東方白狐録√A【完結】   作:白狐さぐじ

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第八話 「帰宅後と再会」

 

 

 てゐと別れてから、あの都市に帰った。

 都市は、私が旅に出たときよりも発展していた。

 私の神社と月読命(つくよみ)達のビル以外面影が感じられなかった。

 

 しかし私の帰る所は一つしかないので御倉神社に行くと、何故かスサノオが居た。

 居たというか、住んでた…。

 スサノオは、私を見るなり

 

「おお、やっと帰ったかミクラ!何処行ってきたんだ?旅の話を聞かせろ。儂は今暇なんじゃ」

 

と、次々と色々言ってきた。

 なんとなく『わかった』と返事すると、胡座(あぐら)をかいていたスサノオは私をひょいっと掴み膝の上に座らせた。座るしかなかった。

 それから旅に会った『面白い人間の話』や、『闇を操る妖怪の話』、『他の村の話』を話した。

するとスサノオは、

 

「その面白い人間の名は大國主と言うか?」

 

と言ってきたので

 

「ん?そうだけど」

 

と私は返事した。

 

「そうか、やはりな。あやつがお前の事を話しておったからもしやと思ってのぅ」

 

「…で、その大國主がどうしたの?」

 

「ああ、あやつがお前に会いたいと言っておってな」

 

「私に?」

 

「そうじゃ。お前に久しく会いたいとな」

 

「ふーん、私に…」

 

「どうしたんじゃ?」

 

「明日行ってみようかな」

 

「そうか、場所は分かるか?」

 

「うん、知ってるよ。(てゐから聞いたんだけどね)」

 

 

それから、スサノオは私の頭を撫でながら『可愛いのぅ』とか言っていた。

 

 ~~~

 ところでこのスサノオ、意外とスケベ親父である。

 今も頭をなでらがら、私のそこそこある胸を触ろうとしてきた。

 (素早くその手を叩いたけど…)

 と、こんな風に変態親父である。

 ~~~

 

 さて寝るかと思い、寝床に行く。久方ぶりに狐に戻り、丸くなる。

 最近は、疲れがとれなかったので、すぐに眠ることが出来た。

 

 

 朝早く起きて、大國主の所に行く準備をする。

 スサノオは、昨日は此処に泊まったらしい(私はすぐ寝たから分からない)。

 で、スサノオは何か用事があるからと帰った。

 私は、走りやすい狐の姿になり、大國主の元に向かう為走った。

 

 

 大國主の居る都市に近くなった辺りで人型になる。

 狐の姿の尻尾は、九つ。

 それでは、妖怪と見られ退治の対象とされてしまうためである。

 そんなこんなで、都市に入った。

 都市の奥に一際大きな建物、たぶんそれが大國主の屋敷だろう。

 屋敷の門に、門番が二人。その内の一人が私に話し掛けた。

 

「何用で此処に来た」

 

「おほ…大國主に会いに来た」

 

「大國主様にか。ならば、会っても良いか確認するが、何か特定出来る名はあるか?」

 

「ミクラって言えば、たぶん分かるよ」

 

「ミクラか、わかった確認してくる」

 

と、言いながら一人は屋敷に入っていった。

 二、三分経った頃、門番の一人が戻ってきた。

 

「御許しが出た。ミクラ様どうぞ御入り下さい」

 

と言ったので、私は敷地内に入り、建物の中に入る。

 廊下の奥の大きな部屋に入ると、大國主は居た。

 大國主は、私を見るなり飛びついてきた。

 大國主を離してから、色々と話した。

 今悩んでいること、最近あった出来事など色々と…。

 それから、今日は此処に泊まった。

 

 

 朝早くに起きてから私は、この都市の中を散歩した。

 私の住んでる都市とは違い、何とも()()()だった。

 大國主の所で朝食を頂き、それから帰った。

 

 




書き方が雑になったかも…
初めての方は、はじめまして御饌津神サグジです。
今回から、前書きに書かずに此方に色々と書きます。

最近、お気に入りの件数が40を越えました!うれしいです。
今回の話は、スサノオと大國主との再会でした。

ではでは、此にて。
次も読んで頂けたら幸いです←定番になってきた
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