さて、今回はフェイトが登場します。
八幡の論議と念デレも見所です。
作者も皆様が楽しんでいただけるように、そしてライトセーバーのような色つきの評価を目指し精進します。
ではどうぞ。
混沌とした原作開始から数週間、今のところは順調にジュエルシードを回収しているようだ、確か今は黒い渦のモンスターから始まり犬の暴走体、後は色々あって・・・・・最近は巨大な樹木だったな、いやーあれはやばかったな思ってたより規模がでかくてな俺も大変だった。えっ?ただ見てただけ?
舐めんな、俺もこんな町の危機に立ち上がらない分けないだろ?俺はその時何をしていたのかというとだな――――――――――
――――――――全力でマッ缶を売っている自販機を守っていたぜ!
お前アレだぞ、確かにこの世界にマッ缶はあるが売っている自販機が少ないんだよ、あまりの少なさにマッ缶地図を作ったくらいだ。そんなわけでたとえ一つでも壊れれば俺には死活問題な訳だ。いや~、あれほど必死に動いたのは修行以来だな。
そのかわりに、Rー2にマジでドン引きされたけどな。
そして今の俺は呑気に国語の授業を受けている、当初全ての授業を寝ていた俺だが流石に最近はバレ始めた恐らく誰かの密告によるものだろう誰かはあえて言わないし、大体検討はついている。
しかし甘いな、俺は監視されようともサボる時は堂々とサボるのだ!!暫くは教師との我慢比べと思っていたが、何故か国語の教師は俺に怒らなかった最初は俺が一位からだと思ったが先生曰く自主性を尊重するらしく更に他の教師にも口添えをしてくれているらしい、しかし流石にそこまで穏便な態度をとってもらい堂々と寝るのは流石に悪いと思い、国語だけは寝ないでいる。
国語の先生が童話の音読するなか、俺は高町、剣崎に気づかれないように視線を向ける、原作開始以来、奴等は頻繁に念話で話しているようだ、視線があらぬ方向を見るときがあるので俺にはすぐ分かる。
最近の変化を挙げれば、高町と剣崎が互いに名前呼びになったことだろうか、秘密を共有すれば親しくなれると言うがそれは一部のみだ、知らないものにしてみれば気が気でない。
その証拠を裏付けるのがバニングスと月村の反応だ、フォースを使わなくても手に取るように分かったぞ、先を越されたのという焦りと何とも言えない羨望感これが殆どだ。まぁ流れで二人も名前呼びになったが僅かに高町に対する嫉妬はあるようだ、このように上位カーストの交遊関係は気遣いと配慮により構築される、それゆえに崩れやすい、つまり何が言いたいのかというとボッチが最強すぎるということだ。
「――――――ということだな、むっ、そろそろ時間は今日はここまでだ!」
いつのまにか時間が過ぎていたようだ、俺は軽めに頭を下げ挨拶をした今日の授業はここまでだ何時も通りに帰るか・・・・・・俺が帰る支度をしていると、もはや聞き慣れた応答が聞こえてきた。
「なのは、すずか、アリサ、一緒に帰ろうぜ!!!」
まるで「デュエルしようぜ」と言わんばかりのノリで話しかける神藤、まぁ当然の如く3人は断り、バニングスに至っては罵倒までするがそこは神藤だ全くめげない。
「神藤君、君は何時も強引すぎるし、なのはたちも嫌がっているだろ!!」
「うっせぇな剣崎!!お前には関係ないだろが!!」
「俺はなのはたちの友人として、見過ごせないと思っただけだ!!」
なるほど、友人の危機には駆けつけるヒーローの鉄則だな、しかし剣崎、お前のその正義はお前の口にした夢とは矛盾している。
俺がそう思った発端は、最近のジュエルシードのことに起因する、ある日の休日原作ヒロインと剣崎は高町の父親のサッカーチームの試合に訪れており、剣崎は自己紹介の時の伏線のように試合に出場してやがった。あの野郎、何とも華麗なパスやらシュートやらそれは目立ってやがったし、歓声が絶えなかったよ。俺だってなフォースの力を使えばあんなの余裕だよ?でもなあの身体能力は神が基本スペックをあげているお陰だ、だから俺はあまりそういうことには使わない方がいいと思うわけよ、だから決して羨ましくない、ホントダヨ?ハチマンウソツカナイ。
・・・・・・・話を戻そう、本題はその後だ実はその試合にはジュエルシードを所持した少年がいてな高町は少し感付いていたがうやむやになってしまった、まぁそれは原作の流れだ仕方ないと言えばそうかもしれない、しかし剣崎は違う、奴はジュエルシードを持っていたことを知っていたはずだ、しかし奴はそれを見て見ぬふりをし事は起きた。
そう考えるならば事が起きる前に強引にジュエルシードを取ろうとした神藤の方がまだ好感を持てる、まぁ奴の性格上先にジュエルシードを回収し高町の株をあげる魂胆だろうけどな。つまり奴の夢、誰かを助けたいとは矛盾しているということだ原作崩壊?そんなものは詭弁だ、奴は助けるどころか高町に心の傷を負わせたのだ、もしそれが奴が高町を慰めるためだったのなら・・・・・・・言わずもがだろう。
作り付けの悪人などいない。誰もがそう信じている、自分を含めて。自分が善良であると疑わない。だが、自分の利益が犯されそうなとき、人はたやすく牙を剥く。
それが人間の本質だ――――――――
俺は自宅に帰り夕食作っていた、元の世界では俺の愛するべき妹小町が作ってくれており俺が作る機会はたまにしかなかった、しかしこれでも専業主夫を志しているのだイメージトレーニングは完璧だ。
そして俺はあれよあれよとものの数十分で味噌汁、ご飯、焼き魚、煮物を完成させた、フッ、俺の料理スキルは中々だな。
《流石だね、僕のご飯も頂戴よ!》
「おう、ちょとまってろ」
基本的にこいつの食事はバッテリーらしい、人間的に言うと、暑い夏に炭酸飲料をがぶ飲みする感じらしいが・・・・・まぁ分かりやすいと言えばそうかもしれない。
いやーしかし、フォースは本当に便利だと思うなんせ調味料やら食器やらわざわざ動かなくてもいいんだぜまさに俺の理想だ。
俺はRー2に新しいバッテリーを入れやると、頭部を上機嫌そうに左右に振る。
《ぷひ~、生き返った》
「そいつは良かったな、いただきます」
最近食事をしていた思うのは、やはり家で一人で食うのは中々堪えるというものだ、今はRー2がいるからいいがやはり家族は大事だ、うん、やはり家は出たくない。
「ん、またか・・・・・・・・・」
俺は洗い物をしていると、最近慣れてきたニュータイプの亀裂音が頭に響いた。
俺は何時ものように手馴れた手付きでサーチャーの用意をしていると。Rー2が警戒の高い音の電子音を出した。
《待って八幡・・・・・・・ジュエルシードの反応が二つ同時に出てるよ!!》
「何?」
俺はフォースで調べてみると確かにジュエルシードの反応が二つ、更にその間の距離が遠いために恐らく高町たちは1つしか気づいていないだろう。
《ヤバイなこれ・・・・・・・ん?あっ!八幡、離れたところに向かっている魔導師の反応があるよ・・・・・この速さ、もしかしてフェイトちゃんかな?》
確かにこの速さで目標に接近できるのはフェイト・テスタロッサくらいだろう、良かったこれで俺が労働しないですむ。ナイス、テスタロッサ。
《八幡、君って奴は・・・・・・・あれ、八幡、フェイトちゃんの向かっている所ってさマッ缶マップに印付いてなかったっけ?》
なん・・・・・・・・だと。
俺は急いでマッ缶マップを広げ、フォースで座標と距離を調べる・・・・・・・ばんなそかな(そんな馬鹿な)、何て言うことだ。
《は、八幡、目が超血走ってるけど大丈夫?》
「大丈夫じゃねぇよ・・・・・・・」
これは由々しき事態だ、もしテスタロッサが魔法でマッ缶の売っている自販機を吹き飛ばしてみろ修理どころか存在が無くなるそんなことは俺がさせん!!
俺はホルスター巻き、そこにライトセーバーを掛けるその上からコートを羽織る、こうしなければ不審者扱いされるかもしれないからだ。
「Rー2、出掛けてくるぞ」
《うん、あのさ前々から思ってたけど八幡はジュエルシードとマッ缶のどっちが大事なの?》
「決まってんだろ、そりゃマッ・・・・・・・ジュエルシードだ」
《・・・・・・・・いや、もういいや行ってらっしゃい》
今こいつがもし人間ならば最上級に冷やかな目だろう
《いや、ゴミを見る目だよ》
そうですか、分かりました。
俺は全速力でジュエルシードのある所に向かっている、勿論フォースにより脚力を強化しているあまり知られていないがこれをフォース・スピードという、初めて師匠のやつを見たときはビビった、マジでクロックアップしているみたいだからな。
《八幡、そろそろつくよ!》
「了解」
因みにライトセーバーのAIはRー2が兼任してくれている。少しすると俺の耳に爆発音が響く、俺は警戒心を強め戦闘が行われているだろう道路の角から覗く。
《あちゃ~、やっぱり自販機があるね》
案の定戦闘が行われている現場にはフェイト・テスタロッサと何か巨大な針ネズミ、そして俺の大事なマッ缶を売っている自販機があった。
何?あのネズミ、皮膚の色どう見ても灰色だろトンガリたいとか願っちゃった訳ですか反抗期ですか?
しかしよく見ると針ネズミは既に瀕死のようだ、良かったこのまま封印してくれれば俺はそれでいい。
俺がそう思い安堵していると。
「――――――バルディッシュ」
《
テスタロッサはバルディッシュを針ネズミに向けると大きな槍のような魔力弾を生成する。いや、待ってそれはオーバーキルだ、何かネズミに恨みでもあるのこの人?いやそれよりもこのままではマッ缶の自販機もろともおじゃんだ。
どうする――――――
「ファイヤ!!」
「―――――ッ!Rー2、セットアップ!」
テスタロッサが魔力弾を発射した瞬間、俺は反射的に飛び出していた、そして瞬く間に姿がジェダイの姿に変わる。
俺はホルスターに手を伸ばし。
ライトセーバーを引き抜き。
シュュュュュュン!!!
独特のプラズマ音を他所に巨大針ネズミの前に立ち。
「――――――フッ!!!」
自分でも不思議なくらいの声をだし、魔力弾を弾いた。
・・・・・・・・やっちまった、どんだけマッ缶に命賭けてんだよ自分でも引いたわ、しかし今はマッ缶を守れたので良しとしよう。
「・・・・・・・あなた誰」
テスタロッサは突然魔力弾を弾かれたことに驚きつつも、敵意の含んだ声で俺に問いかける。
「・・・・・・・・通りすがりの魔導師だ、別にお前と争おうとは思ってねぇよ」
しかしあまり俺の格好からは連想できないだろう、俺はフードつきの茶色のマントにその下はローブだ、端から見たらただの不審者だ、因みに顔はフードで隠しており口元しか見えないはずだ。俺はライトセーバーのスイッチを切りホルスターにしまう、これにより敵意のないことをアピールする。
「なら何故邪魔したの?」
「それは・・・・・・アレだ、俺は世界ハムスター保護団体に属してるからだ」
「ふざけてるの?」
言えない、マッ缶の売っている自販機を守るだけとは・・・・・・あれ?どちらにしても怒らせてるような。
《言い訳がアホすぎるよ》
俺が葛藤していると、テスタロッサはバルディッシュを俺に向け先端からは金色の魔力刃が出てきた、まさか・・・・・・・・
「どちらにしても、邪魔をするなら私の敵!」
「いや、ちょ・・・・・のわっ!!」
テスタロッサは上方から俺にバルディッシュを振り下ろしてきた、俺は後方に跳躍し宙返りしながら着地する。何とも情けない声を出してしまった。
《八幡、取り合えず何とかしようよ》
仕方ないか、俺は基本的に平和主義だが痛い目を見るのはもっと嫌だからな。
「分かったよ・・・・・・・ハァ」
俺は溜め息をつきながらホルスターからライトセーバーを取りだし、スイッチを入れる。
テスタロッサは俺を見据えると、一気に加速し距離を詰める。
俺は手元でライトセーバーを回転させ、ソーレスの構えをとり応戦する。ソーレスは防御を重視し、僅かな隙に反撃する型であり、俺が最も得意とする型でもある。
テスタロッサはバルディッシュを横に構え、俺の胴部を切り離すとばかりに振り抜いてくる、俺はその軌道場にライトセーバーを割り込ませ遮る。
バルディッシュとライトセーバーの衝突音が響くなか、テスタロッサはすぐさまあらゆる方向から斬撃を繰り出してくる。
ブンッブンッとライトセーバーの振動音を響かせながら、俺は危なげなく冷静に防御していく、確かにテスタロッサの攻撃は高町や今の転生者どもよりも速い、しかし―――――
「・・・・・・・・・シッ!」
「うっ!・・・・(バッ!)」
俺はテスタロッサの繰り出す斬撃を身を翻してかわしライトセーバーの柄でテスタロッサに当てると、テスタロッサは後退し距離をとった。
俺を鍛えてくれたのは全ジェダイ最強と呼ばれたマスター・ヨーダだ、その反応速度と戦闘力は尋常じゃない、今の俺でも防戦しかできないだろう。それと比べれば今のテスタロッサにはあまり脅威を感じない。
《だからって油断はしないでよ》
分かってるよ、ボッチの警戒心舐めんな。
テスタロッサはバルディッシュを構えながらも、迂闊に突進はしてこないようだ。
ならば今度は俺からいくか、基本的にライトセーバーは非殺傷設定だ、バリアジャケットは切れても体が切れるというグロいことにはならない。しかし切られたところは鋭い痛みが走る。
俺としてはテスタロッサのような美少女を痛め付けるのは主義ではない、つまり俺の目的はテスタロッサを無力化すればいい訳だならば彼女のデバイス、バルディッシュをなんとかすればいい。
俺は構えをソーレスからシエンに変える、攻撃特化の構えでバルディッシュを弾き飛ばすという算段だ。
俺が仕掛けようとした瞬間、全く予想外の事態が起きた。
突如、テスタロッサが膝から崩れ落ち道路に倒れ付したのだ。俺は咄嗟にライトセーバーをしまう。
最初はテスタロッサの作戦かと思ったがすぐに否定した。原作からも彼女の大抵の人柄は分かっていることもあるのだが・・・・・・・
《
バルディッシュのとても演技とは思えない、掛け声に直ぐに警戒心を解かざるえなかった。
そう言えば原作でもテスタロッサはジュエルシードを集めるためにかなり無理をしていた気がするその疲労等が俺との戦闘で爆発したのだろう。
どちらにしても、テスタロッサをこのまま道路に放置は出来ない、交通の不便もそうだが世の中にはロリコンという変態もいる、そう考えると犯罪臭が匂ってならない。
そうだ、別にこれは俺の善意ではない社会貢献だ、警察に無用な手を煩わせない為だ俺は原作ヒロインに興味はない・・・・・・うん、そのはずだ。
《うわ~、八幡の念デレ発動》
べ、別に責任を感じている訳じゃないんだからね!!
《キモイよ、ヒキガエル》
いや、すみません、お願いだからトラウマを呼び出さないで。
俺は針ネズミを封印し、テスタロッサに駆け寄る、そういやこいつの家知らないな、バルディッシュに聞けばいいか。
「おい、お前インテリジェントデバイスだな?」
《・・・・・・そうですが、サーに何かする気ですか?》
「何もしねぇよ、取り合えずここにいられると交通の不便だ家に送るから家に案内しろ」
《敵であるあなたが何故そんなことをするんですか》
「別に敵じゃない・・・・・・まぁ少し事情があっただけだ気にするな」
本当に気にしないで欲しい。
《・・・・・・・・・分かりました、案内します》
よし、高町たちが来ないうちに早くずらかろう・・・・・・・待てよ、俺はテスタロッサのどんな風に持てばいいんだ?
おんぶ?お姫様だっこ?どちらも恥ずかしすぎる、誰かに見られたらマジで洒落にならない。しかし今は仕方ないか・・・・・・・
俺はテスタロッサをお姫様だっこする・・・・・・・
あぁ~くそ、何でこいつのバリアジャケットこんなに薄いんだよ。肌の感触とかダイレクトに伝わるんだよ、いやでもドキドキするぞ特に顔が近いせいで息遣いが・・・・間違いは起こさないぞマジで俺逮捕されちゃうから。
「悪いけど飛ばすからな」
俺はバルディッシュをテスタロッサの上にのせ、バルディッシュの案内のもと全速力でダッシュした。
戦闘シーンは書きづらい、作者的には映画のような戦闘シーンを表現したいのですが中々うまくいきません。
フォーススピードに関してはエピソード1の冒頭部分を参考にしてください。
そしてこれは予告ですが、無印編では少し改編があります、アリシア生存は知っているとは思いますが・・・・・・何が改編なのかは楽しみにしてください。
詳しくは時の庭園でのところです。
感想や戦闘シーンでこうしたらいいとかがありましたらどうぞ。