みょんみょんみょんみょんみょん
では、どうぞ!!
「ふぁあ~……。ねむ……」
太陽が真上を過ぎたくらいのころ。俺が昼寝をしようかどうかを考えていたときの事だった。
「縁~お客さんよ~」
めんどくさい種がやって来たのは。
「客?今日誰かと約束してたか?」
まあ、突然の訪問だってあるか。と、納得し玄関へと急ぐ。
そして、俺は絶句した。絶句せざるをえなかった。
「お久しぶりにございます。蓬莱山縁殿」
玄関先で土下座をしている女の子が居たのだから。
・
えー、訪問してきた子は魂魄妖夢と言う子で、永遠亭が異変を起こした時に俺と手合わせした子のようである。なぜ『ようである』なのかは……。いや、もうぶっちゃけると覚えてないです。はい。
「で、えーと?妖夢ちゃん……だっけ?俺に何のようがあるんだ?」
「縁殿。率直に申し上げます……。私を弟子にしていただけませんでしょうか!!」
「えー。この間一人出来たから面倒事はごめんなんだが」
「そこをなんとか!!」
勢いよく頭を下げる妖夢ちゃん。端から見たら完全に俺が悪役である。勘弁してほしい。
そう言えば……、今思い出したがこの子魂魄流とか言ってなかったか?そうだとしたら師匠の一人いるのではなかろうか?いや、居ないから俺を頼って来ているのだろうが。
「師匠、ですか?」
「おう。魂魄流とかなんとか言ってたよな?だったら師匠が居るんじゃないのか?まあ、詳しくないから知らんけど」
「確かに。師匠は居ました。ですが、私にある程度の技を伝授した後忽然を姿を眩ませてしまいました」
「ふ~ん。だから、俺を頼ったと」
妖夢ちゃんは力強く頷いた。
いや、でもどうしようか。弟子は……まあ、面倒なのを除けばとってもいいのだが……。俺は独学なためこの子の剣の形を崩してしまいそうなのが怖い。
「そ、それでどうでしょうか?」
「うーん。言っとくが俺は独学でやってるから参考になるかは分からんぞ?」
「構いません!!」
俺が構うんですが?
「はあ。じゃあ取り敢えず一回手合わせ……」
待てよ?これって戦うのも修行……だよな?だったら、俺が居るときに来たら手合わせするだけでいいんじゃね?
「?」
ほら、なんか馬鹿ぽそうだし。これでいいだろ。妖夢ちゃんは手合わせ(修行)が出来る。俺は楽が出来る。
いや、そんな甘い話でもないか。
「弟子うんぬんかんぬんは一旦置いとくとして、腕にはそこそこ覚えがあるんだろ?だったら、実戦で勝手学んでいけ」
「は、はい!!」
・
「それじゃあ始めるか」
「はい!!お願い致します!!」
庭に出て互いに得物に手を掛ける。
妖夢ちゃんからはピリピリと戦意が伝わってくる。
確か居合いメインに戦ってたよなこの子?そんなに力んでマトモに刀が振れるのか?
「ほら、殺す気で掛かってこい」
「はい!!」
あ、躊躇いなんてないんですね。
そんな呑気な事を考えながら、妖夢ちゃんの居合いを刀で軽く受け流す。
鋭い。ただ、それだけの攻撃。これでもの凄く速いとかなら正真正銘必殺となるのだが……。
後は、単調だな。居合いと言うのは予想されさすく、対処し辛いものだと俺は考えている。しかし、対処されたからと言って、相手は待ってくれない。だからこそ、対処された場合の行動をキッチリ出来ないといけないのだ。まあ、刀を掴まれたりしたら殆ど何もできなくなるんだが……。
「はい。腹ががら空き」
「ガハッ!!」
取り敢えず軽く殴っておく。
「まあ、元々が必殺の攻撃だから想像しにくいかもしれないが、対処されたときの事も考えながらやれ。後は、まあ、これは俺の考えだが、単純に鋭いだけじゃいけない。優しく、撫でるように殺せ。まあ、そこは自分にあった方法でやるのが一番なんだがな」
「分かりました!!」
こうして、また一日俺の何時もとは違う日常が過ぎていくのであった。
お読みいただき有難うございます!!
……うん。分かってるよ。うん。なんでこんなにも中途半端なんだよ!!って事だよね?
……嫁がイチャイチャしたり、殴られたりして萎えましたし。以上!!
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
あそこです。
縁『ゲェ!!風見じゃねえか!!』
幽香『ゲェとは何かしらゲェとは。少し躾が必要のようね』
縁『用事があるのでこれで!!』
幽香『逃がさないわよ?』
では、また次回~