私は、
今は夕方のはず。
森の中を歩いていたが、今私の周りは夜のように真っ暗だ。
闇に覆われていて、全く見えない。
何が何処にあるのか、私は何処に居るのかも分からない。
分かってあるのは、これが妖怪がやっている事だけ。
この暗闇から妖力を感じる。
能力を使い、私の少し周りの闇を消す。
足元には、人骨がごろごろと転がっていた。
少し進むと、村だったのか、潰れた家を数個見つけた。
急にドサっと上半身が地面に落ち、びっくりしたが直ぐ再生されるので気にしない。
しかし、私を切り裂いた張本人は、甲高い声で叫びながら木の影に隠れた。
それと、同時に周りの闇は消えた。
木の影に隠れた妖怪は、髪が金で私より背が高かった。
私の再生が終わる頃に、
「あああ、あんた何者よ!」
「ん?私は妖怪だよ」
「そんなの分かってるわ!何その再生力、あんたの名は?何の妖怪なの?」
「相手に名を聞くんなら、自分の名を言ってからじゃないの?」
「分かったわよ。私はルーミア。私はこれでも4000年は、生きてるわ。さっきは、闇を操る程度の能力を使って、襲おうと思ってたけど…」
「へー、闇ね…。私はミクラ。妖狐だよ。目が赤いのと、毛が白いのは生まれつき。貴女よりは長生きだよ」
「ミクラね、よろしく。ボソボソ(ミクラって私より長生きなのね。)というか、さっきの再生力は何?」
「私は不老不死だからだよ。死なないから長生き。そもそも生きてるのかな…」
「死なないのね…」
「…うん。ルーミアって此処の…村の人達食べたの?」
「ええ、そうよ。最近食べれる人間が少なくなってるからね。ミクラは人間食べないの?」
「私これでも神様やってるから、最近は食べてないな~」
「神様!?」
「大丈夫だよ。私は滅多に妖怪は殺らないから」
「そ、そうなの」
と、まあそんな感じに話した。
2ヶ月程ルーミアと過ごした。
(暇だったから……)
ルーミアは、ずっと独りだったらしい。私と話せてうれしいみたいで素の笑顔を見ることが出来た。
今、私はあの都市に帰るため近道をしたのだが、竹林で道に迷っている。
周りを見ても竹が同じように生えている。
もと来た道にも戻れない。
でも、近くに妖怪が居るのか妖力を感じる。
妖力のある方に向かうと、潰れかけた家があったのだが、何故かウサギが多くいた。
そのウサギの内、人型は一人しかいない。
その一人が私に気付き他のウサギを避難させ、驚いたことに神力を発しながら近づいてきた。
「妖狐が私達に何の用だい?」
「私はこれでも神様だよ」
と、言いながら神力を出す。
「あれれ、あんたも神様なんだ。えーっと、私は『因幡 てゐ』。白兎神だよ」
「私はミクラ。
「え!?
「そんなに有名かな…?」
「大國主が言ってたから」
「大國主?」
「あれ~?・・あ!
「ん?知ってるよ。それが?」
「
「だから私の事、知ってたのか…」
「うん。というか、此処で話すより私達の住んでる家で話そうよ」
「え、良いの?」
「もちろんだよ。ほら、入って入って」
と、言われたので家の中に入った。
家の中は、ウサギがいっぱい居た。
今の私は、尻尾と耳を出したまま。
座ると、尻尾を触ったり、乗ったりしてきた。
てゐは、触って良いかと、聞いてきたので良いよと返事をすると触ってきた。
そのあとは、此処に来るまでの事など色々と話し、今日はこの家に泊まった。
次の日、てゐと他のウサギに別れを告げ、久し振りにあの都市に帰るため向かった…。
近々、設定や本編に出てくる言葉など書く予定ですが何時になるのやら…
こ、今回も見て下さりありがとうございます!
作者は、学生ですので投稿ペースは亀です。
また、タグにもあるように不定期更新ですので御了承を。
ではでは、次も読んで頂けたら幸いです