

 永琳の無駄に良い笑顔と、相手を馬鹿にするような甘い声。対して星熊は、力の入れ過ぎか血が上り、顔は真っ赤だ。相手が悪い、諦めろ。と、監禁されるまえだったら笑いながらに注意していただろうが……。別に良いか。あのまま大人しくしていてもらおう。

 

「意外と丈夫ねこの鎖。貰っていこうかしら?」

「良いから早く解いてください。持って帰らないでください」

 

 正直、既に俺の視野に星熊は入っていなかった。それだけ永琳が強いのもあるが、それ以上に輝夜と言う存在が俺を強くしてくれていいた。冗談混じりの何気ない会話もその一環かもしれない。…………冗談、だよね?

 バキッバキッっと輝夜は俺を拘束している鎖を素手で引きちぎる。俺には引きちぎる事は出来なかったが、やはり本当の強者ってのはえげつないものだ。輝夜はその部分も可愛いのだが。永琳?ああ、アイツは論外だから。一緒にしたらダメ。

 

「……。はい。全部取れたわよ」

「おう。サンキュー」

「終わったようね。それじゃあ私の方も終わらせましょう」

 

 ずっと拘束してニヤニヤしていた奴が何を言っているのか……。まあ、言ったら実験台にされる日数が増えるので言わないのだが。

 永琳は星熊の髪を掴み、立ち上がらせる。そして、その額に指を押し付けた。俗に言う『デコピン』である。

 

「私の家族件実験台を好きにしてくれたお礼よ。大丈夫。貴女の体なら耐えれるように調整してあげるわ」

 

 にっこり。と聖母のような笑みを浮かべた永琳。いつの間に身体検査をしたのだろうか……。まあ、永琳だから仕方がない。と、終わらせてしまう自分が怖い。

 睨み付ける星熊。量腕で自身の髪を掴んでいる永琳の腕を握り潰そうとしているが、永琳の細い腕はビクともしない。流石は永琳である。そして、デコピンが……放たれる。

 

ボッ!!

 

 以前聞いたような空気が爆発するような音。そして、目の前に広がる更地。ただのデコピンの筈なのに、その威力は星熊の全力と同レベルかそれ以上の威力を誇っていた。良かったこととしては、永琳がデコピンをした方向が街の大通り方面ではなく、街の外に向かってと言う事ぐらいだろう。

 

「……。南無」

 

 流石に不憫に思った俺は星熊、合掌した。永琳達の話を聞いていると、どうやら地霊殿とやらに行くようだ。途中俺の刀も見つけたし。さっさとその地霊殿とやらに行こう。

 

 

 

 

『へ、ヘンタイ!!』

 

 パシーンッ

 

 開幕早々平手打ちを受ける俺。いやいや、何でこうなったし。俺、なにもしてないよ?ただ、どうぞ。って言われたから扉を開けただけですよ?

 

『な、何ですか貴方は!!お、おおおお、お尻にそんな……ものを!?ふ、不埒ですヘンタイ!!』

 

 パシーンッ

 

 理不尽な平手打ちが俺を襲う!!ここ最近よく打たれているような……泣いていい?あ、だめ?そうですか……。

 にしても、このちびっこは誰だ?この地霊殿の主の娘さんだろうか?にしてちっこい。そう言えば、胸元に変な目玉がある。だとすると妖怪か?レミリア的な感じだし結構な年なのだろうか?ちみっこいなぁ。あれ?だとすると……。あ、もしかして私が地霊殿の主でしたー!!とかってオチだろうか?否定出来ないところが恐ろしいよなぁ。ちっちゃいなな~。

 

『ちっちゃい……ちっちゃい……ちっちゃい……。何なんですか貴方は!!私は小さくなんてありません!!第二成長期が来ていないだけです!!』

「第一成長期は来てるんだな。それと、あれだろ。お前覚とか言う妖怪だろ」

『良く分かりましたね。いかにも、私が覚妖怪。この地霊殿の主である『古明地(こめいじ)さとり』です』

「……。おい……無理しなくて良いんだぞ?」

 

 顔に手をやり、指の隙間から瞳を覗かせる。体勢は空気椅子をしているみたいだ。てか、足プルプルしてるし、いい加減止めろよ。な?な?見てるこっちがハラハラするぞ?だから、な?

 

「う、五月蝿いですよ!!べ、別にキツくなんて……」

「ふむ……では、強硬手段を取るとしよう」

「きょ強硬、手段?」

 

 ……。可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い。

 

「ふ、ふん。その程度で私が折れるとでも?あまいいいいいいいい!!?や、やめな、止めなさいこのヘンタイ!!」

 

 お、効果あり。では……『ここから先の輝夜とさとりちゃんと俺のくんずほぐれつはスキマ送りにされました』

 

「いやぁあああああ!!」

 

 腰からへなへなと崩れ去る覚ちゃん。うん。今思うと俺最低な事してるな。あと、自分で自分の首を締めに行ってるな。馬鹿を通り越してアホだな俺。

 

「縁……後でお話がアルからね?」

 

 い、イエッサー……。

 




お読みいただき有難うございます!!

永琳はいわゆるワンパンマンサイタマ的ポジ。
輝夜とさとり……閃いた!!

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

テスト終わっちゃぜぇえええ!!

では、また次回~
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