一応緋想天測の続きとなります。
今回はその入り。なので短めです。
では、どうぞ!!
「はいはい落ち着けお前ら」
「いい加減邪魔をするのは止めていただけませんか?」
「はいはいそうですねー」
「チッ」
露骨な舌打ちを受けながら、二人の間に割ってはいる。
ただ、まあこの竜宮の使いさんはただ天子を向かえに来てるだけなんだよな。強引にも見えないこともないが、強硬手段には出てないし。俺は殺されかけたけど。
ここは天子を諭せば大丈夫かな?
「天子。何で帰りたくなとかの理由をキチンと言わないと、相手は天子が何を言いたいのか分からないぞ。今お前がやっているのはただの我が儘に成り下がるから気を付けろ」
「……。ええ、そうねありがとう」
「それと、お前さんも強引に連れて帰ろうとするんじゃなくて、相手の話を聞き出せよ。ここまで嫌がってるんだから、理由があるのくらい簡単にさっせるだろ?てか察しろ」
「チッ……。言われずとも分かっていますッ!!」
すっげえ負け惜しみいただきました。まあ、そんな事よりもだ。
天子と竜宮の使いが、俺から視線をずらし互いを見つめる。
「総領様と奥様がお帰りをお待ちしております。総領娘様に相応しい殿方を見つけたとか。早々にお帰りくださいませ総領娘様」
「……。分かったわ。でも、勘違いしないことね。私は帰るんじゃない。縁を切りにいくだけよ」
キッパリと言い切る天子。まあ、しょうがないと言えばしょうがないのかもしれない。
「私を権力を得るためだけの道具だと思っている連中なんかと一緒に居るくらいなら、私は地上で自由気ままに暮らさせてもらうわ」
そして、更に付け加える天子。その言葉に苦虫を潰したような表情になる竜宮の使い。
そんな二人を観察していると、不意に天子から声が掛かる。
「ごめんなさい縁。付き合って貰ってもいいかしら?」
「そういう約束だからな。めんどくさいが付いていってやるよ」
「ありがとう」
さて、と言うことは今から天界とやら向かわなければならない。と言うこと。また遠出になるな。
輝夜に言っとかないと。
「こいしちゃんお願いがあるんだけど良いか?」
「なにお兄さん?」
「輝夜に天子の付き添いで天界に行ってくる。先に帰っておいてくれ。出来るだけ早く帰ってくる。って伝えといてくれないか?」
「はーい!!お任せあれ!!」
こいしちゃんに言伝て頼み、準備は完了。確か、触れたりしたら気が付くそうなので大丈夫だろう。こいしちゃんは敬礼をすると、ダッ!!と走りながら地霊殿へと戻っていった。
「さ、行こうか。案内頼むぜ天子」
「ええ。行きましょう」
そう言えば最近輝夜とイチャイチャしてないな。なんか寂しい。
そうだ、俺かえったら輝夜とイチャイチャするんだ。
なら、さっさと終わらせて帰るとしようか!!
お読みいただき有難うございます!!
はい、次回は天界です。
天ちゃんパパ&ママとご対面です。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
多分 聖 神 心 は飛ばして一気に輝に進むと思います。
では、また次回~