まだ入りだから短いよ!!
あと、『あの狂る』の番外編書き終わって疲れたの。
では、どうぞ!!
天界はどうやら妖怪の山の上空に有るらしい。
まあ、俺は空を飛べない。なので、天子に背負ってもらう事になるのだが……。
「だ、大丈夫か天子」
「……だ、だいじょ……ばない……」
デスヨネー。
俺を背負っている天子から苦し気な声が漏れ出す。何故か?重いから。何が?刀が。
いや、刀を置いていけば良いだけの話ではあるが、俺の唯一の得物なので出来れば持っていきたい。
「踏み台か何かがあれば良いんだがなー」
「踏み台があれば良いのね!?」
「あ、うんそうだけど。無理すんなよ?ただえさえふらふらなんだから」
「大丈夫よ!!任せなさい!!ぜーはーぜーはー……!!」
「あ、うん。任せる……」
天子は片手を前につき出す。するとどうだろう。いつぞやの要石が現れたではないか!!それだけではない。なんと……この要石は宙に浮いているのだ!!
俺はその要石の上に飛び乗る。そして、今度は頭上に現れた要石を踏んで上を目指していく。
「器用なものね」
「飛べない奴は飛べないなりに頑張ってんだよ」
要石をトンットンッとステップを踏むように跳んでいく。そして、天子の奥側にいる竜宮の使いの視線がヤバい。今にも殺されそう。
とまあ、跳び続けておおよそ五分ぐらい。漸く天界の入り口みたいなものが見えてきた。
それは雲の上に佇む巨大な鉄の扉。そして、その両隣に槍を持った兵が立っている。
「あそこまで大きくする意味ってあるのか?」
「一応ね。私みたいに土地ごと天界に来ることも多少なりともあるかららしいわ」
「へえ~」
要石から雲へと跳び移る。最初は雲の上に立てれるのか不安だったが、どうやら大丈夫のよう。それに、天子がいるからか部外者の俺でもすんなりと入ることが許された。
ゆっくりと開く扉。その先には宙に浮かぶ無数の大地。こう、雲の上に家が立っているのを想像していたが、全然違ったことに驚いた。
「天界はその地位によってすむ場所が変わっていくの。私の家は彼処よ」
天子が指差したのは上中下で分けるなら上の真ん中辺り。
なるほど。天子が言うことを当てはめるなら本当にかなりの権力者ってわけだ。
「まあ、最初は真ん中辺りだったんだけどね。周りが勝手に押し上げていったのよ」
「そりゃまたなんで」
「その時の人のよさが原因でしょうね。さ、早く行きましょう」
「あいよー」
また天子がだしてくれた要石を跳び移りながら、天子の家を目指す。
いやー、島と島を渡るための橋があれば楽なのにね。
それと、変なやつが付いてきているみたいだが……実害は今のところないし別にいっか。
お読みいただき有難うございます!!
次回、遂に天ちゃんの父さんと母さんが出てくッで!!
そして、最後の方はあの方です。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
『あの狂る』の番外編投稿しました。そちらもよろしければ。
バレンタイン?ああ、いっぱい貰いましたよ?
FGOで……
では、また次回~