やはり俺の踏み台転生は間違っている   作:SEED暁

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評価が色付になりました。皆さんありがとうございます。

ではではここから、オリキャラ・・・・敵キャラが出ます。


ではどうぞ。


「比企谷八幡は使命に悩む」

 

 

テスタロッサの住居は、海鳴市内にある高層マンションの一室のようだ。室内は年頃の少女が住んでいるにはあまりに簡素な物で最低限の物しか置いておらず。ドッグフードの缶詰めが机の上に散乱していた。

 

「一応、ベッドに寝かせるがそれでいいか?」

 

《はい、お願いします》

 

 

俺はテスタロッサをベッドの上に寝かせ、布団を掛けてやる。普通に考えれば、こんな夜中に帰宅する少女を叱らない親はいないはずだが、事情を知っているだけに敢えて触れなかった。

 

《サーをここまで運んでいただきありがとうございます》

 

「俺に原因の一因が無いわけでもないからな・・・・・・まぁ、気にすんな」

 

俺はテスタロッサの眠る姿を見ながらバルディッシュに答える、テスタロッサの顔は疲労からかあまり顔色は良くない、これが全て母親の為にやっていることなのだろう。しかし原作を知っている俺からしてみればあまりに残酷なものだ。

 

もし・・・・・・もし俺が無理矢理にでも介入すれば、テスタロッサの負担を軽減させることは出来るだろう、しかし俺はあくまで踏み台の踏み台だ。原作介入をすれば根底が崩れることになる。つまり俺はテスタロッサの手助けをすることは出来ない。

 

「だが・・・・・・・これくらいは良いよな?」

 

 

俺はテスタロッサの頭の上に右の掌をかざす、すると俺の掌からテスタロッサを照らすように青白い光が降り注ぐ。すると徐々にテスタロッサの顔色は良くなり、呼吸も穏やかなになった。

 

《何をしたんですか?》

 

「ただの治療魔法だよ」

 

正確には治療魔法ではない、これはフォースの応用で疲労と精神を回復させたのだ。これはジェダイならば必ず身に付けるらしく俺も最初の方に習った。

 

顔色の良くなったテスタロッサは、まるで童話に出てくる眠り姫のようだ、俺ならば脇役のように速攻でフラれるだろう・・・・・・・フラれちゃうのかよ。

 

「明日になりゃ、多分大丈夫だ・・・・・・」

 

《感謝します・・・・・・・忘れていました、この子はフェイトと言いますそして私はバルディッシュです・・・・・・あの、あなたは・・・・・》

 

そう来るよな、知っているとはいえ名乗らないのはアレかもしれないが困ったものだ、当然本名は論外だ。ならば偽名になるのだが・・・・・ヤバイ、中二病みたいな名前しか思い付かない未だに完治してないのか。

 

《エイト、ヒッキー、ヒキガエル?》

 

どれも駄目だろ捻りがない、後最後のただの悪口だ。一番マシなのがこれしかないな・・・・・・

 

「あ~、俺はジェダイだ」

 

えっ?一番捻りがない?お前ここでルーク・スカイウォーカーなんて名乗れるかよ、マジで怒られるぞ。それに最近は師匠が俺をパダワンとして認めたなんて言われたんだよ。仕方ないだろ。

 

《いやこんな夢や希望がないジェダイなんていないよ。あ、後目が腐ってる》

 

安心しろ俺の理念は結構ジェダイ向きだぞ?

 

 

おそらく、非モテぼっちほどのリアリストはいないだろう。

 

【非モテ三原則(希望を)持たず、(心の隙を)作らず、(甘い話を)持ち込ませず】を心に刻んで生きているのだからな。

 

《何かをパクった感じがするけど?》

 

気にするな、お前の思い過ごしだ。

 

 

「なるほど、ジェダイ様ですか」

 

別に様はいらないがな。まぁ一段落したところでそろそろ帰るか、俺がここにいても出来ることはないしな。ま・・・・・・どっかのサッカーオリ君は、「いや、フェイトのことが心配だ、目覚めるまでここにいよう(剣崎のマネ)」とか言って、手を添えたり、頭を撫でるとかという暴挙にでるだろう。

 

はっきり言って、いつも物語等でお決まりのようなことがいつも好印象を得るとは限らない。大体考えてみろ・・・・・・・今の俺や転生者どもは子供の姿だが、転生前の姿は分からない。俺ならばギリギリ兄のような感じで、昔小町が熱で寝込んだ時のように頭を撫でることはあったが・・・・・・・・

 

もしこれが平塚先生のようなアラサーの成人男性だったとしたら・・・・・・(妄想)

 

ヤバイな軽く放送事故だ(冷や汗)、お蔵入りだな。

 

「んじゃ、俺は帰るけど良いよな?」

 

「はい、もうすぐ同居人も帰ってくると思いますから・・・・・・お礼が出来ないのが心苦しいですが・・・・・」

 

そういや、使い魔のアルフがいたな。今居ないところを見るとジュエルシードを探しているのか、まぁ俺にとっては好都合だけどな。居たらいたでメンドイ。というか律儀過ぎるだろこいつ。

 

「別にいらん・・・・・・・そういや、これを忘れてたな」

 

俺は懐からジュエルシードを取り出し、バルディッシュの側に置く。あの時は急いでたから忘れていたが、これはテスタロッサが持っていた方がいいだろう。

 

《良いのですか?これはあなたの物では》

 

「いや、俺は興味ないしな」

 

寧ろ持っていって欲しいくらいだ。いやマジで。俺は玄関に向かい歩き出すが不意に足が止まってしまう。

 

「じゃあな・・・・・・・・一応、体を大事にしろと・・・・・・言っておいてくれ」

 

《了解しました》

 

俺は何故か足早に玄関から出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テスタロッサとのいさかいから数日後、原作通り、月村邸にて原作ヒロイン、剣崎のお茶会が開かれた。あの野郎、高町の兄に嫌われるどころかなんか親しげだった・・・・・・・ガッデム!!俺は甘いものが好きなことから何度か緑屋に行こうとしたが・・・・・・高町兄の雰囲気が苦手で未だに行けないのだ。

 

まぁその話は置いておこう。まぁ原作通りテスタロッサと高町は出会い戦闘になったのだが、テスタロッサの動きが俺と戦ったときよりも速かった。もしかして俺が回復させたからか?

 

剣崎?アレのことか、あいつは最初の方は「戦う意味はない」やら、「話し合おう」とか、言っていたが結局高町の味方をしやがった。まぁ、途中で神藤が乱入しテスタロッサの味方をしたために剣崎と戦闘だ。その隙にテスタロッサが高町に勝利しジュエルシードを回収したという流れだ。

 

 

神藤の考えてることは大体分かる。あいつは基本的にハーレム思考だ、つまり原作ヒロインに満遍なくアピールしたいということだろう。少しの間高町の株は下がるが、誤解が解ければ更に高町の株は上がる。最早見事としか言えない才能だ。案外ホストに向いてるぞ。

 

 

 

その後の温泉での出来事はスルーしよう、何故かって?あんなのただのハーレムイベントだろ。俺は非常に不愉快だが、なにもしない俺ではない。神名義で温泉イベントの日時と場所の記した手紙を送り付けてやった。これぞ踏み台の踏み台、これでいいんだろ神?

 

その後はバニングスのガチギレ事件、高町とテスタロッサの再度激突を経て、俺は今一つの厄介な案件を抱えている――――――――

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――またジュエルシード拾っちゃった・・・・・・・」

 

 

一先ず俺の言い分を聞いてくれ、俺がボッチで、下校してるときだ。えっ?寂しくないのか?馬鹿野郎、人生には一度や二度、孤独と向き合うべきときってもんがある。いや、なきゃいけない。始終誰かと一緒にいていつもいつでも傍に人がいるなんて、そっちのほうがよほど異常で気持ちが悪い。孤独であるときにしか学べない、感じられないことがきっと存在するはずなのだ・・・・・・あっ、俺いつもボッチだった。

 

 

そんなことよりだ!その道中、ジュエルシードが道端に落ちてたんだや。当然俺は即座に撤退命令を脳に出した。しかしだ、今にも暴走しそうなジュエルシードだぞ。しかも又マッ缶の自販機の近くだし。仕方なく俺は封印し、家に帰った。

 

 

起きたことは仕方ない、ならば次はどうするかだ。高町に譲る?論外だわざわざ俺の存在は晒したくない、。どうせ転生者どもに絡まれるのは分かっている。ならばテスタロッサに渡すしかないか、次にジュエルシードが反応がしたら。待ち伏せをして、事が終わったら渡そう。決してストーカー的な意味ではない。

 

 

 

 

そうして数日後、ジュエルシードの反応があり、俺はサーチャーを飛ばし様子を見ることにした。今回は木の化け物か段々終盤になってきたな、そういやそろそろ・・・・・・・・

 

「―――――そこまでだっ!!!」

 

 

漸く登場か、管理局の執務官、クロノ・ハララオウンは高町のレイジングハートとテスタロッサのバルディッシュを片手で受け止めた。前々から思っていたが来るの遅せぇよ、お前らのせいで俺が労働してるみたいなもんだからな?

 

 

 

そこからは原作通りだ、神藤とテスタロッサは逃走し、高町と剣崎はアースラに向かった。そういや神藤の奴最近学校に来ていないな、まぁ事情からしてみれば当然か。

 

さて、俺はテスタロッサの家の近くにでも・・・・・・・あれ?ハラオウンの奴なんでこっち見てんの?ハラオウンはサーチャーの方に視線を向け、デバイスの杖を向けてきた。

 

「・・・・・・・覗き見は関心しないぞ」

 

そうハラオウンが言い放った後、杖から高速の魔力弾が発射され、サーチャーを貫いた。

 

「(ザーザー)・・・・・・・・・・・・・やられた」

 

 

まるで地デジ放送に対応していないブラウン管テレビのような音が、Rー2が投映した画面から響いた。

 

マジかよ、原作じゃ割と活躍するだけだと思ってたけど、伊達にAAA+クラスの魔導師じゃないということか。油断したな。

 

「まぁ・・・・・仕方ないか、取り合えずジュエルシードを渡しに行くか――――――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は夕日が沈みそうになる中、ジェダイの姿でテスタロッサを待っていた。場所はテスタロッサのマンションの屋根の上、恐らくテスタロッサは飛行しながら来るだろうと思ったからだ。

 

少しすると、予想道理テスタロッサは飛行しながらやって来た。テスタロッサは俺に直ぐに気付き、俺の側に着地した。良かった。内心、存在に気付かれずに無視されるかもと思った。

 

「あの、ジェダイさんですよね!」

 

いきなり敬語かよ。

 

「そうだが・・・・・・敬語はよせ、むず痒いんだ」

 

「えっと・・・・・・じゃあ、先日はごめんなさい!!」

 

テスタロッサは腰を90度に曲げて、全力の謝罪をした。

 

「んまぁ・・・・・・・誤解は誰でもあるからな、うん・・・・・・・気にすんな、取り合えず顔を上げろ」

 

これが男なら愚痴を溢すがどうもなぁ。

 

「それと・・・・・・私が倒れた時、助けてくれたんだよね?ありがとう・・・・・・・・・・」

 

テスタロッサは少し顔を上げて、上目遣いに俺に謝罪する。そして心なしか顔が赤い。

やめて!!そんな顔で俺を見ないで、ゴミみたいな理由で関わったついでだから。

 

「・・・・・・・まぁ、お前がひぇんき(元気)ならそれでいい・・・・・・」

 

噛んだよ!ヤバイ忘れて欲しい。仕方ないだろ。俺の対人スキルなめんな、熟練度どころか習得すらしてないからな。

 

「・・・・・・・これ、偶然拾ったからお前にやるよ・・・・・」

 

俺はジュエルシードをテスタロッサに渡すと、フォース・スピードで逃げた。後ろの方からテスタロッサの「え?ええっ!!」という戸惑いの声も聞こえたが構わず逃げた。

もう嫌だ、マジで死にたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NOside

 

 

 

ここは高時空内に存在する時の庭園、中央に黒い塔がそびえ、周りは鋭い岩が連なっている。

 

 

その塔にある薄暗い部屋に、黒い長髪に紫の瞳、魔女のような衣装に身を包んだ女性がいた。女性は人が一人入れそうな、カプセル状の装置に寄り添いながら呟く。

 

 

「アリシア・・・・・・・もうすぐ、もうすぐ私があなたを生き返らせるは・・・・・・・」

 

 

カプセル状の装置の中は薄い緑色の液体に満たされており、そこには金髪の幼い少女が一糸纏わぬまま眠っていた。

 

「そのためには、必ずアルハザードに・・・・・・一刻も早く、ジュエルシードを集めなければ」

 

女性は焦っていた、彼女がジュエルシードを集めるのは自身の子供である金髪の少女を救うため。しかし集めるように指示した少女が中々集められず、更に自身の体を蝕む病気のことも気にしていた。

 

 

「そんな死に損ないの子供に執着するとは、プレシア・テスタロッサの名も地に落ちたな・・・・」

 

女性、プレシアの背後から低い男の声が聞こえる。全身を黒いマントに包み顔すら確認できない。

 

「この部屋には入ってくるなと言ったはずよ!!」

 

 

女性は男の姿を確認すると声を荒げる。その声には悲しみと苛立ちが含まれていた。

 

 

「アルハザードなど、ありもしない幻想よりも、フォース(・・・・)の方が余程偉大で強力なものだ」

 

「あなたこそ、存在しない力に執着しているように見えるわ、アルハザードより強力?笑わせないで欲しいわ」

 

「・・・・・・・・・・・・・(グッ)」

 

男は額ををしかめさせると、右手をプレシアの方に向け、何かを掴むように指を曲げる。

 

「ふん、何を・・・・・・!!」

 

突然プレシアが息苦しいそうに、手を首に添える。まるで何かの力に首を絞められているようになり、徐々に息が途切れ途切れになる。

 

「・・・・・勘違いするなプレシア・テスタロッサ、俺はお前に雇われているが・・・・・お前を簡単に殺せることを忘れるな・・・・・・(スッ)」

 

「かっ・・・・・・ガハッ、ゴホッ!!」

 

男が右手を下ろすと、プレシアを襲っていた力は緩み、プレシアは息を整える。

 

「フォースをばかにするのは許さん、次はないぞ」

 

男はそれだけ言い終えると、部屋から出ていった。

 

「はぁ、はぁ、あの化け物・・・・・・」

 

プレシアは苦言を漏らしながらも、男に詰め寄ることは出来なかった。

 

 

 

 

 





何故謎の男が現れ、フォースを使えるのかは追い追い語られます。

そして敵の正体ですが・・・・・まぁ勘のいい人ならわかりますかね?八幡との対決は・・・・どうでしょう?

最近、感想から、Rー2をしゃべらせるか、電子音のみにするかに迷っております。意見をお願いします。またヒロインの意見もお願いします。因みに今のところはアリシアとフェイトが多いです。
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