東方白狐録√A【完結】   作:白狐さぐじ

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お久しぶりです。

もしかしたら、文章おかしいかも…。


第五話「呪いと封印は闇へと隠す」

 

 この日、独りの少女はこの世から命を手離した。

 少女の近くには涙を流した妖怪の女性と、半人半妖の老人だけだった。

 もう一人居る筈だった白い少女は、閉ざされた部屋で寛いでいた。

 にやけながら……。

 

 

「貴女がこんなに力無く倒れているのを見るのは、最後にしてほしかったわ」

 

 紫は幽々子を抱えあげ歩いていく。

 

「………ああ、死んじゃったんだ」

 

 その後ろには狐の少女が一人立っていた。

 

「!?な、何者よ貴女は」

 

「私?私は火月。主の命で此処に来た。主はそろそろ来る」

 

「貴女の主ってのは、ミクラの事だと思って良いわね」

 

「……(コク)」

 

「そろそろ来るってのは、どういう事かしら?」

 

 突然、空間がひび割れ砕けていく。

 その奥から真っ白い狐が現れる。

 

『それは、こういう事だよ』

 

 私は刀を片手に持ち、火月の横に立つ。

 そして、私は刀を投げた。

 何処からか出てきた妖忌が、その刀を弾こうと自らの刀を振り下ろす。

 しかし、間に合わず刺さった。

 刺さったのは紫でも、妖忌でもなく。

 当然幽々子でもない者。

 西行妖に刺さっていた。

 

 紫は振り向き、驚きで目を見開く。

 刀は西行妖の妖気を吸い続ける。

 ほんの数秒で刀は禍々しい気を放つ魔刀になっていた。

 私は刀を掴み、そして抜いた。

 西行妖は、力が弱まり枯れたようになっていた。

 

 私はその瞬間、火月と共に姿を眩ました。

 

 

 ミクラは何処かに行ってしまった。

 何処に行ったのか、追うことすら出来なかった。

 

 

 

 あれから幽々子を封印した。

 西行妖はおとなしくやり易かったが死んではなく、あの妖気は少しだか未だに放っている。

 

 そして幽々子は亡霊となった。

 ミクラが知っていたかは分からないのだけど、幽々子は生きていた頃の記憶を全て失っていた。

 悲しかった。

 

 けれども、次にやることがあるのだから、ここで挫けちゃいけない!

 やらなくちゃ。

 

 

 私は少しだけ紫から距離を置くことにする。

 いろいろとやらないといけない事があるから。

 紫が今、成そうとしている事についてもだ。

 最近、会っていないイズナや死清、佐吉に会ってみようか…。

 ()()総大将とも会わないといけないし。

 火月とチグルに頼み事もある。

 忙しいような、そうではないような?

 まあ、やることはやらねばならないのだから。

 先ずは、あの人間に会うとしよう……。

 あの人間は、私の事を師匠と言っていた。

 私が人外なのを知っていながらだ。

 『空間転移』や『一般相対なんちゃら』にいって研究?しているらしい。

 名前は確か「アルベルト・……」、続きが思い出せないけど、そんな感じだった。

 結構話が通じるので、良い話し相手だ。

 さて、時間だ……

 

 

 




誤字・脱字等ご報告よろしくお願いいたします!

 さて、最後に出てきた「アルベルト」ですが、誰だか分かるでしょうか?
 ヒントとなる物は書きましたが、有名な方です。
 本人を出すかは、まだ決めていませんが出すかもしれません(作者本人も分かりません)。
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