本編に深く関わる事が多くあるかもしれません。
第壱話「???」
ジメジメとした薄暗い森。
ここはその奥地。
真夜中ではないが、暗く足下は歩きにくく、良く見ることが出来ない。
此処が道なのか道ではないのか分からない。
さっきまで、見ていたあの獣も見当たらない。
視界が歪んだあの気持ち悪いのは何だったのか分からない。
兎に角、此処から出なければ……………
◇
その日は何か不思議な光を感じた。
不思議に思いなんとなくだが家を出て、光った方に向かうことにした。
まさか、若いが妖気を纏ったよく分からない服装をした少女が小妖怪に囲まれておった。
少女は気絶しており小妖怪らは興味津々に眺めていた。
奴等は襲う気はないらしく、ワシが来ると道を開けた。
そのまま、少女を助けた。
今は我が家で少女を寝かせている。が、しかしこの少女は不思議だ。
髪や目の色といい、人間なのに妖気を纏っていることといいなにもかも不思議だ。
さて、起きるまで時間はかかりそうだ、一眠りでもするかな。
◇
知らない天井。
起き上がると、椅子に座ったじいさんが鼾をかいて寝ていた。
「……ん、んんん…おや?起きとったんか。おぬし具合はどうじゃ」
「具合?って、ここ何処!?たしか出雲大社に居たはずよ…」
「出雲…?何処かで聞いたような…」
「え!?知らないの?とっても有名な神社じゃない!」
「そう言われてもな。ところでおぬしの服装はなんとも不可思議じゃ。何処の國から来た者だ?」
「服装が変っていうの?あと國ってなによ」
「何か変なことでも言ったかのう…」
「というか、本当に此処は何処よ!」
「何か思い出せないのか?」
「思い出す………?」
そう、あれは連子と出雲大社に居た時だ。
鳥居を見たり、社の造りを連子と考察したりとしていた。
少し進んだ先で連子とはぐれてしまった。
連子を探していたのだがいつの間にか竹林に迷い混んでいたのは覚えている。
そこで尾を二本生やした狐に会い、次の瞬間視界が歪んだ。
そこで私の記憶は途切れている。
「成る程な…。おぬし何かしら能力は持ってるか?」
「スキマを見れる事しか」
「ふむ、スキマか…………、おぬしはもう妖怪に成っておるぞ」
「どういう…ことかしら?」
「おぬしは一種しかいない妖怪になっておる。ゆうなれば『スキマ妖怪』じゃな」
「何故、そんな事が分かるのかしら?」
「話せば長くなるが……聴くか?」
「勿論よ、話して頂戴!」
「あれは、ワシが人間だった時だ…………
人間の頃、自分には不思議な力を持っていた。
能力に名を付けるのならば「読む能力」とでも言うかな。
自分はその能力を使って、自らの前世や天候など、様々な物事を読んだ。
だからな、おぬしの事も読むことが出来るんじゃ」
「ちょっと待って、『人間だった』って今は何なのよ」
「それも話すのか」
◇
あれは、川が枯れ雨があまり降らなかった年だった
どうだったでしょうか?
前書きで書いた通り、サブストーリーとなります。
あらすじを書くなら
『森に倒れていた不思議な少女。それを助けた謎多き翁。
翁はミクラに深く関わり、そして不思議な少女も関わっていく。
次々と明かされるミクラの昔、前世の記憶…
不思議な少女はどうなるのか』
と、こんな感じでしょうか?
本編も進めますが、書くのはこちらがメインになるかもです!
では、以後よろしく!