東方白狐録√A【完結】   作:白狐さぐじ

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ゆかりん、ゆかりん、ゆかりんりん♪
ババa(ピチューン

サブタイトルの通りですよ!



第二十九話「スキマ妖怪」

「天魔とミクラ~、報告は終わった?」

 

「萃香じゃな、終わったぞ。ん?そうか、あやつを会わせるのか」

 

「うん、そうだよ!」

 

「…ボソボソ(胡散臭い妖怪が来るのか……)」

 

「誰が胡散臭いのかしら~?」

 

空間が裂け、その奥にはギョロギョロと動き回る目がいくつも見える。

そこから、全体的に紫色の服を纏った妖怪が現れた。

 

 

◇─────────◇

 

 

目の前に居るのは、先程現れた紫色の妖怪。

その近くには、萃香、天魔、勇儀や他諸々。

紫色の妖怪の向かい側に居るのは私。

 

「貴女がミクラさんなのね。(わたくし)は八雲 紫、スキマを操るスキマ妖怪よ。よろしく」

 

「ん、分かってると思うけど私はミクラ。稲荷大社の神、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)だよ。よろしくね紫」

 

 

「やっと自己紹介終わった~?終わったならさ、呑もうよ。ね!天魔」

 

「萃香、貴女元から飲みたかったんじゃないかしら?」

 

「そんなのもういいじゃん。さ、呑もうよ呑もう♪」

 

他の者達が背の方に隠していた酒だるを次から次えと出していたのを横目に紫は

 

「ミクラさん「ミクラでいいよ」なら、ミクラ。私達は少し離れたところで呑みましょうか。まだ話したい事もありますから」

 

そう言って、席を外し天魔の屋敷を出た。

少し拓けた場所に月の光が差している。

そこで私達は呑んでいる。

 

 

「話って何?」

 

「話というか……、私は貴女をミクラをずっと探していたんですのよ。とある方の『依頼』という形で。

貴女の噂は全くと言っていいほど出てきませんでしたわ。

貴女、風見 幽香と言う名に聞き覚えは?」

 

懐かし、懐かし名を聞いた。

別れてからは会った事はない。

だけど、噂なら耳にした『花の大妖怪』と言う二つ名で…。

 

「幽香か……知ってるよ。久しく会ってないな…」

 

「私はたまに会ってるわ。でも驚いたわ、幽香の師匠がミクラだとは。貴女も知ってるでしょ?幽香が結構有名な大妖怪だってこと。

 

ミクラ、貴女は何者?

何を隠しているのかしら?

貴女も大妖怪でしょ、なのに名を知ってる者が少なすぎる。

まるで、『意図的に隠している』そんな感じだわ」

 

「私は私だよ。もちろん、隠していたのは事実。でも私の名を知ってる者は多いよ。

ところで、私を『探してほしい』と頼んだ依頼人は誰?」

 

「ああ、深入りし過ぎちゃったみたいね。

それで依頼人が誰かって?ごめんなさい、名前は知らないのよ。でも山ノ神って言ってたわ」

 

山ノ神…か、ということは、月人が地上に居た頃の者か。

 

「成る程ね。その方に会うことは?」

 

「もちろんできるわ。あ、でも今日は呑んでいるから明日ね」

 

 

 

 

全然、酔う気配を感じない。

不思議すぎて謎すぎるわ、ミクラって。

私がスキマを使って現れた時も驚かなかったし、幽香の名を出しても同様しなかった。

萃香の話を聞く限り、鬼よりも強い能力や力を持っていることは確か。

九尾であるのに、全く妖力の威圧感がない。

怒った時はさぞかし怖そうね…。

それと、あの目には気を付けたほうがいいわね。

あれもたぶん隠している事の一つかしら。

なんとしても、私の夢のために力になって欲しいもの……

 

 

 




誤字・脱字等ご報告よろしくお願いいたします!



ふと気づいた、オリキャラは何人居るのかと。
書いた本人、何人書いたか覚えて居ないのです。
何故こんなことを書いたのかは、今後オリキャラがどんどん増えて行くからですのよ!
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