「よし!行くぞ!相棒(スロー・ダンサー)!」
これから僕たちは学園の教員達と模擬戦をする。なんでも入学する生徒には全員やってもらっているらしい。
そしてそれは男である僕たちも例外では無く、受けさせられる様だ。まあ勝敗は関係無いらしいが。
「二人とも準備はいいな?それでは…始め!」
戦闘開始だ。これでISにスタンドでの戦法が通じるのかがわかる。
「牙《タスク》act3!」
牙《タスク》act3。
回転によって出来た穴に体を巻き込ませて穴に出入りする事が出来る。
さらにその穴から一部分だけを出して相手を攻撃する事も出来る。
その特性からヒラヒラと相手が飛び回るIS戦では最も効果的なのは間違いない。
だが、いくら不意を付ける位置から撃ち込んだとしてもISには避けられてしまう。
恐らく向こうは僕の能力を知っている。というよりISを装備した恩恵である、ハイパーセンサーによって、スタンドすら見える様になっている。
というか、スタンドすら見える様にするISって一体どういう事なんだ?
「甘いわね!」
「クソッ!行け!牙ッ!」
穴からは僕の手だけが出ていて、そこから牙を発射する。
「一体どこを狙ってるって言うのよ?当たらないわよ!そんなの!」
「今だ!貰ったッ!」
相手が壁際に追い込まれていた事が幸いした。壁に出来た回転の『穴』からact4をブチ込む。
「オラオラオラオラオラァッ!」
「っ!?急に出てきた!?」
相手は避けきれずに吹き飛ばされて壁に激突した。
「痛てて……やってくれるわね!」
向こうも少しはやる気をだすらしく、手に銃を携えてこちらに攻撃を仕掛けてくる。
「走れ!スロー・ダンサー!」
スロー・ダンサーは駆け抜けて、弾丸の雨をすり抜けていく。どうやらIS展開時は、脚力が飛躍的に上昇しているようだ。
「ちょこまかと小賢しい!」
「よし、いいぞスロー・ダンサー!
その調子で走り続けるんだ!」
僕は牙《タスク》を体に撃ち込んだ。
「自分の体に!?一体なにを!?」
「体を『回転』に巻き込ませる………アンタの反応速度じゃあ追いつけない………そして………」
体をさっき作った穴から出現させる。
「上半身が消え…………いや!作った穴から上半身だけ出てきている!?」
「牙《タスク》を喰らえッ!」
「キャアアッ!」
命中したッ!これで決着は着いた!
「よくも!ってあれ?うっ、動けない!?体が1ミリも動かないわ!」
牙《タスク》act4は撃ち込んだ時の僕の意思を必ず『実現』させることが出来る。僕は彼女に撃ち込む時に、絶対にその場から動かさないという意思を持って撃った。つまり、彼女は受けたのと逆の回転を受けない限りその場から動くことはできない。
「そこまで!勝者はジョニィ・ジョースター!」
どうやら勝つことが出来たようだ。さて、それじゃあ。
「牙《タスク》。逆の回転をかける」
「あれ?動けるようになってる?」
さて、さっさと休むとしよう。ISでの戦闘は馬でのレースよりも疲労が溜まるようだ。
そういえばジャイロの方はどうなったのだろうか?
やっと内容を思いついたと思いきや安定の低クオリティ……
それはそれとして今回の試験相手は名も無き教師Aさんです。今後出てくる予定も無いですし出す気もさらさらありません。