東方白狐録√A【完結】   作:白狐さぐじ

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書くことの無いので本編どうぞ


第七話 「暇潰しの旅① 後編」

 

 

 私は、大己貴命(おほなむち)と別れてから1日経った。

 今は夕方のはず。

 森の中を歩いていたが、今私の周りは夜のように真っ暗だ。

 闇に覆われていて、全く見えない。

 何が何処にあるのか、私は何処に居るのかも分からない。

 分かってあるのは、これが妖怪がやっている事だけ。

 この暗闇から妖力を感じる。

 能力を使い、私の少し周りの闇を消す。

 足元には、人骨がごろごろと転がっていた。

 少し進むと、村だったのか、潰れた家を数個見つけた。

 

 急にドサっと上半身が地面に落ち、びっくりしたが直ぐ再生されるので気にしない。

 しかし、私を切り裂いた張本人は、甲高い声で叫びながら木の影に隠れた。

 それと、同時に周りの闇は消えた。

 木の影に隠れた妖怪は、髪が金で私より背が高かった。

 私の再生が終わる頃に、

 

「あああ、あんた何者よ!」

 

「ん?私は妖怪だよ」

 

「そんなの分かってるわ!何その再生力、あんたの名は?何の妖怪なの?」

 

「相手に名を聞くんなら、自分の名を言ってからじゃないの?」

 

「分かったわよ。私はルーミア。私はこれでも4000年は、生きてるわ。さっきは、闇を操る程度の能力を使って、襲おうと思ってたけど…」

 

「へー、闇ね…。私はミクラ。妖狐だよ。目が赤いのと、毛が白いのは生まれつき。貴女よりは長生きだよ」

 

「ミクラね、よろしく。ボソボソ(ミクラって私より長生きなのね。)というか、さっきの再生力は何?」

 

「私は不老不死だからだよ。死なないから長生き。そもそも生きてるのかな…」

 

「死なないのね…」

 

「…うん。ルーミアって此処の…村の人達食べたの?」

 

「ええ、そうよ。最近食べれる人間が少なくなってるからね。ミクラは人間食べないの?」

 

「私これでも神様やってるから、最近は食べてないな~」

 

「神様!?」

 

「大丈夫だよ。私は滅多に妖怪は殺らないから」

 

「そ、そうなの」

 

と、まあそんな感じに話した。

 2ヶ月程ルーミアと過ごした。

 (暇だったから……)

 ルーミアは、ずっと独りだったらしい。私と話せてうれしいみたいで素の笑顔を見ることが出来た。

 

 

 

 今、私はあの都市に帰るため近道をしたのだが、竹林で道に迷っている。

 周りを見ても竹が同じように生えている。

 もと来た道にも戻れない。

 でも、近くに妖怪が居るのか妖力を感じる。

 妖力のある方に向かうと、潰れかけた家があったのだが、何故かウサギが多くいた。

 そのウサギの内、人型は一人しかいない。

 その一人が私に気付き他のウサギを避難させ、驚いたことに神力を発しながら近づいてきた。

 

「妖狐が私達に何の用だい?」

 

「私はこれでも神様だよ」

 

と、言いながら神力を出す。

 

「あれれ、あんたも神様なんだ。えーっと、私は『因幡 てゐ』。白兎神だよ」

 

「私はミクラ。宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)よ」

 

「え!?宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)って、あの宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)?これは、驚いた。私より歳上じゃないか」

 

「そんなに有名かな…?」

 

「大國主が言ってたから」

 

「大國主?」

 

「あれ~?・・あ!大己貴命(おほなむち)なら分かる?」

 

「ん?知ってるよ。それが?」

 

大己貴命(おほなむち)の今の名前が大國主だよ」

 

「だから私の事、知ってたのか…」

 

「うん。というか、此処で話すより私達の住んでる家で話そうよ」

 

「え、良いの?」

 

「もちろんだよ。ほら、入って入って」

 

と、言われたので家の中に入った。

 家の中は、ウサギがいっぱい居た。

 今の私は、尻尾と耳を出したまま。

 座ると、尻尾を触ったり、乗ったりしてきた。

 てゐは、触って良いかと、聞いてきたので良いよと返事をすると触ってきた。

 

 そのあとは、此処に来るまでの事など色々と話し、今日はこの家に泊まった。

 

 次の日、てゐと他のウサギに別れを告げ、久し振りにあの都市に帰るため向かった…。

 

 




近々、設定や本編に出てくる言葉など書く予定ですが何時になるのやら…
こ、今回も見て下さりありがとうございます!
作者は、学生ですので投稿ペースは亀です。
また、タグにもあるように不定期更新ですので御了承を。

ではでは、次も読んで頂けたら幸いです
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