蓬莱人で美人のヤンデレが俺の嫁   作:ちゃるもん

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投稿です!!

バイトの面接おわりました。
面接官のお兄さんが優しくてあんまり緊張せず済みました。
一週間以内に連絡が来たら面接合格みたいです。

では、どうぞ!!


超人vs蓬莱人

ダンッ!!ガギンッ!!

 

 足に力を込め、一気に飛び出す。右上から振り切った刀は聖白蓮の拳に受け止められた。

 

「おいおい……お前はどこぞやの鬼かよ……」

「私は元人間です」

「ハッ!!じゃあ化物、同類ってことか!!」

「同じにしないで下さい!!」

 

ガギンッガギンッガギンッ!!

 

 三度刀と拳がぶつかり合う。

 あれは……魔力か。身体能力系の魔法だろうな。けど、星熊勇儀の力には叶わねえ。そして、紅美鈴のような柔らかく鋭い攻撃でもない。器用貧乏ってやつだな。

 ただ、俺よりも圧倒的に強いわけで……俺の刀を掻い潜って拳が飛んでくるのも当然と言えば当然だろう。

 

ガギンッ!!ドガッ!!

 

「がハッ!!」

「ふっ……はぁあああああああああああ!!!!!!」

 

ドガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!

 

 両の拳から繰り出される怒濤の連撃は俺の体をぐちゃぐちゃにしていった。読んで字の如くぐちゃぐちゃである。もう、身体中の骨と言う骨が砕け散り、血は出てくること出来ないほどに肉が腫れ上がっている。そして、聖白蓮の拳が俺に止めを指した。

 

ド、ドガァアアアアアンッ!!!!

 

 聖白蓮の拳が俺の腹を穿ち、そのまま地面へと叩き付けた。

 まあ、痛覚なんて殆ど残ってないから何とも言えないが……痛覚が残っていたらと思うと……いや、何とも思わねえわ。うん。痛みに慣れるって怖いね……。

 

「なっ!?」

「まあ、痛みに慣れてとこんな事も出来るから便利なんだけどね」

「どうして……」

「死んだはずじゃってか?言っただろ?化物だってな」

 

 死んだ事により体が強制的に再生(巻き戻し)を開始。星熊や美鈴、オシオキの時ほどダメージは大きくはない。再生は本当に一瞬で終わった。そう、地面に叩き付けられた瞬間俺は再生した。そして聖白蓮の腕を掴んだ。

 実際死んだ(殺した)筈の相手が生きていて、尚且つ腕を掴んできたらそりゃ驚くわな。でも、驚いていても良いのかな~?

 掴んだ腕を引っ張り、腹を蹴りあげる。腕は離さず、そのまま地面に叩き落とす。そして、足で腹を押さえ、刀をその心臓に突き立てる。

 

「がハッ!!ッ!?」

「チッ。ギリギリで急所は外したか……」

 

 心臓を狙った筈の刀は聖の肩を穿った。黒い服の上からでも分かるほどに血が滲んでいる。ギリギリの所で身を捩らせ急所を外したのだ。

 まあ、外れてしまったものは仕方がない。

 肩に刺さってる刀に力を込め、逃げられないように深く、深く差刺し込んでいく。

 

「あ、あぁああああああ!!」

 

 聖白蓮の口から絶叫が響き渡る。

 そして、刀が鞘の部分まで刺さった所で、右手に霊力を溜める。

 

「『(ほのお)』!!」

 

 右腕がどす黒い焔に包まれる。

 肉が焼け、皮膚が爛れ、骨さえも溶ける感覚が脳に伝わってくる。

 そして、その腕を聖白蓮の顔面目掛け降り下ろす。しかし、その腕の進行は聖白蓮の腕に阻まれた。その魔術で強化された腕はどす黒い焔に対抗している。しかし、その焔はその魔術すらも喰い殺さん侵食していく。

 そんな拮抗が数秒続いた後、俺の腹を刀押さえつけていた筈の腕が殴り飛ばした。

 

「グハッ!!……やってくれるじゃねえか……」

「ハァハァ……う、ぁああああ!!」

 

 聖白蓮は肩に刺さった刀を無理やり引き抜き、地面に投げ捨てた。

 

「…………」

「やって、くれました、ね……良いでしょう。私も本気で行かせて頂きます。これは消耗が激しいのであまりしたくはないのですが……致し方ありません」

 

 聖白蓮はまたあの巻物を取りだしバッ!!と、広げた。

 そして、聖白蓮の体から金色のオーラが溢れ出す。そして、俺は宙を舞っていた。

 

「カハッ!?クソッ!!雷!!」

 

 こうして、漸く此方が速さで上を行ける。だが……二つ使うのは初めてだな……。

 

「……凄いですね。まさかこの状態で速さで負けるなんて……」

「むしろ瞬間移動以外で光を越えられたらソイツはもう化物ですらねえよ」

 

 まあ、身体能力だけで光を越える本当の化物を一人知っているんですがね。あの薬師めえ……。

 

「ですが、もう限界でしょう?この一撃でトドメとしてあげましょう」

「ハッ!!そりゃあ此方の台詞だ!!」

「そうですか……では」

「ああ、こいよ」

 

シュンッ!!

 

 と、音が鳴り―――

 

ドッ!!

 

 拳がぶつかり合う音が響き―――

 

バガァアアアアアアアアンッ!!!!!!

 

 地が割れた。

 

 そして、後に立っていたのは……

 

「がはぁ、はぁはぁ……」

「…………………………」

「ここまでの強敵は久しぶりでしたよ」

 

 聖 白蓮であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、聖白蓮はその場に泣き崩れるのだが、縁が死ぬはずもなく。

ついでに言えば命蓮寺の門の前であったため命蓮寺はほぼ全壊状態。

 

ここから、こっぴどく怒られ、命蓮寺復興の為に縁は繰り出されるのだが、それはまた次回に。

 

 

 

 




お読みいただき有難うございます!!

ひじりんはやっぱり強かった。
あ、あと復興頑張ってくださいね。

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

取り敢えず命蓮寺が終わったら一旦完結とさせていただきます。
それから、新作がある程度出来しだい投稿、連載とさせていただきます。
こちらは、不定期で続けていこうと思います。
流石にアルバイトが決まったら1日一話ペースでは難しいですからね。ご了承のほどよろしくお願いします。

あ、あと明日投稿出来るか分かりません。

では、また次回~
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