蓬莱人で美人のヤンデレが俺の嫁   作:ちゃるもん

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投稿です!!

まあ、一応本編『は』完結かな?

では、どうぞ!!


俺の愛する愛する輝夜

 足に力を入れ全力で跳ぶ。

 周りへの被害?そんなものどうでもいい。クレーターが出来ようと、森が吹き飛ぼうと俺は気にしない。

 そして、今しがた城の壁を殴って侵入した。

 

『な、なんだ!?』

「五月蝿い」

 

 なんか居たから取り敢えず殺しておいた。

 輝夜は・・・・・上か。

 

『あ?おおッ。予想以上に早い襲撃じゃないか!!』

 

 椅子に座ってふんぞり返っている女。

 誰だこいつ?

 

『いや~。異変を起こしてもなかなか人が来ないから、適当に重要そうな奴を捕まえてこさせて良かったわ~』

 

 …………。ああ、コイツが犯人なワケね。

 分かった分かった。取りあえずさ……

 

 

 …………シネよ

 

 

『甘いわ!!』

 

ドガンッ!!

 

「ガハッ!!」

 

 俺はソイツの頭を掴んで壁に叩き付けようとした。だが、実際に掴まれたのは俺の顔で。壁に叩き付けられたのも俺の方だった。まるで立ち位置がそっくりそのまま逆転したかのように。

 あ、なるほど。『逆転』させたのか。だったら単純な事じゃないか。

 

 もう一度、女の顔を掴むために走る。対処法が分かったから全力だ。

 ボゴンッ!!と地面が陥没し、音を超え、俺の腕は女の顔の迫る―――と、思ったら、女が俺の顔を掴もうとしていた。

 

『はッ!!』

 

 女は笑った。馬鹿にするように、嘲笑った。

 

ドギャンッ!!

 

 女が地面に叩き落とされる。地面は衝撃を逃がすこともできず女の形でくぼみが出来ていた。

 中から女が這い登ってくる。外に出てきた腕を掴み、逆方向にねじ曲げる。腕はボキッと軽い音を立て、間接から地面に落ちた。

 

『アガァアアアアアアア!?!!!!』

「五月蝿い」

 

 背骨を狙い、脚を上げ踵を落とす。そしたら、また立ち位置が入れ替わる。脚を上げているのが女。地面に寝ているのが俺。

 そして、女の上げていない方の脚を砕ける。そのまま俺は女の腹に掌底を一発。女の口から吐き出された血が俺の顔にビシャと掛かった。気持ち悪いッ!!

 

『ウギャァアア!!?!??!!ど、どうして!?何をしたキサマァ!!』

「誰が教えるか。それじゃあ、クルシみながらシネ」

 

 それに、教えるほどの事でもない。反射神経にモノを言わせて反撃しただけなのだから。

 刀を抜かず、鞘のまま脊髄目掛けて降り下ろす。ところで、首輪から声が聞こえ俺は手を止めた。

 

《ちょ、痛たッ。止めなさいって言ってるでしょ!!》

 

「ア"?」

 

 痛い?痛いって言ったか今?誰が、輝夜が?ふざけるな……ふざけるなフザけるなフザけるなフザケルナ……。誰だ?手を出したのは?いや、そんな事はどうでもいい。力で捩じ伏せる。丸ごと。この城ゴト殺してヤる……。

 俺は女の首に掛かっている小槌の様なものを奪う。これからは鬼の力を感じる。ヤるなら徹底的に全力をもって潰してヤる……。

 

『そ……、それは………ヤメロ……わたし、の、だぞ……ッ!!』

「失せろ」

 

 地面に倒れている女の腹を蹴り上げ黙らせる。

 さて、さっさと輝夜を助けにいくか。場所は……ちょうど、真上か……って、輝夜の奴暴れてるな……。この小槌が関係してたのか?まあいい。

 

 刀を抜刀し天井を斬りながら階を登っていく。

 大体、天井を三度ぶち抜いた位で牢獄のような場所へとついた。そこには、真っ赤に染まった壁と、ぐちゃぐちゃの肉塊が壁にへばりついていた。

 そして、檻を無理やりこじ開けている輝夜の姿もあった。

 

「縁!!」

「ごめん輝夜。遅くなった」

「まったく。本当によ。でも、ありがと」

 

 輝夜は俺の側に駆け寄り笑顔を浮かべた。

 さて、最後の仕上げをしようじゃないか。

 

 壁をぶち破り、外へと出る。下は地面だが輝夜が俺を支えゆっくりと下ろしてくれた。

 空を見上げる。大きな大きな逆向きの城。気のせいか少しずつ落ちてきている気もするが、そんな事はどうだっていい。何故なら今から消えるのだから。

 

「頑張って、縁」

「そう言われたら失敗出来ないねぇ」

 

 奪ってきた小槌から無理矢理力を引き出し、俺の中に眠る竜の力も解放。

 そして、愛しい愛しい愛しい愛しい輝夜からの応援。

 

 出来ないはずがない。

 

 刀を握り、重心を前に。

 全ての霊力を刀に注ぎ込む。

 息を吸い込んで、吐き出して、もう一度吸い……

 

 

 ―――消え失せろ……俺の輝夜を傷付けた屑共は灰になれ―――

 

 

「アァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

 

 大声と共に切り上げる。

 一瞬、細い一本の炎奇跡が見え、次の瞬間には城はほぼすべてが溶けていた。

 

「こ、これは……スゴいわね……」

 

 あの、輝夜でさえポカンと口を開ける程の威力が、そこにはあった。

 

「でも、まあ、霊力がスッカラカンになって倒れるのは格好付かないんじゃない?」

「あ、あはは……ごもっともで」

「後は私が運んで上げるから、今は寝てなさい」

「ごめん。頼んだ」

 

 縁は目を閉じ、数秒ほどで規則正しい寝息をたて始める。

 

「にしても……これのどこが念のための薬なのよ……まあ、縁に何ともないようだから良いけど」

 

 輝夜は寝ている縁の体を抱え、永遠亭へと帰る。

 こうして、異変は謎を多く残したまま解決されることとなった。城の残骸は八雲によって撤去され、異変解決は天狗の文屋達によって報道されることになる。

 

 そして、ある天狗が書いた記事にはこう書かれていた……。

『永遠亭の主人お手柄か!?』

 そこには、目映い光の中に刀を振り上げた男の後ろ姿が写っていた。そして、内容には人里の英雄だのなんだのが……。

 これにより、ある男が女達の間での人気がうなぎ登りになったのは言うまでもないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

『んっ……あ、あれ?ここどこ?え、なんか久しぶりの俺の部屋なのに鎖で繋がれてるってちょ』

『あ、目が覚めたのね縁』

『え、えっとどういう状況でせうか?』

『またまた。いっぱい……いーーーーっぱい、身に覚えがアルデしょう?』

『いや、あの……スイマセンでしたぁ!!』

『うん。反省しているのね。だったら、オシオキもちゃんとウケてくれるワヨネ?』

『え、いや、そ、その……ま、まって……待ってくださいお願いしますから。ね、ね?一旦話し合おう?取り敢えず、さ?その棘のついたこん棒を下ろそう?下ろしたから別の奴を取っていい訳じゃないからね?そのバチバチした棒をどうするつもりですかね?ね?落ち着こう?おねがいd』

『あーもううるさいわねぇ……。静かに出来ない子には……オシオキしましょウカ』

『え、いや、いや……うそ、やめて……やめてくださ』

 

 

 

 

 

 

ア―――――――――――――――!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 




お読みいただき有難うございます!!

はい。終わり。
最後の最後で真面目な雰囲気をぶち壊す……それがちゃるもんクオリティー……。
まあ、単純にオシオキシーンが最近なかったからイレタだけなんですけどねw

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

あくまで本編『は』完結。
魔理沙とのデート
古明地姉妹
天子のその後etcetc……
もう、分かるだろう?

では、また次回!!
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