蓬莱人で美人のヤンデレが俺の嫁   作:ちゃるもん

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投稿です!!

明日……バイトの面接です……こわいよぉぉぉ……

何時にも増してキャラ崩壊がヤバイです。
それでも良ければお進み下さい。

では、どうぞ!!


後悔させてやる

 命蓮寺

 そこは、人も妖怪も神すらも平等であると謳っている寺である。

 幻想郷でも珍しく人間と妖怪が共に修行するばしょだとかなんとか……。まあ、皆平等を謳っているのだから当然と言えば当然かもしれない。

 

 人里を抜け、命蓮寺へと続く街道も抜けたら、博麗神社に並ぶ長い階段が姿を現す。

 そして、その階段を登りきれば、漸く命蓮寺の門が見えてくる。運がよければ僧侶である聖白蓮に案内してもらえるかもしれない。と、男共の癒しスポットでもあるらしい。まあ、俺には無用の長物。輝夜がいればそれでいい。

 そんな俺にも運がいい日と言うものはある。旗から見れば……と言う前置きが付くが……。

 

「ぜりゃぁあああ!!」

「あっぶ!!」

「もう!!避けないでください!!」

「無理なこと、いうんじゃ!!ねえ!!」

 

ブォン!!ビュンッ!!ズガァアンッ!!

 

 手加減モード美鈴の技術と星熊勇儀の力を足して二で割った感じの攻撃が出会い頭に、それこそ俺が頭を下げようとしなかったらザクロが咲いていたであろう攻撃が何の前振りもなく飛んできた。

 そして、右拳、左回し蹴り、右脚サマーソルト、左脚踵落とし。どれだけ殺しに掛かってきているんだこの僧侶は……。

 この一連の動作をやってきた相手は噂に聞く僧侶。聖白蓮にそっくりなのだ。

 

「……聖白蓮ってのはアンタか?とっ、あぶねえ」

「ええ。そうですが。それがどうかしましたか妖怪ハンターさん?」

「えっと、俺は妖怪ハンターじゃなくてだな、蓬莱山縁っつう者なんだが」

「蓬莱山縁?と言いますと以前の逆さまのお城を破壊したあの?」

 

 おっと、どうやら俺の事は知っているみたいだ。これならまだ弁明の余地が残って―――

 

「そう。その蓬莱山縁」

「ああ。色々納得しました。異変を犯したとはいえ一切の話、意見を聞かず、かつ、一切話し合いで解決しようとしなかった。挙げ句、意味、理由もなく一方的に蹂躙したあの、あの!!蓬莱山縁なのですね!!」

 

 ―――はいなかった!!ガッテム!!

 え、でも以前その社名丸の新聞を読んだ時にはそんな風には書かれていなかったが……別の天狗の仕業か?

 

「流石に信じてはいませんでしたが……。小傘の話を聞く限りではそれは本当の事のようですね……」

「………………」

 

 すっごいツッコミたい。お前も俺の話を聞こうとしてねえじゃねえか。って、すっごい!!ツッコミたい。

 

「蓬莱山……何度か聞いた話では良いイメージを持ったりもしましたが……夫がこれなら奥様の輝夜さんでしたか?その方もたかが知れていますね」

「…………ア”?」

 

 ほお?ほおほおほお?今のは戦争の合図……と言うわけで良いんだよな?

 

「そんな事を言うのなら貴女の所のお弟子さんはどうなんですかね~?なんの関係もない初対面の人様を?いきなり?驚かしてきて?一体どんな教育しているんですかね~?」

「それは彼女にとっては生きるために必要なこと」

「だからって何の関係もない奴を驚かしてもいいのか?すごいな!!僧侶様からそんな事が教われるなんて!!これは驚きだ!!」

「確かに、無関係の者を脅かして良いとはしていません。ですが……」

「ですがもなにもねえんだよ。あんときは俺だったから良かったが、お年寄りがそれで骨折でもしたらどうするんだ?子供がそれで怪我でもしたら?飛躍しすぎだが死んだりでもしたらどうするつもりなんだ?お前は責任がとれるのか?ああ?」

「……それ言ったら貴方こそ、あの異変のなかで罪もない妖怪を殺したのではないのですか!?」

「それはない。俺が殺した妖怪はあの城に居た奴だけだ。もっと言えばそんとき輝夜、俺の嫁が拐われて汚されかけてた。お前はそんときに黙って嫁が犯される様を見とけって言うのか?」

 

 ふんっ!!と、言い切る俺。ギリッと歯を噛み顔を赤くして悔しがる聖白蓮。

 

「だ、だからと言って暴力を」

「それは悪かったが、お前はどうなんだろうな?話も聞かず散々殴って蹴って……」

「うぐっ……だ、だお、だとしても」

 

 噛んだな。

 

「だとしても!!私の弟子たちを馬鹿にしたことは許せません!!」

「お?そこ戻るのか?お?だったら俺も容赦はできんな。輝夜を馬鹿にした事を後悔させてやる」

 

 俺は刀をゆっくりと引き抜く。鞘から抜かれたその黒い刀身は艶かしく不気味に太陽の光を反射した。

 聖白蓮は懐から巻物を取りだし、バッ!!と広げた。さっきの何倍何十倍と大きくなった存在感はあの化物共を連想させる。

 しかし、不思議と恐怖感等といったモノは感じなかった。恐らく慣れと永琳の薬が関係しているのだろうが、なによりも……聖白蓮が涙目なのが大きいと思う。まあ、手加減なんてしないが。

 

「絶対許しませんから!!」

「ハッ!!許してもらおうなんて思ってねえよ!!」

 

 

 

 

 こうして、レベルの小さく規模の大きい喧嘩の幕が切って落とされたのだった。

 

 

 

 




お読みいただき有難うございます!!

聖も縁も子供過ぎる……。
まあ聖に関してはそんな所も可愛いですがね!!

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

次回作は東方にします。
ヤンデレです。軽くん寄りの内容になると思います。
まあ、まだ書いてる途中ですが。

では、また次回~
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