大輝の出番が目立ってない気がする・・・
(大輝)
「と、いうわけでアイドル部設立、お願いします」
穂乃果、海未、ことり、オレの四人はスクールアイドルの練習を始める前に部活申請をしようと、生徒会室に来ていたのだが、、、
生徒会ってこんなだっけか!?生徒会長はパツキンのナイスバディだし、副生徒会長は色々デカいし、もう一人の眼鏡男はめっちゃ怖い顔でこっち睨んでくるし。何より雰囲気が重い!想像よりもはるかに重い!うう、オレが(集会で)眠っている間に世界はこんなにも変わっちまったのか、、、
「それはできないわ」
「えっ!?」
金髪で青い目をした、どっからどう見ても外国人の生徒会長が冷たい声で言い放った。
「部活動は同好会でも、最低5人は必要なの」
「ですが、校内には部員が5人以下の部活動だってあると聞いています」
「部活動は申請してしまえば後は何人になっても構わない決まりなの。それらの部活動だって、設立時には5人以上いたはずよ」
ぐ、確かに規約をよく読まなかったオレ達も良くないが、なんというか、固い人だな。廃校直前なんだからもうちょいゆるくしてくれてもいいのに。まぁ、廃校になんてさせないけどね。
「あと1人やね」
色々デカい副生徒会長が呟く(何が、とは言わないが)。あと1人、か
「あと1人、、、、わかりました。失礼します」
「待ちなさい」
生徒会室を出ようとしたオレ達を会長が呼び止める。
「どうしてこの時期に、アイドル部を始めるの?あなた達二年生でしょう?」
「そんなの決まってるじゃないスか、この学校を廃校させないためです」
即答だった、何も間違っちゃいない。それが俺達の目標だ!学校のために活動して何が悪い!
「だったら、たとえ5人集めてきても、認めるわけにはいかないわね」
、、、はぁ!?何を言ってるんだこいつは!生徒会長が学校のために頑張る生徒を認めないのか!?
「、、、どうして、、、ですか」
なんとか怒りを抑える。
答えたのは男の生徒会員だった。
「部活動は学校の宣伝をして生徒を集めるのためにするものじゃない、から。学院の問題は学院が対処するから、生徒の貴重な時間を学院の問題に費やさせるわけにはいかない」
「でも!「理事長がそう言ったんだぞ?」っ!・・・」
「変な事考えてないで、残り2年、自分のために何をするべきか、よく考えるべきよ」
部活の申請書をオレたちに突き返しながら生徒会長はピシャリと冷たく言い放った。
*☼*―――――*☼*―――――(大輝→雄大)
「雄大、そこのファイル取ってくれない?」
「ん?ああ、これか、、、はいよ」
翌日、俺、絵里、希の3人は朝から生徒会室に来て廃校を阻止する手立てを考えるべく、数々の資料を見ていた。すると、
ガチャ
「失礼します!!」
入って来たのは昨日もやって来た4人組だった。リーダー格と思われる茶髪をサイドにまとめた子が元気よく挨拶して迷うこと無く絵里の前に立つ。その後に残り3人も続く。
「、、、朝から何?」
「講堂の使用許可をいただきたいと思いまして!」
はぁ、全く懲りない子たちだ。まるで昨日のことが無かったかのような態度だ。絵里も呆れ返っている。
「部活動に関係なく、生徒は自由に講堂を使用できる、と生徒手帳に書いてありましたので。」
、、、いや、一応作戦は練ってきてはいるようだな。確かに講堂は生徒が自由に使用許可を取る権利がある。だがおそらく絵里は認めないだろう、案の定、渋い顔をしている。
「新入生歓迎会の日の放課後やな」
「講堂で、何をするつもり?」
「ライブです!
3人でスクールアイドルを結成したのでその初ライブを講堂でやることにしたんです」
「ちょっと!穂乃果!」
『ほのか』と呼ばれた女子の後で黒髪の子が動揺を見せる。
「まだ、できるかどうかわからないよ、、、」
「えー、やるよぉ!」
ベージュ色の特徴的な髪の毛をした子も慌てている。そういえば理事長もこんな髪色だったなぁ。もう一人の男子生徒は頭を抑えている。慌てを通り越して呆れているという感じだ。
「はぁ、、、できるの?そんな状態で」
「う、だ、ダイジョブデス、、、」
片言になってしまってる当たり全く大丈夫でないのが丸わかりだ。正直言ってこの子たちがスクールアイドルとして成功する希望は薄いな。やる気十分、だけど作戦も拙い。これで昨日、もし部活として申請が通ったとしても、大会(あるのか知らないが)で初戦負け、『いい思い出になった』でおしまいだろう。
「新入生歓迎会の後は遊びではないのよ」
、、、まぁそうだろうな。そんな集団に絵里が許可を出すわけがない。しかし、ここで口をはさんだのは意外にも絵里の一番の理解者である希だった。
「3人は講堂の使用許可を取りに来たんやろ?部活でもないのに、生徒会が内容までとやかく言う権利はないはずや」
「そ、それはそうだけど、、、」
希が絵里に反対するなんて珍しいな。確かに希のいうことは正しいが、それはあくまでも原則。廃校を前に慎重になる絵里も間違ってはいない。それにこの子たちの無計画差には不安が残る。いつもの希なら静観を決めている場面のはずだが、、、
朝学活が迫っていたこともあって、絵里は今すぐには決められないと、話を切上げた。
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「希、ちょっといいか?」
「んー?ええよー」
昼休み、朝の行動の真意を問うために希に声をかけた。
「なんであのアイドル部の子たちに肩入れする?何かあるのか?」
「エリチにもさっき同じ事聞かれたわ。
何度やってもそうしろって。カードが、そう、うちに告げてる。ただそれだけや」
「また、そんな、、、」
また、希のスピリチュアルか。まぁそういうときこそ、希は何か考えているんだけどな。
「じゃあ希はあの子たちに講堂使用の許可を出した方がいいと思うのか?」
「せやなぁ。うーん、、、うちには決められん。でも、生徒にチャンスを与えるのが生
徒会の仕事やと思うんよ。
ほら、うちの話はおしまい!早くご飯食べんと昼休み終わっちゃうよ」
「、、、」
促されて、弁当に手をつける
生徒にチャンスを、か。絵里は認めないだろうし、希もこれ以上何かする気もなさそうだな。下手にゴーサインを出しても失敗したのでは良い結果を生まない。
最終的に、俺は一つの結論に達し、行動に移す前にある人物に相談することにした。
*☼*―――――*☼*―――――(雄大→圭)
「圭クンすっごいにゃーー!!!」
「そ、そんなことないよ。たまたまだよ、きっと」
謙遜するが本人としてもやはり嬉しいものは嬉しい。
凛ちゃんは一体何にこんなにもはしゃいでいるのか。それは入学式の3日後にあった「お迎えテスト」の結果だ。
僕はそこで総合得点が堂々1位だったのだ。僕はこの学院に正規の受験で入学せずに入ったから学年内での順位がいまいちわかってなかったのでこの結果にはかなり驚いている。
僕はこの学院には形式上、推薦入学と言う形で入った。形式上というのは元々音乃木坂学院には推薦入学というシステムがないからだ。ただ、僕の母親が理事長と仲が良かったことと、多分だが音乃木坂学院が定員割れする恐れがあったため僕のようなイレギュラーな生徒も受け入れてくれたのだろう。それに音乃木坂学院の理事長は僕の学費の一部を免除してくれてるらしい。僕に一人暮らしさせるつもりだった両親にとって経済面で助かると言ってたのを覚えてる。僕も僕で、進学先を考えていた訳ではなかったのでそのままこの学校に来た、という感じだ。
その日の放課後、僕は掃除当番が割当たっていた星空さんと小泉さんを廊下で待っていた。
「ちょっと!あなた!」
「ん?え、ぼ、僕ですか」
突然話しかけてきたのは赤みの強い髪の毛をした子、一年生の色のリボン、ということは同じクラスのはずだが話したことのない人だ。(というか未だに話したことのある人の方が少ない)名前は確か西木野さんだったはず。
「テストの答案、見せなさいよ!」
「え、いや、なんで、見せなきゃいけない「いいから!!!」はいっっっ!!」
あまりの剣幕に思わず返事してしまったが、本当になんでそんなものを見たがるんだろ?
「はい、これです、どうぞ、、、」
無言で受け取った西木野さんは自分の答案と見比べてるようだ。その顔はかなり険しい。正直ちょっと怖い、、、理由を聞きたいが声をかける勇気は、、、ない。
「ちょっと!」
「は、はいっ!」
「次は絶対負けないから!5点差なんてすぐにひっくり返してやるから!」
「え?あ、ちょっと、、、」
そう言い残して、西木野さんはどこかに行ってしまった。差がどうとか言ってたけど何だったんだろう、、、
「圭ク〜ン。帰るにゃ〜」
「あ、うん、今行くよ」
星空さんたちの掃除が終わったようだ。僕はスッキリしない気持ちのまま星空さんの下に向かう。
「あれ、小泉さんは?」
「にゃ?かよちんなら一緒にってあれ?かよちん・・・?」
*☼*―――――*☼*―――――(圭→花陽)
「スクール、アイドル、、、」
私、小泉花陽はアイドルが大好きです。だって、かわいくて、キラキラしてて、見ていて笑顔になれるっていうか、楽しくなれるし、見ている人をそうやって感動させられてすごいなぁ、って。
そしたら、学校の掲示板にスクールアイドルのポスターが貼ってあって、おもわず足を止めてしまいました。『新入生歓迎会の日の放課後、講堂で初ライブやります!!』初ライブってことはまだ新しいグループなのかな?メッセージと一緒に描いてあるイラストのからみて3人グループみたいだけど。いったいどんなライブをするんだろう?衣装は?ダンスは?曲は?ああ!今から楽しみで、、、
「何?これ?」
「はいぃ!?」
後ろから突然こえを掛けられて我に返りました。
身長は私とあんまり変わらないけどリボンの色が違うから先輩見たい。不機嫌そうな顔でポスターをにらみつけています。
「え、えっと、、さあ?」
「、、、フンッ」
そういってその先輩はピンクのリボンで止めたツインテールを揺らしながらどこかにいっちゃいました。とっても白い肌をした人だったな。でも、いったいどうしてこのポスターを見ていたんだろう?私みたいにアイドルがすきなのかな?
「かーよちん!!帰ろ?」
「わっ!?凛ちゃん!?びっくりしたよぉ、、」
凛ちゃんが後ろから抱き着いてきました。最近では足音も消せるようになったみたいで、本当に猫さんみたいになってきちゃた。
「えへへへ、さ、かよちん帰ろ。圭クン、先に玄関で待ってるって」
「う、うん、そうだね」
「よーし、じゃあ校門まで競争にゃーー!!」
「え、り、凛ちゃん待ってよー。だ、だ、
だれかたすけてーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
一年生が日常担当になってきました(笑)
圭くんをもっと活躍させたいのに、、、
名前の間違いをご指摘いただきました。ありがとうございます。
私自身ラブライブに触れてまだ一年とたっていなので、ほかにも間違てるところがあるかもです。気を付けてはいるのですが、間違いや不明な点がありましたら、ご指摘お願いします。