鍍金の英雄王が逝く   作:匿名既望

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これを書いていた時にはプレイしていなかったので知らなかったのですが、『Fate/EXTRA』によると【王の財宝】には令呪も収められているそうで……ほんと、なんでもありだよね、AUO。


第02話 我様でも呼べるサーヴァント召喚講座

>>SIDE 偽ギルガメッシュ

 

 霊体化した状態で外に出てみた俺は、遠坂邸のある閑静な高級住宅街を離れ、未遠川の向こうへと移動することにした。理由は、特にない。遠坂邸から離れるのだから、まあ、あまり近いところにいるのは問題があるだろう、なんて考えたからこそだが。

 

 で。

 

 律儀に橋を渡り、川沿いの公園で占術の宝具を使おうと霊体化をやめた。

 その上で、さぁ、取りだそう──とした、まさにその時だ。

 

「ありがたやありがたやありがたや……」

 

 誰もいないと思っていた少し離れたところのベンチに老人が座っていた。

 しかも、俺を見て拝みだしている。

 

 まさか──時臣がマスターになったせいで遠坂家のウッカリの呪いが俺にも!?

 

 などと最初は思ったが、真相はもっと斜め上であることがわかった。

 

「生きているうちに仁王様とお会いできるとは思いませんでした。これは喜捨にございます。私、明日の朝には遠方の老人ホームに入るべく旅立つのですが、残す財産をどうするか今の今まで悩んでおりました……ああ、このために決断しなかったのですな。どうか、お受け取りください……」

「お、おぅ……」

 

 こんな反応しかできなかった俺は、悪くないと思う。

 いずれにせよ。

 老人は何度も頭を下げながら帰っていき、ひとり残された俺の手には古めかしいトランクケースがひとつ残されることになった。中には現金一千万、証券や不動産の権利書等々がぎっしりと詰め込まれている。というのを確認した時点で、ようやく俺は合点した。

 

「【黄金律】……」

 

 【黄金律】──英雄王ギルガメッシュの固有スキル。人生において金銭がつきまとう宿命そのもの。第四次聖杯戦争時の英雄王は、これをAランクで所持していた。それが意味するところは「一生金に困らない」というもので……

 

 ついでに老人が俺を“仁王様”と認識したのは【神性】があるせいだろう。

 

「スキルこえー」

 

 俺はトランクケースを【王の財宝】に入れ、代わりに掌サイズの硝子玉を取り出した。中には黄金の針が糸で吊されている不思議な硝子玉だ。

 

 【黄金の方位磁針(ロードストーン)】──情報探知系宝具の原典のひとつ、使い手が望むものがどの方角にあるか大まかに指し示してくれる便利アイテムだ。アルゴー探検隊の【黄金の羅針盤(ティピュス)】の原典らしい。

 

 という情報を教えてくれる【王の財宝】は、もしかすると知性を備えた独立サーヴァントの一種なのかもしれない。執事のサーヴァント、みたいな感じの。

 

 いや、今はそれよりも。

 

「不動産の場所は?」

 

 尋ねると【黄金の方位磁石】がクルクルと回り、ある方向を指差した。川で区切った場合、遠坂邸がある側ではないらしい。

 

「……どれ」

 

 霊体化して移動を開始。

 

〔……そうくるか〕

 

 たどり着いた先には、どこかで見たことのある洋館が鎮座していた。

 

 東の双子館。『Fate/hollow ataraxia』でバゼット・フラガ・マクレミッツとアヴェンジャーが住み着いていた廃屋。いや、まだ真新しいため、ただの洋館と言うべきだろう。

 

〔……はぁ〕

 

 マズイ。今になって、ようやくあることに気がついた。

 

〔この世界……本当に『Fate/Zero』なのか?〕

 

 この洋館の持ち主があの老人だった場合、『Fate/hollow ataraxia』との矛盾点が生まれてしまう。なにしろ『Fate/hollow ataraxia』によれば、この双子館は“魔術の名門であるエーデルフェルト家のもの”とされていたのだ。後にバゼットが使用したのも、おそらくその絡みだと思われる。

 

〔だいたい……型月ってパラレルがデフォだからなぁ〕

 

 第四次聖杯戦争を描いた『Fate/Zero』からして、あくまで『Fate/stay night』のスピンオフであり、原作中の第四次聖杯戦争に関する描写との相違点がある。だが、それが大した問題にならないのは、いわゆる型月世界が並行世界(パラレルワールド)の存在を第二魔法というギミックで容認しているためだ。

 

 よって、この世界が俺の知る『Fate/Zero』と同じである保証は、どこにも無いことになる。

 

「原作知識に頼れないってわけか……」

 

 俺は屋敷の前で具現化すると、ガリガリと頭をかいた。

 

「確かめないことには……」

 

 考えてみよう。俺にとっての最高の結末とは、なんだろうか?

 

──なにがなんでも生き残る。

 

 せっかく転生できたのだ。今さら死にたくはない。死亡フラグは全部折ってやる。最悪、人を殺すことになるかもしれないが……うん、【大獅子の外套(ラクム)】の【勇猛:B】付与のおかげで、どうにかなりそうだ。

 

 いや、それがなくたって、なんとかしてみせる。

 

 死の喪失感。俺はそれを、覚えている。

 

 以前は、まるで強い睡魔に負けてしまうような感じで意識が途切れてしまうだけだと思っていた。

 

 だが、違うのだ。その後があったのだ。

 

 完全なる死を迎え、もう戻れないところまで至った時点から始まる“己”の溶解。

 じわじわと自分が世界に溶かされていく、あの感覚。

 一瞬では、終わらない。

 永劫に思える時の中で続く霊削(みそ)ぎの時間……

 

 想像して欲しい。痛みもないまま、自分の体が強酸に溶かされていく光景を凝視するよう強いられ続ける状態を。もう二度と元には戻らないことを強く認識させられたまま、どうすることもできず、ただただ溶かされていくだけの時間を……

 

 最後の最後、本当に一欠片になったところで転生できたが、そうだからこそ、俺は何よりも死にたくないと思っている。

 

 あれを再び味わうことだけは、絶対に嫌だ。

 だから多分、できる。

 殺されるくらいなら殺す。消されるくらいなら消す。あれを再び味わうよう強制されるくらいなら、他の誰かにそれを強要する。それくらいのこと、元一般人の俺にも簡単に決断できてしまう。死とは、それくらい途方も無い体験なのだ。

 

「だったら……」

 

 とりあえず、生き残ることを最優先として、考えを進めてみよう。

 

 冬木から逃げ出すという選択肢は?

 無い。

 そんなことを聖堂教会が許すとは思えない。聖杯戦争からの逃亡は、原作のキャスター組が受けたような動きを呼びかねない。いくらギルガメッシュが公式チートでも、限界というものは存在する。ゆえに、それだけは絶対に避けたい。

 

 じゃあ、素直に聖杯戦争の勝利を目指す?

 ダメだ。

 ここがどういう世界であっても、冬木の聖杯が第三次聖杯戦争時に汚されている可能性は高い。つまり願望器としての機能は大きく歪んでると考えるべきだ。そんなものに将来を託すなど、正気の沙汰ではない。

 

 では聖杯を正常化させては?

 

「………………」

 

 聖杯を正常化させたうえで、聖杯戦争に勝利し、受肉する。

 うむ。

 考えられる中で最高の結末だ。

 

 なにより不死と無縁なギルガメッシュのくせに、【王の財宝】には若返りの霊草、【老いたる人が若返る(シーブ・イッサヒル・アメール)】がある。これを使えば、不死は無理でも擬似的な不老は可能になる。

 

 ちなみに神話では蛇に盗まれたことになっているが、『Fate/hollow ataraxia』で持っていたことが示されている。おまけに「興味が失せたのでそこらにいた蛇にくれてやった」と本人が言っているので始末が悪い。

 

「……」

 

 まー、神話伝承との相違点は深く追求しないほうがいいだろう。そもそも英雄王の黄金鎧からして、典拠はレトロゲーム『ドルアーガの塔』だ。当たり前の話だが、古代バビロニア時代にこんな鎧、存在しているわけがない。だから細かいことは気にしないほうが、きっと幸せになれる。そう思うことにしよう。

 

「………………」

 

 まてよ? そう考えれば、時臣のところから逃げ出さなくても良かったのでは?

 遠坂時臣は一流の魔術師。

 しかも“冬木の聖杯戦争”の基盤を作り上げた初まりの三家のひとつでもある。

 

「魔術師、か……」

 

 聖杯を直すには魔術師の助力が必要不可欠だ。

 魔術師の助力が。

 魔術師の……

 

「………………」

 

 確か原作の時間軸だと、魔術師のサーヴァント、キャスターの召喚がまだのはずだ。

 

 少なくとも『Fate/Zero』のキャスターはアーチャーの後に召喚されている。具体的な時間は覚えていないが、1日以上、違っていたはずだ。それを、使えないだろうか? より具体的に言えば……

 

 俺が、キャスターを召喚できないだろうか?

 

「………………」

 

 『Fate/stay night』ではキャスターがアサシンを召喚している。だがそれが本来ありえないものだったことは、本編中にも語られていた。そもそも、俺はギルガメッシュでこそあるが魔術師ではない。しかし、試すだけの価値はあるだろう。

 

「んじゃ……」

 

 まずは書類の中から敷地の図面を探し出し、【王の財宝】に使える宝具を尋ねながら、少しだけ考えてみる。その上で、目当ての宝具を使いこなせるよう、まずは長筒の幻灯機のような形をした【神塔石工の幻灯機(トゥトゥ)】を取り出し、そこに火を灯す。

 

 敷地の要所要所に石碑の幻影が出現した。

 

 そこに黄金の祈念碑(オベリスク)を配置していく。必要数を配置すると、それだけで祈念碑で構成される強固な大神殿、魔術の要塞というべき代物が機能し始めた。

 

 【偉大なる神々の家(バビロン)】。

 

 マルドゥクを祀る神殿エ・サギラが無いので本物に比べると粗末なものだが、それでも【陣地作成】スキル付与効果を持つ【神塔石工の幻灯機】を用いたことで、短時間で神殿レベルの魔術的陣地を構築することができた。まっ、逆に言えば本物バビロンがどれだけキチガイじみた陣地だったのかってことになるのだが。

 

「……ほぅ」

 

 陣地が構築される瞬間、アサシンの気配らしきものが離れていったことがわかった。これも魔術的陣地を構築したからこそ感知できたことだが、微かな残滓だけを残して即座に撤退したアサシンの技量もまた、褒めるべきところだろう。

 

 というか、綺礼の令呪は奪ったはずなのだが、まだ隷属してるのか?

 

 もしかして、まだ令呪が隠されていた? 言峰父からも奪ったはずだが……いや、たとえば巻物(スクロール)のようなものにいくつか保存していた可能性なんて、どうだろう。それを使えば時臣か綺礼がアサシンのマスターとしてやり直せるはずだ。

 

 うん。その可能性を考慮しておこう。

 

「まっ、それよりも──」

 

 キャスター召喚の儀式を始めよう。

 ええっと。

 確か、原作だと………………

 

「こう……か?」

 

 まず遠坂邸の地下室で見た魔法陣を陣地の中心点、洋館の玄関ロビーに作り上げる。【王の財宝】から出した幻想種の血を混ぜている朱墨で描いたので、ある程度の効果は期待できるはずだ。

 

 で、触媒として無いよりマシという意味で黄金の毛皮を魔法陣の中に置く。

 

 おまけに【原初碑文(アサルルヒ)】を取り出す。魔術神ヘルメスが刻んだとされる錬金術の奥義書【翡翠碑文(エメラルド・タブレット)】の原典にして、この世全ての魔導書の原典。古代バビロニアにおける王権の象徴でもあり、所持者に原初の魔術、【神言:A】を付与する神宝の域にある魔術礼装だ。

 

 これで残るは詠唱だけになる。

 

 詠唱呪文は、召喚時に刷り込まれる知識の中に、呪文がそのまま含まれていたので、これを用いることにした。

 

「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

 

 詠唱と共に全身の血潮が沸き上がりだした。

 我が身に魔術回路はない。

 だが英霊とは、存在そのものが神秘である。

 ゆえにその呼吸のみでマナは循環し、その血流だけで回路が形成される。

 

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)。繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する」

 

 沸き上がるマナが魔法陣に吸い込まれていく。

 意外とつらい。

 【豊穣の神乳(アルル)】で満ちる黄金の壺を取り出し、ぐいっ、と喉を鳴らしてマナを補充する。その上で正念場に入った。

 

「――――告げる」

 

 突如、魔法陣を中心に、濃密なマナを伴う強風が渦巻きだした。

 

「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」

 

 いける──俺はこの時点で、そう確信した。

 

「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

 

 そう呪祷(じゅとう)を結びつけるとともに、俺は身体に流れ込みだした魔力の奔流を、本能のままに、限界まで加速させた。

 逆巻く風と稲光。

 満足に目を開けていられないほどの風圧の中、召喚の紋様が燦然と輝きを放ち……

 

「──問おう」

 

 魔法陣の中心には、紫紺の外套を羽織るひとりの女性の姿があった。

 

「汝が我を招きしマスターか」

「ああ、そうだ」

 

 俺は万感の想いを込めながら、彼女の真名を呼んだ。

 

「メディア。よく来てくれた。俺にはおまえが必要だ。手を貸してくれ」

「………………」

 

 彼女の正体は、本来、第四次聖杯戦争で呼ばれるはずがない人物。『Fate/stay night』の第五次聖杯戦争においてキャスターとして召喚される古代ギリシア屈指の大魔術師、“裏切りの魔女”メディアその人だ。

 

 彼女を呼び出すために黄金の毛皮──【金羊の皮(アルゴンコイン)】の原典を用意してみたが、どうやらうまくいったらしい。

 僥倖(ぎょうこう)だ。

 もう何も恐いものはない。

 あとは彼女の力を借り、聖杯を元通りにして──

 

「そんな……急に……」

 

 ……んっ?

 なぜだろう。フードを目深く被る彼女が、もじもじ、くねくねとしているように見えるのだが……気のせいか?

 

>>SIDE END




メインヒロインはメディアです(断言)


【黄金の方位磁針(ロードストーン)】
ランク :D
種別  :魔術宝具
レンジ :半径約5キロ
最大捕捉:─
 求める「何か」の方角を指し示す硝子玉の中に黄金の針を吊した魔術的方位磁石。アルゴー探検隊の【黄金の羅針盤(ティピュス)】の原典だが、こちらが地球上にある土地名を告げるだけで反応するのに対し、【黄金の方位磁針】では探し出せるものに制限が無い反面、距離が半径役5キロ(=1万シュメール・キュビット相当)と狭い。また、魔術的な隠蔽、界の違いなどがあると永遠に回転するだけで特定できない。

【老いたる人が若返る(シーブ・イッサヒル・アメール)】
ランク :EX
種別  :回復宝具
レンジ :─
最大捕捉:─
 ギルガメッシュ叙事詩に登場する深淵(アプスー)に生えた若返りの霊薬。神話では蛇に奪われたが、なぜか型月世界のギルガメッシュはこれを持っている。おそらく死後、改めて手に入れたものだろう。草一枚で老人は壮年に、壮年は青年に、青年は少年に、少年は童子になる。

【神塔石工の幻灯機(トゥトゥ)】
ランク :D
種別  :建築宝具
レンジ :─
最大捕捉:─
 思い描いた建築物の最適化された状態を幻影として周囲に映しだす【陣地作成】を付与された三次元設計投影機。その通りに建設したものは最低でも魔術的な“結界”になる。【自由なる石工の幻灯機(フリーメイソン)】の原典、という形で筆者が妄想したもの。名の由来はハンムラビ法典で学術神ナブーの別名とされているシュメール神話中の神名。

【偉大なる神々の家(バビロン)】
ランク :D~EX
種別  :建築宝具
レンジ :─
最大捕捉:─
 黄金の祈念碑と神殿で構築された大要塞(大神殿の上位)。魔術的な防御はもちろんのこと、これを構築した陣営(国家)に様々なボーナスが付与される。本作中ではBランクでの布陣が行われており、耐久・魔力・幸運の1ランク上昇、【黄金律:E】と【対魔力:E】の付与が陣営所属者全員に与えられる。また戦時には3ランク上の陣地防御性を発揮するため、本作中ではA++ランクの防御力を誇ることになる。これは【約束された勝利の剣】でも一撃では崩せないという意味。ただし令呪の補佐もしくは二回連続発動だと抜かれるため万全とは言い難い。

【原初碑文(アサルルヒ)】
ランク :EX
種別  :魔術宝具
レンジ :─
最大捕捉:─
 この世全ての魔導書の原典にして神宝の域にある魔術礼装。所持するだけで原初の魔術、すなわち“言葉が全て力を持つ”という【神言:A】が付与される。ただし【神性】が高くないと効果が現れない。形状は粘土板。使用者が知る神秘しか補助できないため、偽ギルは聖杯に知識として刻まれた英霊召喚ぐらいしか使うことができなかった。名の由来はシュメール神話の魔術神アサルルヒ(アサルッヒorドゥムジアブズとも呼ばれる)。

【黄金の毛皮】
ランク :─
種別  :財宝
レンジ :─
最大捕捉:─
 宝具でこそないが現実に存在しえないという意味での神秘を宿している財宝のひとつ。【金羊の皮(アルゴンコイン)】の原典にあたるが、後世に追加された竜を召喚する媒体としての能力はない。


※1:『Fate/Zero』でアーチャーの召喚後にキャスターが召喚されている
原作1巻のACT1のラスト、「-270:08:57」(p.114~)でライダー、バーサーカー、アーチャーがほぼ同時に召喚儀式を行ったと判断できる描写がある。一方、キャスターの召喚はACT2の「-222:24:48」で召喚されている。時差は約48時間。本作では、同章の最後にある「こうして、第四次聖杯戦争における最後の一組──七番目のマスターとサーヴァント「キャスター」は契約を完了した」を、主人公がぼんやりと覚えていた、という形にしてある。

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