今回は、題名通り輝夜が登場します。
さてさて本編をよろしく!
最近視た夢が原因なのか分からないが狂気が強くなってしまった。
今は包帯で片目を塞いでいる状態でしのいでいる。
片目を隠すだけでも狂気は弱まるらしい。
他人から見ると、目に怪我をした少女だろう。
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最近、都の方で大変美人なヒトが現れたと聞いた。
帝が一目惚れするほど。
記憶力が凄い少女が居ると噂を聞いたが、美人の話に埋もれてしまった。
最近は、神社をイズナと死清に任している。
なので今は奈良の都に来ている。いや、平城京と言った方がいいかな。
有名な美人の名はかぐや姫と…
住んでいる屋敷の周りには、求婚目当ての男達がワラワラと。
さぞかし、鬱陶しいだろうね。
それはさておき、狐の姿に成って。塀やら屋根やらを伝って進入する。何時だったか、同じような事をした気がするけど。
目的地には、気配が二人。
しかし、その内の一人は何処かに行ったようだ。
安心して、綺麗に整った庭に降りた。
「何者?」
突然発せられた声に驚きながらも、その言葉に返事をする
「初めましてかぐや姫様、稲荷神と申します」
「その神様が私に何の用かしら?」
「美女が現れたと噂を聞いたので、一目見ようとしたまでですよ」
「あなた、嘘をついてるでしょ。神様がわざわざ此処に来る理由がそんな事なんてありえないわ。本当の理由は?」
仕方ないので、尾と耳を出したまま人の姿になる。
「遠い昔に別れた人々と同じ雰囲気を感じたから」
「…………」
「突然だけど、月から来た?」
速すぎて始めは判らなかった。
かぐや姫は、髪に指していた簪を私の首に向け投げてきた。避ける暇もなく私の首が地面に落ちる。
「危ないじゃん、急に投げてくるなんて」
私は落ちた首を拾い、元に戻す。すぐさま傷が治る。
かぐや姫は驚きもし、何か分かったような目をしていた。
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少し慌てた様子で部屋に入ってきた若い陰陽師は「妖怪ではない者が侵入した」と言ってきた。
しかし、さすが若い陰陽師。
この部屋の真上、屋根に張本人が居るというのに気づかなぬとは。
「わかった」と言って下がらせた。
すると、陰陽師が去ったのがわかったらし。
一匹の白い狐が庭に降りてきた。
「何者?」
と私は言う。
狐は突然の声に驚いたようだ。だが、すぐに返事をくれた。
「初めましてかぐや姫様、稲荷神と申します」
まさか神様だとは想いもしなかった。
「その神様が私に何の用かしら?」
「美女が現れたと噂を聞いたので、一目見ようとしたまでですよ」
嘘をついてるのはわかっている。
「あなた、嘘をついてるでしょ。神様がわざわざ此処に来る理由がそんな事なんてありえないわ。本当の理由は?」
声からの推測だったが、やはり女だったようだ。
彼女は急に人へと姿を変えた。尾と耳を残して。
「遠い昔に別れた人々と同じ雰囲気を感じたから」
と彼女は言う。
昔とは何時だろうか、しかしその口振りからすると私が何処から来たのか知っていそうだ。
「…………」
「突然だけど、月から来た?」
気づいたときには簪を投げていた。彼女は避ける事さえ出来ずに首が落ちた。
まさかと思ったけど、
「危ないじゃん、急に投げてくるなんて」
急いで声の場所を見る。
首を失った身体が落ちていた首を持ち上げるところだった。持ち上げた首を元あった場所に戻す、傷が直ぐに治った。
驚きもしたが、私と同じ者が
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「貴女は私の事をどこまで知っているの?」
「月で産まれ、月から来た事しか分からない」
「本当にそれだけ?」
「これは嘘じゃない」
「信用してあげるわ。ほら上がりなさい」
と言ったので遠慮なく上がりこむ。
かぐや姫と向き合う。
「私は蓬莱山 輝夜。輝夜って呼んでよね、様とか姫とかつけるのは嫌なのよね」
「私はミクラ、またの名は
「ミクラ早速だけど、貴女の知ってることを話してくれない?」
「私の知ってることは、元々この星に住んでいたこと。穢れを恐れて月に移住したこと。私はそれくらいしかし知らないよ」
「なるほどね。ミクラは『八意』で思い当たる人物は居るかしら?」
「…八意 ××」
「…っ!やっぱりね。月読命様の『名を明かさない親友』とはミクラ、貴女の事ね」
「皆が月に行くとき、月読命に誘われた。だけど此処が私の故郷、……だから断ったの。私からの質問だけど、輝夜はなんで此処に?」
「私は、月の掟を破る事を行ったの。罰として私はこの星に落とされた。私はね、蓬莱の薬を飲んだことで不老不死になったのよ」
「!?」
「どうかしたの?」
「私と…同じ不老不死…。それだけで充分。殆ど分かった、月の掟と輝夜の今後も」
「貴女も不老不死だったのね。でも私の今後が何故分かったのよ」
「輝夜は、月に無理矢理帰され、実験体にするため……でしょ?」
「なんで、なんでそんなことまで分かるの?貴女にはそれほど話してないのに…」
「ごめん、でも何となく分かるの」
「謝らなくていいわよ。それにしても貴女、面白いわね。毎日此処に来なさい。色々と話がしたいわ。そうね…夜中に来なさい」
「え?あ、うん、分かった。輝夜……また、明日」
「ええ、また明日」
私は狐の姿に戻る。急いで屋根に乗る、すると元居た部屋の襖を開ける音がした。たぶんだけど輝夜は、私を逃がしたんだと思う。
いろんな屋根を飛び越え、我が家へ帰る。今の皆の元へ
――此処はとある屋敷の一室。
これは非公式で行われた話。
そこに居た人たちは歴史に名を残した者たち。ある一部の者たちを除いて……
誤字、脱字等報告よろしくお願いいたします。
やっと文字数が増えてきて満足気味です。
最後のは、次の話の予告のようなものだと思っていてください。
ではでは、次のお話で!