ソードアート・オンライン 《SpecialStory》 作:ЖセイキチЖ
13:00
ようやく《SAO》が正式サービス開始となった。
「戻ってきたんだ...この世界に...。」
俺は無意識の内に口から出ていた。
ログインしてから俺はすぐに次の街へ向かおうとした。
走っている途中に俺は声をかけられた。
「おーい。そこの兄ちゃん。待ってくれー。」
後ろを見ると1人の長髪の男性が俺を追いかけてきたのか息をきらしながら俺に話しかけてきた。
「あんた、βテスターだろ?俺にいろいろレクチャーしてくれないか?初めてで何もわからないんだ」
と、言った直後に横からもう1人出てきた少女に話しかけられた。
「ボクにもレクチャーしてくれない?」
少し迷ったが、特に断る理由も無いので了承した。
「いいぞ。俺の指導は厳しいから覚悟しろよ。」
「ま、マジか〜。まぁ、戦いとか全くわからないからお願いするか〜
俺の名前はクライン!よろしくな!」
と続いて少女がいう。
「ボクの名前はユウキ。ボクもわからないこと多いけどよろしくね!」
二人とも話しやすいなぁーと思いつつ、
「俺の名前はキリトだ。
とりあえず、武器を買ってからフィールドに出てて戦闘の指導をしようか。」
そう言うと俺は2人を案内して武器に連れていった。そしてすぐにフィールドに出た。
「うわぁー!綺麗だなぁー!ゲームには全く思えないよ!」
ユウキがキラキラした笑顔で言っている。
「俺もβテストの時は同じような反応をしたもんさ。現実と同じ...いや、現実以上に綺麗だからな。」
俺は素直にユウキに話した。
実際に俺は初めてログインした時に全く同じ反応をしたからだ。
周りを見てみると現実と遜色ない木々が生い茂っている。これを、偽物と感じる方が難しい。
「そんなことよりよー戦闘の指導してくれよ〜。確かに景色もいいけどよ〜」
クラインがせかすように言ってきた。
「分かったよ。んじゃ、このイノシシみたいなやつを狩るか。まずは、俺が手本を見せるからよく見とけよ!」
「おう!」
「分かった!」
と2人で返事をする。
「モンスターを倒すにはソードスキルっていう必殺技みたいなものを使うんだ。
こうやって力を溜めるように武器を構えていると…」
キリトが構えて、力を溜めると同時に剣が光った。シャキーンとという音をさせながら相手を敵を貫いた。
「後はシステムが勝手にアシストしてくれる。まずはやってみろよ。頭で考えるより、身体を使ったほうがわかりやすいぜ。」
2人をしばらく見ているとなんとなくだがさまになってきている。
ユウキに至っては1人で狩りができるようになっている。
「えへへ。どうキリト?もうバッチシだよ!」
笑顔で俺に話してくる。
「あぁ。飲み込みが早いから見ていて楽しいよ。それに引き換えクラインは…。」
と答え、俺が視線を移した先には
「うわぁー。いてぇ〜。」
モンスターに攻撃され痛みに悶えてるクラインがいた。
「《仮想世界》なんだから痛くないだろ。てか、さっき教えたことが全く意味ないじゃないか。」
俺はトゲトゲしい言い方でクラインにいう。
「溜めを作るんだよ!
今までやってきたゲームの必殺技を思い出してみろ!」
「必殺技、溜め、必殺技、溜め...」
呟きながらモンスターと向き合う。
剣を突きつけるようにし、溜めを作った。
すると、シャキーンという音と共にさっきの俺と同じ技を発動させ相手に向かっていった。その攻撃が当たりモンスターを倒した。
「やったぜ!やっと倒したぁー!」
クラインが涙混じりにに言う。
「感動しているところ悪いけど、今のモンスターは某RPGゲームでいうスライムだけどな。」
「えぇー。俺はてっきり中ボスかと…」
「そんなわけあるか!」
「クラインさん。こんなところで中ボスレベルの敵が出るわけないじゃん。」
俺とユウキはツッコミを入れた。
「だ、だよなぁー。」
と言いつつも納得してなかった。
「クラインのバカは置いといて、まだ狩りを続けるか?」
俺は2人にきいた。
「ボクは全然大丈夫だよ!」
「俺はよまだまだ大丈夫!…って言いたいところだけどよ5時半にピザを予約してあるんだ。もうすぐ届くからログアウトしねぇーと…。」
ユウキは大丈夫らしいが、クラインはすぐにログアウトするようだった。
「そうか。わかった。
とりあえずフレンドになっておこう。何かあったらメッセージを飛ばしてくれ。」
「おう!
何かあったらよろしくな!」
と言ってクラインとフレンド登録した。
「ボクともしてよー。」
とユウキがくちを突き出しながらいった。
「悪い悪い。
......よし!2人とも登録完了!」
「だな!
じゃあ、俺はログアウトするわ!」
と言ってクラインがメニューをに開いていると
「おい、ログアウトボタンがねぇーぞ。これじゃあ、ログアウトできねぇー。」
俺はクラインと言葉を半信半疑で聞きつつメニューを開いた。
「本当だ。ログアウトボタンがない!」
「ボクもないよー」
どうやら俺にも、ユウキにもなかったようだ。
「おいおい、これじゃあピザを食えねぇーじゃねーか。」
クラインは怒っている。
「GMコールしても反応がない。内部の俺達じゃログアウトできないぞ。」
俺も小声でいう。
「おいおい。ならよーこのバグが直るまで俺達はこのままってことかよ?」
その問いに俺は答えた。
「そういうことになるな。」
だが、なんだこの違和感。ログアウトができないゲームなんて普通は考えれない。
何かあるはずだ。
キリトがしばらく考えていると鐘が鳴った。
ゴーンゴーンという音を聞いているといつの間にかはじまりの街に強制転移させられていた。
この後俺らは衝撃の事実をGMから聞かされることになる。
やっと本編に進むことができましたね。
この後どうなるかはお察しの通りだと思います。^^
次も楽しみにしていてくださーい。
誤字脱字、アドバイスがあればよろしくお願いします。