僕達の女神   作:Isaac 1,92

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第4章 番外編
未来をしっかり見て!


(真姫)

 

 大輝先輩の騒動からもう間もなくで一週間学園たとうとしていた。大輝先輩は路上ライブの次の日。部室に集まったみんなの前で迷惑をかけたことを謝って、このままμ 'sのマネージャーヲ続けることになった。ただ、その日は何故か大輝先輩が練習の間ずっとメイド服を着ていたのは未だに謎のままね。

 

 放課後になったことを告げるチャイムとともに私は席をたつ。あの路上ライブで、私たちはμ 'sはスクステ内でのランキングをさらに上げた。さらに上を目指すとなれば今回のような絡めてではなく本当に実力を必要とすると、雄大先輩は分析していた。そのため、私たちは絵里先輩の指導のもとでダンスの練習の難易度を上げて更なるステップアップを目指している。

 

 廊下に出るとクラスの子達がまばらに帰ってるところだった。一年生は一クラスしかないから、この廊下が込み合うことは無い。だから、遠くの方で話している様子もすぐにわかるわけで。

 

「何やってるんですか?大輝先輩」

 

「お、真姫か。いや、ちょっと圭に用事があって」

 

 大輝先輩は私たちの教室から少し離れたところに立っていた。人も少なく、まして一年生だと男子は圭一人だけなので、大輝先輩がいると余計に目立つ。

 

「圭に?ですか」

 

「おう、まぁ、ちょっとな。お、来たきた、おーい!」

 

 大輝先輩が呼びかけると、圭気付いたようで、こちらに向かってきた。

 

「ま、何を企んでるのか知らないですけど、この前見たいな面倒は辞めてくださいね」

 

「わーったよ!」

 

 私は大輝先輩を置いて先に部室に向かった。

 

 

 

 

 

 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

 

 

 

 

 あれから、さらには数日経った。今日はμ 'sの練習の前に雄大先輩と打ち合わせがある。私が作った曲かのアレンジを確認したり。逆に先輩から曲のイメージのリクエストをもらったりする。これは結構頻繁にやって置かないと、曲の雰囲気が崩れてしまうのでとても重要だ。

 

 いつも通り、ピアノのある音楽室に向かう。棟学園離れているから、少し歩かなければ行けない。棟を渡ろうと渡り廊下に差し掛かると、少し先を歩く大輝先輩を見かけた。そのまま、大輝先輩がなんでこっちの棟にいるのかしら?ほかのμ 'sのメンバー話を既に練習を始めているはず、、、あの騒動のことを思い出した私は警戒しつつ、こっそり大輝先輩の後を気付かられないようにつけてみることにした。

 

 階段を登って、廊下を混ざって、、、って、あれ?ここって

 

「音楽室じゃない」

 

「おい!真姫!」

 

 大輝先輩の意外な目的地に驚いていると、大輝先輩が中から私を呼ぶんだ。

 

「お前ストーカーは向いてねぇわ!バレバレだ!」

 

「うっ、うるさいわよ!私、ストーカーになんかにならないし!、、、っていうか、なんで大輝先輩がここにいるんですか」

 

「オレ?オレはちょっとアレだ」

 

「あれって何ですか」

 

 露骨に話をはぐらかす大輝先輩を軽く睨みつける。と、先輩は何故か照れたような仕草をする。

 

「なんで照れてるんですか、キモチワルイ」

 

「えっ、、、酷くない?」

 

 音楽室に私と大輝先輩のふたり、私は睨んで、先輩は軽くショックを受けた振りをしつつ、やっぱり少し照れてる。

 、、、

 え?何これ?どういう状況なの?

 

 と、ドアが開く音がした。

 

「真姫、もう来てる、、、か、、、」

 

 沈黙。パソコンを片手に抱えて入ってきた雄大先輩はドアに手をかけたまま固まって、そして、

 

「あー、悪ぃ。じゃあ、ごゆっくり」

 

 なんて言いながら、なんと、回れ右して音楽室から出ていこうとした。

 

「ちょっと!雄大先輩!?勘違いしてる!絶対、勘違いしてる!ちょっと待ちなさい!」

 

「真姫、オレ、真姫のことが、、、(笑)」

 

「大輝先輩はふざけないで!ちょっと、雄大先輩!出ていくなー!」

 

 

 

 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

 

 

 

「、、、で?大輝先輩はどうしてここに来たんですか?」

 

 雄大先輩の誤解を解いた後、私たちは音楽室に戻ってきた。私は頬杖をついて座って大輝先輩に聞いた。

 

「あー、ちょっと二人に頼み事があるんだけど、、、」

 

「なんですか?」

 

 大輝先輩の態度ははっきりしない、というかまた少し照れ始めた。気がつくと、私は頬杖を作った左手の人差し指で自分のこめかみを小刻みに叩いていた。

 

「え?あーえーっと、オレさこの前、皆に迷惑かけたじゃん。それで、何か埋め合わせが出来ることないかなぁって思ってさ、いろいろ考えt、、、」

 

 、、、聞いてもいない身の上話を始めた大輝先輩、普段の私なら聞き流していただろうけど、さっきのやり取りがあったせいで、私はイライラしていたい。だから、

 

 バアァン!

 

 思わず机を叩いてしまっても、しょうがないわよね?

 

「ま、真姫、さん?」

 

 怯えた仕草の大輝先輩、雄大先輩は私の隣で目を閉じて我関せずを貫いている。思ったより強く机を叩いてしまったみたいで私は少し息を荒くしていた。はぁ、はぁ、息を整えて、

 

「何の、用、ですか?、、、二十字以内で、答えて、下さい」

 

「は、はいぃ、、、」

 

 大輝先輩の情けない声が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

 *☼*―――――*☼*―――――(真姫→穂乃果)

 

 

 

 よーし!今日も練習ダー!

 

 部室で着替えた私は部室のドアを開け放って屋上に行こうとすると、

 

「あっ!ちょっと穂乃果!待て!」

 

 少し慌て気味の大輝くんに呼び止められた。

 

「大輝くん、なーに?」

 

「あー、ちょっと話があるんだ、、、」

 

「え?、、、」

 

 これってこの前と同じ流れ、、、

 

「大輝くん!今度は何!?小学校時代?幼稚園?」

 

「どうしたんですか?穂乃果?」

 

 部室から海未ちゃんや他のメンバーも出てきた。

 

「海未ちゃん!大変だよ!大輝くんがまた、なにかに巻き込まれてるよ!大輝くん!私たちは大輝くんの味方だからね!」

 

「ちょっと待て穂乃果、落ち着け!海未もオレを睨むな!ことりもう泣くな!あーもー!お前らぁ!!」

 

 

 

 

 

 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

 

 

 

 

 

 

 私たちは一旦部室に戻って大輝くんの話を聞くことになった。

 

「で、大輝くん!今度はどんな事件!?」

 

「穂乃果、とりあえず事件から離れてくれ、本当に何も無いから」

 

「んー、、、本当だね?隠しちゃダメだよ!」

 

「わぁってるよ」

 

 大輝くんは私のことをうるさそうに手で払らう仕草をした。んー、、、本当に違うみたい。

 

「話ってのはさ、オレこの間一件で、みんなにいろいろ迷惑かけたと思ってさ」

 

「大輝、それは気にしていないわ。大輝だって私たちのためを思ってくれたんでしょう?」

 

 絵里先輩の言う通り。私たちは大輝くんのあの一件はもう許しているし、気にしてもいない。寧ろ私たちを思ってくれた大輝くんに感謝に近い感じ持ってくある。

 

「まぁ、そう言ってくれるとありがたいッス」

 

 大輝くんは頭をかいて少し照れながら言った。

 

「大輝先輩?それ、キモチワルイですよ?前置きはいいから早く話してください」

 

「え?真姫ちゃん何か知ってるの?」

 

 突然会話に入ってきた真姫ちゃんは「まぁね」なんていいながらいつものように髪をクルクルしてる。でもちょっとニヤニヤしてる!

 

「なになに!?何なの?大輝くん!」

 

「だー、もう!穂乃果はうっさいわ!えーっと、それでな。オレも今回のことで色々思うことがあったし、何かμ 'sのためになることができればなぁって思ってよ、、、作ってみたんだ」

 

 そう言って大輝くんは自分の鞄の中からファイルを取り出して、さらには中から数枚の紙を取り出した。

 

「?」

 

 私たちは机の上に置かれたその紙を見て、そして、顔を見合わせた、だってそれは、、、

 

「大輝くん!これって!」

 

「ああ。まぁ、結局は圭、真姫、雄大先輩には手伝ってもらったんだけどさ」

 

 未来に向かって一緒懸命に突き進むアップテンポな元気な曲調。大輝くんらしい、弾けるエネルギーと優しさのある曲。

 

「これからもみんなと一緒に色んなことをして、行きたいと思えたんだ。今までじゃ足りない。もっと先のスッゲーことをたくさん。だから、この曲のタイトルは、、、

 

 

 

『Wonderful Rash』!!





と、言う感じで4章は完結です。大輝くんも元に戻ったみたいで何よりで・・・



さて。5章に関してですが。正直に言います。かなり難航しているのが現状です。
すんません。m(_ _)m

年内に上がるかどうか・・・年末年始はリアルも忙しくなるのでさらに遅くなるかもしれませんし・・・

とまぁ、言い訳を並べましたがこれからも頑張って書いていくつもりであります。できれば年内にあげるのを目標に書いてきます。

それでは長くなりましたがIssacでした~。ありがとうございました。
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