ソードアート・オンライン 《神聖剣》と《神魔剣》   作:あけろん

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第8話です
ボス討伐会議編になります。
どこで切ろうか迷っていたらいつもより長くなってしまいました。
だいぶ原作の流れを端折っているのでわかりにくいかもしれませんが
雰囲気が伝わればと思います。


星なき夜のアリア2

タクトside

 

朝一番から迷宮区に入っていた俺とエルナディータだったが、アスナを助け、最寄りの街《トールバーナ》に戻ってきた時にはもう昼前になっていた。

 

「ちょうどいいから昼飯にしないか? 《会議》はたしか4時からだろ?」

「《会議》って?」

 

俺の提案にアスナが不思議そうな顔で聞き返した。

アスナの問いに横にいたキリトが答える。

 

「ボスの討伐会議のことさ。あんたもこのゲームのクリアが目的なら出ておいたほうがいいと思うぜ」

「そう、それなら私も《会議》には参加することにするわ。それじゃ、また後でね」

 

と言ってアスナは俺たちに背を向けて歩きだそうとする。

それを見たキリトが「あ…」と何かを言いかけてやめた。

なんだ、言わないのかキリト。じゃあ、俺が言うぞ。

 

「せっかくだから、一緒に食べようぜ。人数が多いほうが飯はうまいもんだろ?」

「でも……」

 

これが俺とキリト2人だけの誘いだったら、きっと彼女は断っただろう。

女性プレイヤーが圧倒的に少ないSAOでは、女性は警戒してしすぎることはないからだ。

しかし、ここにはもう一人珍しい女性プレイヤーがいる。

 

「そうね、ボスレイドの仕組みも説明してあげられるし、私も久しぶりに会えた同性ともう少しお話したい所なんだけど。どう?」

 

エルナディータがそう言うとアスナは「そういうことなら……」と言ってこちらに戻ってくる。

俺が食べる場所を探すために歩きだそうとすると、キリトが俺を半目で見ていた。

 

「どうした? キリト」

「たまにお前のその性格がうらやましいよ」

 

と言ってため息をついたのだった。

 

 

 

◆  ◆  ◆

 

 

 

街の隅にいい感じの木陰を見つけた俺達は、そこに座って昼飯を食べることにした。

俺はアイテムストレージから手頃な大きさの布をオブジェクト化すると、地面に広げる。

 

「さぁ、座って食おうぜ。俺メチャメチャ腹減ってたんだよ」

「別に地面に座ったからって汚れたりしないじゃないの」

「気分だよ。気分」

 

確かにここはゲームの中だ。この地面も元を正せばデータなのであり、地面に直接座っても服は汚れたりはしない。

しかし、この陽気と涼しげな木陰、その下で4人の人間が飯を食べるなら、下にはレジャーシートがなければならない。

これは必然だから、エルナディータの言い分は却下だ。

 

「ほんと、変なとこにばっかりこだわるんだから」

 

エルナディータが呆れながらもシートの上に座ると、キリトとアスナも笑いながらそれにならう。

それぞれが自分の昼飯を取り出したところで、俺は向かいに座った2人を見て絶句した。

 

「キリト……アスナ……それは何だ?」

「「え……何ってただの黒パンだけど……」」

「ただの黒パン……だと……」

 

声をそろえて同じことを言う2人に、俺はブルブルと震え始める。

俺の横でエルナディータは「またはじまった」というような顔で自分の食事を取り出している。

俺はカッ! と目を見開くと固まっている2人に指を突きつけた。

 

「お前ら! そんな食事で楽しいか!」

「いや、これも慣れればそう悪くは……」

「シャラップ!」

 

反論するキリトを一言で黙らせると、俺は2人から黒パンをぶんどる。

そして、アイテムストレージから《クッキングナイフ》を取り出すと黒パンを

 

「おりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

と側面から一刀両断。

続けてストレージから取り出したるは、クエスト報酬で手に入れた《マルクベリージャム》だ。

流れるような動作で赤い色のジャムをパンの断面にたっぷりと塗りたくる。

 

「え、えっと……?」

「『ただの黒パン』じゃあ楽しくないだろ?」

「といっても、ジャムを塗っただけじゃないの」

「安心しろエル。これで終わりじゃない」

 

ついてこれていないアスナと突っ込みを入れるエルナディータに俺は不敵に笑うと

 

「キリト。お前の『アレ』を出してもらおうか……」

「な、なんでお前俺が『アレ』を持ってると……」

「アルゴから情報を買ってな。いつか使わせてもらおうと思ってたんだ」

 

キリトは「もう残り少ないんだけどな…」と言いながらストレージから壺に入ったクリームを取り出す。

それを同じくパンの断面に使用すると、赤と白のコントラストが美しいジャムクリームサンドが出来上がりだ。

さらに俺は持っていた《ディール肉の串焼きを》を真ん中に並べる。香ばしい匂いが辺りに漂った。

 

「さぁ、食おうぜ」

「おいタクト、これどうしたんだよ。こんなのクエスト報酬にあったか?」

 

キリトは真ん中に置かれた串焼きに唾を飲み込みながら俺に聞く。

 

「いや、これは俺が『調理』したものだ」

「え?『調理』ってことはまさか……」

「どうだ、驚いただろう?今は串焼き程度しか作れないが、今にスキルを上げて「満漢全席」だって作ってみせるぜ」

 

ふんぞり返る俺に、微妙な顔をするアスナ。

エルナディータは俺のこめかみを人差し指でグリグリしながら

 

「そうよ。こいつは2つしかないスキルスロットの一つで《料理》スキルを取ったのよ」

「「ええええええええええええ!?」」

 

ホルンカの村をでてからというもの俺は2つのことに悩んでいた。

もう一つのスキルスロットで何を覚えるかということと……食べ物のことだ。

俺のプレイスタイルは殲滅力は高いが、ダメージを受けやすい。

結果的に薬代がかさみ、慢性的な金欠だった俺には、NPCレストランで出される肉など高くて口にすることができなかった。

日に日に肉への欲望が積もっていき、周辺に牛型のモンスターが出現する宿に滞在した時、ついに俺の中で何かがキレた。

その日の朝エルナディータが目を覚まして外に出ると、オブジェクト化された大量の肉の中心で、高笑いをしながら肉を焼いては食べまくっている俺の姿があったらしい。(らしいというのは俺にその時の記憶がないからだ)

 

「そして、俺の悩みは2つとも綺麗に解決しましたとさ、めでたしめでたし」

「お前は実に馬鹿だな」

「そんなことを言うキリト君に食べさせるお肉はありません。アスナ、キリトの分も食べていいぞ」

「待て、迷宮区での勝負は俺の勝ちだったはずだ。俺にはお前の分まで肉を食う権利がある!」

「アスナ、2人は食べないみたいだから私達で食べましょう」

「え、えぇ~…」

 

肉を前に騒がしいひと時が過ぎていくのだった。

 

 

 

◆  ◆  ◆

 

 

 

騒がしい昼食が終わり、俺達はボス討伐会議のある噴水広場にやってきていた。

広場には俺たちを含めて46人ほどのプレイヤーが集まっている。

 

「結構集まっているのね」

「ボスレイドにしては少ないな」

「命がかかっているんだもの。これでも多いと思うわよ」

 

出会った頃はギクシャクしていたキリトとアスナだったが、一緒に飯を食べて普通に話せるようにはなったようだ。

俺たちは適当なところに腰掛けた。

広場の反対側には、これまで何回か街で顔を合わせた情報屋《鼠のアルゴ》の姿もある。

4時になるとパン、パンと手を叩く音とともによく通る叫び声が広場に流れた。

 

「はーい! それじゃ、そろそろ始めさせてもらいます! みんなもうちょっと前に……そこ、あと三歩こっち来ようか!」

 

長身の各所に金属防具を煌めかせたソードマンが噴水の縁にひらりと飛び乗った。

VRMMOには珍しいイケメンで、流れるような長髪は青く染められている。

身のこなしと装備を見ても、かなりのレベルの高さが分かった。

ソードマンは集まった全員をゆっくりと見渡し、爽やかな笑顔を浮かべると言った。

 

「今日は、俺の呼びかけに答えてくれてありがとう! 俺は《ディアベル》、職業は気持ち的に《ナイト》やってます!」

「それなら俺は《料理人》だな」

「《死食鬼》の間違いなんじゃないの?」

「モンスター扱いされた!?」

 

《料理》スキルの一件を根に持っているのか、いつにも増して突っ込みの厳しいエルナディータである。

 

「俺たちは示さなきゃならない。ボスを倒し、第二層に到達して、このデスゲームそのものもいつかクリアできるんだってことを証明しなくちゃならない! そうだろ、みんな!」

「いいこと言うなぁ。俺がんばっちゃうぞ」

「まぁ、とりあえず登るしかないのよね……」

 

ディアベルの堂々とした演説に、広場のあちこちから喝采があがる。

俺も手を叩こうとしたその時

 

「ちょお待ってんか、ナイトはん。そん前にこいつだけは言わしてもらわんと、仲間ごっこはでけへんな」

 

小柄ながらがっちりとした体格の男が人垣の前に進み出た。髪はサボテンのように尖っている

 

「わいは《キバオウ》ってもんや」

 

キバオウは噴水広場にあつまったプレイヤーをゆっくり見渡しながら

 

「こん中に、五人か十人、ワビぃ入れなあかんやつらがおるはずや」

 

キバオウが言う「奴ら」とは元ベータテスターのことらしい。

彼らが情報を独占し、狩場やうまいクエストを独り占めしたために一ヶ月で二千人も死んだというのだ。

 

「そいつらに土下座さして、貯め込んだ金やアイテムをこん作戦のために軒並み吐き出してもらわな、パーティメンバーとして、命は預けられんし、預かれんと、わいはそう言うとるんや!」

「何言ってるんだ。元ベータテスターだって大勢死んでるんだぞ」

 

キリトが小声でつぶやく。アスナは黙ったまま厳しい表情をしていた。

 

「発言、いいか」

 

その時、豊かな張りのあるバリトンが広場に響き渡った。

両手用戦斧を背中に吊った身長190cmほどの巨漢が人垣の左端からぬうっと進み出たのだ。

肌はチョコレート色で、彫りの深い顔立ちにスキンヘッドが見事にハマっている。

 

「でかい……」

「日本人じゃなさそうね」

 

俺とエルナディータのだけでなく、広場の全員が巨漢プレイヤーに注目した。

 

「俺の名前はエギルだ。キバオウさん、あんたは元ベータテスターが金やアイテムや情報を独占したと言うが、金とアイテムはともかくとして情報はあったと思うぞ」

 

エギルはそう言うと腰につけた大型ポーチから羊皮紙を綴じた簡易な本アイテムを取り出す。

表紙には、丸い耳と左右三本づつのヒゲを図案化した《鼠マーク》

あれはアルゴが作ったもののようだ。

 

「このガイドブック、あんただって貰っただろう。ホルンカやメダイの道具屋で無料配布してたからな」

「なんだと、俺は500コルで買ったぞ……」

「私は、無料でもらったけど……」

「あれ? エル俺達あんなのもらったっけ?」

「もらってないわ。全部覚えているから必要ないもの」

 

俺はアルゴの姿を探したが、さっきまで座っていたはずの石塀はカラになっていた。

 

「……貰たで。それが何や」

「情報の早さからして、こいつに載ってるモンスターやマップのデータを情報屋に提供したのは、元ベータテスター以外には有り得ないってことだ」

 

キバオウは「うっ!」と言葉に詰まっている。

エギルは視線を集団に向けると声を張り上げた。

 

「今は、二千人が死んだ責任を追求している場合じゃないだろ。俺達自身がこれから死ぬか生きるか、この会議ではそれが問われているんだと俺は思うがな」

 

もっともな正論をいうエギルをキバオウは憎らしそうに見つめたが、それ以上何も言わなかった。

無言で対峙する2人を中心に不穏な空気が広がりかけた時

 

「みんな、それぞれ思うところはあるだろうけど、今だけはこの第一層をクリアするために力を合わせてほしいんだ。元ベータテスターとは戦えないという人は抜けてくれていい。ボス戦ではチームワークが何より大事だからさ」

 

ディアベルは周囲を見渡しながら爽やかに弁舌をふるった。

その場から一人も立ち去らないことを確認すると、満足げにうなづいた。

 

「みんなありがとう! それじゃあ具体的な作戦と役割分担を決めるから、仲間や近くにいる人と、パーティーを組んでみてくれ!」

 

ディアベルの言葉に俺達4人は顔を見合わせ。

 

「決まりってことでいいか?この4人で」

「そうね、他は大体決まっているみたいだし」

「そうしてもらえると助かる……」

「私も、組むならあなた達がいいわ」

 

自然と4人でパーティーが組まれる。

その後、ボス戦の詳細が例のアルゴ本によって解説され、パーティーごとの役割が説明されると、その場は解散になった。

 

 

 

◆  ◆  ◆

 

 

キリトが「宿に風呂がある」と言うとエルナディータとアスナが飛びつき、宿に引き上げていった。

俺はといえば、すっかりハマってしまった《料理》スキル向上と今日の晩飯のため、別行動をして街周辺の森で狩りをしている。

 

「この辺のイノシシ型モンスター《メロウズボア》が結構うまいらしいんだけど……」

 

《メロウズボア》の特徴であるこげ茶色の体毛を探しながら森の中を歩いていると、視界の隅に不自然な青色を見つけて俺は立ち止まった。

何かレアなモンスターでもいるのかとそちらに足音を忍ばせて近づくと、どうやら人影だったようだ。

長身に金属防具、青い長髪のその人影は

 

「ディアベル?」

 

俺は思わず声をかけていた。疑問系だったのはその姿の印象があまりにも違ったためだ。

今のディアベルは噴水広場での堂々とした雰囲気は微塵もなく、青ざめた顔でうつむいていた。

俺が声をかけるとディアベルはビクッと体を強ばらせて俺を見た。

 

「ああ……君は確か噴水広場にいた……」

「タクトだ。こんなところで1人でどうしたんだ?」

 

俺が聞くとディアベルは困ったような曖昧な笑みを浮かべる。

ますます先ほどまで爽やかに演説していた人物とは思えない。

俺は少し考えると、アイテムストレージから後で食べようと1本だけ残しておいた《ディール肉の串焼き》を取り出し、ディアベルに向かって差し出した。

 

「え?」

「元気が出ない時は、うまいものを食うのがいいんだ。耐久値がなくならない内に食べてくれ」

 

俺がそう言うと、ディアベルは不審そうに俺と串焼きを交互に見つめていたが香ばしい匂いに耐えかねたのか、串焼きにガブリと噛み付いた。

 

「うまい……」

「だろ?」

 

俺はディアベルに向かって笑いかけると

 

「ボスレイドのことでナーバスになるのは分かるけどさ、みんなでがんばればきっと倒せるさ。俺も明日はがんばるから元気だしていこうぜ!」

 

俺はディアベルの背中をポンと叩くと、わざと元気すぎる声で励ます。

ディアベルは少し笑ったが、その笑みはすぐに曇ってしまう。

少し言いにくそうに口ごもった後ディアベルは

 

「君は噴水広場でキリトさんと一緒のパーティーだったよね?仲はいいのかい?」

「キリトか? ああ、俺は友達のつもりだけど」

 

俺がそう答えると、ディアベルは突然俺に向かって頭を下げた。

 

「頼む! キリトさんに明日ボスのLAを取らないように説得してくれないか!」

「へ?」

 

「詳しい事情を聞かないと納得できない」という俺の言葉にディアベルは絞り出すように話し始めた。

今回のボスのLAボーナス、つまりとどめをさした時にもらえるアイテムがなんとしてもほしいこと。

キリトのことはベータテスター時代から知っており、キリトはよくLAをとる有名人だったこと。

 

「なんでそんなにLAボーナスがほしいんだ?」

「強くなるためさ。MMOにおける強さとはレベルの高さと装備の強さだ。俺はトッププレイヤーの中心に立ち続けるために、強くなければならないんだ」

 

ディアベルは青い顔をさらに歪ませ

 

「俺はこのデスゲームで一人きりになることなんてできなかった。元ベータテスターであることを隠してでも、集団にいることを望んだ。でも、俺はつらいんだ。みんな元ベータテスターを恨んでる。俺は今この時も仲間を裏切り続けているんだ。その罪悪感を拭うためには攻略の中心に立ってみんなを引っ張っていかなきゃ……俺は……俺は……」

 

俺はディアベルの肩を叩くと

 

「話はわかったよ。でも、そこまでLAボーナスにこだわることはないんじゃないか? 噴水広場でのディアベルはすごく格好よかったぜ。LAボーナスなんて取らなくても十分ディアベルは強いし、いいリーダーじゃないか」

 

しかし、ディアベルはぎらつく目で俺を見ると

 

「いいや、君はわかっていない。LAボーナスアイテムはこのSAOに2つとない高性能品なんだ。あれを他の誰かに……キリト君に取られでもしたら、次の攻略の中心は彼になってしまうかもしれないんだ」

 

あのキリトが自ら集団の中心に立つとは思えなかったが、そう言ってもディアベルは納得しないだろう。

俺は自らの考えを通すためにディアベルにある提案をすることにした。

俺は自分の両手剣を背から外すとディアベルに見せた。

 

「なぁ、ディアベル。この両手剣どう思う?」

「どう思うって、《ツヴァイハンダー+4》か。店売りのなかではいい物だと思うけど、そこまで強いわけじゃないな」

「だよな。ディアベルの片手剣は《アニールブレード》か?」

「ああ、+4まで強化してある」

「ディアベルのレベルは?俺は8だけど」

「俺は10だ」

 

相手のステータスを聞くのはマナー違反かもしれないが、俺から明かしていることもあり、ディアベルは答えてくれる。

基本的に誠実なやつなのだ。ならば、このやり方は効果があるはず。

俺はわざと挑発的な笑みを浮かべてディアベルに言いはなった。

 

「なら、デュエルして俺が勝ったら、SAOの強さはレベルと装備じゃないと納得してくれるか?」

 




はい、あとがきです。
キリトとアスナが打ち解けるタイミングが原作よりも早い気がしますが、主人公とヒロインの効果だと思ってください。
アスナって女子高という設定だからか、異性に対しては警戒バリバリだけど、同性に対してはガード低いんですよね。
ディアベルに対しては多分に作者の解釈が含まれています。
納得できない部分も出てくるかと思いますが、暖かい目で見てくださいませ。

題名を変更しました。
神聖剣と神魔剣がスキルだという事がわかるように《》をつけました。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
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