鍍金の英雄王が逝く   作:匿名既望

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諸々の理由で0時公開から22時公開に変更しました。

それと。

アサシンが野良サーヴァントになって約一日……本当なら、もう消えていてもおかしくないことに今更になって気づいた件w もうどうしようもないので、マナ運用に長けた人格が頑張っていた、ということにしておきます。ご容赦くださいませ。


第04話 アサシンが仲間になりたそうにこちらを見ている

>>SIDE ギルガメッシュ(偽)

 

雨生(うりゅう)龍之介(りゅうのすけ)を始末しておいたわ」

 

 帰宅後、夜まで一休みという意味で【王の財宝】の中身を確認していた俺だったが、その後、キャスターから告げられた言葉は、かなり斜めの上をかっとぶ代物だったわけで。

 

「……始末?」

「ええ。念のためよ」

 

 いや、言いたいことはよくわかる。確かに雨生龍之介は、原作において第四次キャスター、ジル・ド・レェのマスターになった快楽殺人者だ。すでに俺がメディアを召喚しているとはいえ、聖杯の基盤に歪みがある可能性が浮上している以上、本来のマスターの行いが何かを引き起こす可能性は否定できない。

 

 だが、だからといって……始末?

 

「具体的には?」

「使い魔ごしに見かけたから、目眩を起こさせて……自動車? あの鉄の箱が走る道路に誘導しただけよ」

 

 彼女はそう告げると、居間に設置しておいたTVに電源を入れた。

 

〔繰り返します。警視庁は先ほど、連続猟奇殺人事件の実行犯、雨生龍之介が××県冬木市の市内で交通事故により本日午後四時二十分頃、死亡したと発表しました。雨生龍之介は殺人、死体遺棄、死体損壊を含む十四の刑事事件の容疑者として──〕

 

 本当だった。

 夜のTVは特番が組まれるほど、雨生龍之介に関するニュースでいっぱいだった。

 

「殺したのか……」

 

 思わず俺はそうつぶやき、ガリガリと頭をかいた。

 

「あら。あんな外道に同情してるの?」

「まさか」

 

 即答だ。さすがに連続殺人犯に同情するほど、俺は聖人でも何でもない。

 

「あいつを轢き殺したのは一般人だろ。それに、きっと雨生龍之介しか知らない未解決事件だってあったはずだ。事故の加害者と、遺族のことを考えると……いや、殺すのが一番だな。どんな形にしろ、生きていれば不確定要素になる」

 

 俺はキャスターに視線を向けた。

 

「キャスター。次からは、できるだけ第三者の迷惑にならない方法を考えてくれ。こっちの都合で、まきこまれた連中の人生を狂わすのは目覚めが悪い。俺たちまで神々みたいな屑の真似事、する必要もないだろ?」

 

「……そう、ね」

 

 キャスターは頬にかかる髪を指先で後ろに流した。

 

「次からは気を付けるわ。それでいいかしら」

「ああ。問題ない。それと──」

 

 俺は改めて彼女の姿をマジマジと見た。

 

「──そのエプロン、どうした?」

「べ、別に……いいじゃない」

 

 カーッと頬を赤らめながら、キャスターは我が身を抱きしめ、顔を逸らした。

 なんというか。

 キャスターは今、品の良い、紺碧色の、シンプルなワンピースの上にフリルがつきまくった白いエプロンを身につけている。元々美人なこともあって、若奥様といった雰囲気が強まった感じだ。

 

 あれ? もしかしてキャスター、俺のことを……いや、まさかな。

 

「ゆ、夕食の用意、できてるわよ。食べるんでしょ」

「ああ。ありがとう」

 

 そっち方面のことはとりあえず横に置き、俺とキャスターは食堂で──レンジで暖めただけのコンビニ弁当なのだが──夕食を済ませることにした。

 

「そういえば」

 

 と、キャスターが食事中に尋ねてくる。

 

「あなた、マナを補充できる【豊穣の神乳(アルル)】なんてもの、持ってるわよね」

「ああ。飲みたいのか?」

「そうね……飲みたくはあるけど、もしかして──」

 

 彼女は素朴な疑問を投げかけてきた。

 

「──サーヴァントを受肉させるような何かも、持ってるんじゃない?」

 

 えっ?

 

「………………」

「………………」

 

 俺はキャスターと見つめ合った。

 

 そういえば【豊穣の神乳】を出した時は“存在維持に必要な魔力を補充できる財宝”を望んだ。【王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)】はその要望通りのものを出してくれたのだが……もし、“受肉できる財宝”を望めば、何が出てくるのだろう?

 

 うん。試すだけの価値はある。

 

 よし。【王の財宝】。俺が“受肉できる財宝”を出してくれ。

 

「………………」

「………………」

 

 目の前の空間に生まれた波紋から、スーッと、黄金色をしたナツメヤシのドライフルーツっぽいものが出現した。掌サイズだったので、そのまま右手に持ってみたが、【王の財宝】が教えてくれるその正体を理解すればするほど、俺の頭は真っ白になっていった。

 

 【黄金の果実(アンブロシア)】。

 

 食べるとHP、肉体的バッドステータス、欠損部位が回復する。

 サーヴァントが食べると──受肉する。

 

「………………」

「………………」

 

 食べる。うまい。噛めば噛むほど、ほどよい甘みと旨みが染み出る。

 嚥下する。

 喉元を通過するが早いか、【豊穣の神乳】とは比べものにならないほどの熱が体中にブワッと広がっていき……ずっと感じていた“存在”がチリチリと微妙に薄れていく感覚がウソのように消え去ってしまった。

 

「どう?」

「………………」

 

 俺はもうひとつ、【黄金の果実】を取り出し、キャスターに差し出した。

 彼女はキョトンとしていた。

 けっこう可愛い。

 

「食ってみろ」

「……いいの?」

「ああ」

「………………」

 

 彼女はジッと俺の手元を見つめてきたが、意を決したのか右手を差し出してきた。

 その掌に【黄金の果実】を乗せる。

 キャスターは自分の掌に乗る【果実】をしばらく見つめ、眉間に皺を寄せながら、えいっ、と口の中に放り込んだ。

 しかめっ面のまま、モグモグと口元を動かす。

 ゴクン──と嚥下する。

 そして、カッと目を見開いた。

 

「………………」

「………………」

 

 俺も、彼女も、黙り込んだまま、互いを見つめ合った。

 沈黙は数分間に及んだ。

 いや、もっと長かったかもしれない。

 だが予想外すぎる展開に、俺も、彼女も、正直、戸惑っていた。

 

「……ごちそうさま」

「あ……えぇ……おそまつ、さま?」

 

 なんだかよくわからないテンションのまま食事を終え、片付けを行い、昨日と同じように影絵灯で『Fate/Zero』の第二期の鑑賞会をスタートさせる。

 

「……ねぇ」

「んっ?」

「受肉、しちゃったわね」

「だな」

「どうするの。聖杯戦争」

「……どうしよ」

「………………」

「………………」

 

 ほんと……どうしよ?

 

 などと戸惑いと共に時間だけが過ぎていき、『Fate/Zero』の第二期も終了した。

 

 影絵灯の明かりも消え、真っ暗になってしまった部屋で俺とキャスターはなおもぼんやりしたまま、ソファーに並んで座っていた。

 

 と、同時に俺と彼女は視線を玄関ホールに向けた。

 

「マスター」

「ああ」

 

 答えながら立ち上がり、玄関ホールに向かう。

 

 キャスターはついてこない。だが、彼女は立ち上がると同時にふわっとした光の膜に覆われ、私服から英霊の霊装へと着替えている。いざというときに備えたものだろう。もっとも、あくまで念のため、という程度のことでしかないのは彼女の様子からしてもわかる。

 

 さて。

 

「神殿と化したこの屋敷に、こうもたやすく忍び込むとはな……」

 

 二階の部屋を使っていたこともあり、ちょうど玄関にまっすぐ下る階段の踊り場で足を止めた俺は、玄関ホールの中央、夜闇に溶け込むように立っている存在に対して、左手を腰にあてつつ苦笑を投げかけた。

 

「何用だ、アサシン。(オレ)の寝首でもかきにきたか」

 

 白い仮面を付けた漆黒の人型──アサシンは、俺の軽い挑発にのることもなく、

 

「数々の無礼、深くお詫び申し上げる」

 

 と、どういうわけか、その場で両膝をつき、手のひらを見せるように両手を差し出しながら頭を下げてきた。土下座と言ってもいい姿勢だが、両手を見せることで、土下座以上の誠意を見せようとしていることが容易にわかる。

 

「ふむ」

 

 予想外と言えば予想外だったが、アサシンの姿を一瞥しただけで、なぜこいつがこういう態度に出るのか、簡単に推測できた。

 

「確認する。貴様、言峰綺礼とのパスは切れているのか?」

「然り」

「いわゆる野良のサーヴァント、というわけか」

「然り」

「あとどれくらい顕現できるとみている?」

「ほどなくかと」

 

 つまりは、そういうことだ。マナの供給が受けられないため、アサシンは今にも消え去りそうな状態なのだ。

 

「ふむ……(オレ)以外にも令呪を持つ者が幾人かいたはずだが?」

「我らには望みがございます」

 

 アサシンが仮面の顔をあげた。

 

「我らの異名は“百の(かお)”──生前はひとつの体に数多の心を宿しておりました。ゆえに英霊として招かれた今も、ひとりにして多勢に分かれる力を宝具としております。しかしながら、望んで得た力ではございません。我らは戻りたい。ただひとりの私に戻りたい。そのためにこそ、聖杯に呼ばれた次第にござます」

 

 そういえば原作でもそういう設定だったな。

 

「されど……陛下のお言葉通り、この地の聖杯に異常がみつかりました」

「ほぅ、何かわかったか」

「陛下がご退去なさいましたあと、あの場にいた三人は、円蔵山の地下空洞にあります大聖杯を確かめに参りました。そこで調べた結果、確かに大聖杯の中に何かがいることを確かめるに至ったようです。これを受け、聖堂教会は聖杯戦争の無期限中止を決定、遠坂・間桐・アインツベルンの三家に修復を命じました。今はそのあたりのことで魔術協会を含め、もめているところにございます」

 

 まー、そうなるよな。遠坂家と聖堂教会にしてみれば、アインツベルンのせいで俺というサーヴァントに逃げられて不戦敗になるわ、令呪をすべて失うわ……もめる要素しかない、といったところだな。うん。

 

「しかるに、我らが大望をかなえる聖杯はすでになく、仮に次なる聖杯戦争に備えるにしても、大聖杯の浄化にどれほどの月日がかかるか……さすれば、その長き日々において、仕えるに値するマスターを欲さざるをえないというのが、我らの正直な心根にございます」

「他のマスターはどうだ」

「ライダーのマスターは未熟。ランサーのマスターは信をおけず。セイバーのマスターはアインツベルンの係累となれば、同じように信をおけず。バーサーカーのマスターは死にかけており、キャスターのマスターはこれまで不明でおりましたが……」

 

 アサシンは再び顔を伏せ、額を地につけた。

 

「御身がそうであるとわかり、居ても立っても居られず、こうして無礼を承知でまかりこした次第でございます」

(オレ)は貴様の目にかなったということか」

「陛下の御威光、まさしく王のものなれば」

 

 なるほど。【カリスマ:A】のせいか。そうでなくともアサシン教団は絶対的権威に対する服従を土台とする教義が幅を利かせていたはずだ。そのあたりも考えれば、他のマスターより俺を選ぶのも、ある意味、当然といったところか。

 

「よかろう。我が軍門に下ることを許す」

「──!!」

 

 アサシンが息を詰めつつ、俺を仰ぎ見てきた。

 

「ついでに大望もかなえてやろう」

「…………」

 

 今度の言葉には、なにを言われたのかわからないようだ。

 まぁ、そうだろう。

 しかし、アサシンの大望が人格統合だというなら──ほら、やっぱりあった。

 

(オレ)の宝具、【王の財宝】にはこの世すべての財宝、この世すべての宝具の原典が所蔵されている。貴様の欲する人格を統合できる宝具も、な」

 

「お……おぉおおお! このアサシン、いえ、百の貌のハサン! この身、この命、この魂のすべてをあなた様に捧げます!」

 

 よしよし。ではまず再契約からだな。

 

 それと、この宝具だが……あー、えーっと……まっ、いっか。やっちゃえ。

 

>>SIDE END

 

 

 

>>SIDE キャスター

 

「それで……あれが、そうなの?」

「ああ。インド由来の逸品らしい」

 

 再契約が行われたあと、マスターは屋敷の一室に円形の天蓋付寝台を取り出し、その中にアサシンを入れ、カーテンのすべてを閉ざしてしまった。直後、ベッドの中からいくつものなまめかしい声が漏れ始めるのだから、最初は目が点になってしまった。

 

 【聖娼婦の天蓋付寝台(シャムハト)】──ギルガメシュ叙事詩において、野人だったエンキドゥを人にした聖娼婦の名を冠している人格矯正用治療宝具なのだとか。

 

「もともとは【狂化】に対する治療宝具でな、普通に狂った人間もこれに投げ込めば元に戻るらしい。【王の財宝】が言うには、多重人格も治せるそうだから……まぁ、あとは仕上げを御覧じろってところだ」

「……どれくらいかかるの?」

「さぁ。六夜七日くらい?」

 

 さらりと答えてくる彼だけど……本当、マスターの【王の財宝】は万能すぎてあきれてしまう。それこそ、【王の財宝】こそが聖杯だといわれても、今の私ならすんなりと受け入れてしまいそうだ。

 

「つまりまぁ……これを使えば、アレも味方に引き入れられるってことだ」

「アレ?」

「バーサーカー」

「ああ……」

 

 原作によれば今次聖杯戦争のバーサーカーは湖の騎士ランスロットだ。今のところこちらの陣容はアーチャーであるマスター、キャスターである私、そして新たに加わったアサシンという三騎。率直に言って、前衛がいない陣容だ。その点を考えれば、バーサーカーを取り込むのは悪い判断ではない。

 

「でも、どうやってバーサーカーを?」

「アサシンと話していてピンときたんだが──」

 

 部屋を移し、対バーサーカーに関する彼の考えを聞いた私は、具体的手段に関するアドバイスをいくつも行い、その流れから対ランサー、対ライダー、対セイバー、ひいては此度の聖杯戦争の落としどころについても話し込んでいくことになった。

 

 そう。私たちはすでに戦後についても考え始めている。

 

 だからだろう。どうしてもその問題は、避けられないものだった。

 

「キャスター。おまえは聖杯に、なにを願った?」

「…………」

 

 意地悪な質問だ。原作知識を持つ彼は、すべてを知っているはずなのに。

 

「そんな顔するな」

「ごく普通の顔をしているだけです」

「そうか?」

「そうです」

「んじゃ、まぁ……」

 

 彼の腕が私の腰にまわされ、耳元でそっとささやかれた。

 

「俺で、妥協しないか?」

 

 何に対して、とは言わなかった。でも、その言葉の意図するところは明確だった。

 

 全身がカッと熱くなる。

 

 羞恥で逃げだそうとした私の体を、彼の腕がグッと逆に引き寄せる。そのまま私は彼に正面から抱きしめられ、右耳に唇をかすらされながら、さらにささやかれてしまった。

 

「愛してる」

 

 ウソだ。彼のサーヴァントだからこそわかる。彼は誰も愛せない。愛することを知らない。こういえば私が籠絡できるとわかっているからこそ、そう告げているだけ……

 

 でも。

 

 そうだとわかっていても。

 

 ……ああ、結局、そうなのだ。私はいつまでたっても、そういう女なのだ。

 

「ずるい人」

 

 せめても抵抗。そうつぶやくことだけが、私にできる最後の抵抗だった。

 

>>SIDE END




こうしてメディアさんが主人公の嫁になりましたw


【黄金の果実(アンブロシア)】
ランク :C(EX)
種別  :回復宝具
レンジ :-
最大補足:1人
 古今東西の【神々の果実】(【黄金の林檎】等も含む)の原典。本来は不老不死にもなれるが、不死とは無縁なギルガメッシュが所蔵するものには完全回復効果しかない。だがHPの完全回復、肉体的バットステータスの解消、欠損部位の復元の効果を持つ。そのためサーヴァントが一個食べると受肉する。ちなみに「アンブロシア」はギリシア神話における神々の常食物にして不老不死の霊薬の名。

【聖娼婦の天蓋付寝台(シャムハト)】
ランク :C(EX)
種別  :回復宝具
レンジ :-
最大補足:1人(男性のみ)
 インド由来の人格矯正用天蓋付寝台型治療宝具。内部において幻しの聖娼婦たちによる性魔術で【狂化】等の異常スキルを消し去る機能を持つ。矯正期間は異常スキルのランク次第だが、だいたい一日で完了する。また、基本的に矯正された者は弱体化する。名の由来はギルガメシュ叙事における、野人だったエンキドゥを人にした聖娼婦そのもの。ギルガメシュ叙事詩の影響を受けているので男性にしか効果がなく……

■ステータス
【騎座】キャスター
【主師】アーチャー(ギルガメッシュ)
【真名】メディア
【性別】女性
【体躯】163cm・51kg
【属性】中立・中庸
【能力】筋力E 耐久C 敏捷C 魔力A++ 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
・陣地作成:A
・道具作成:A
【固有スキル】
・高速神言:A
・金羊の皮:EX
・神性  :B
【付与スキル】
・単独行動:A+ ※【黄金の果実(アンブロシア)】による受肉
【補足】
 ギリシア神話屈指の大魔術師にして“裏切りの魔女”。偽ギルが召喚したことで、属性が悪寄りの中庸に変化、さらに王である偽ギルとのせっくるが聖婚儀式そのものだったせいで、母方由来(祖父がオケアノス、祖母がテテュス)の神性に目覚めている。伝承の冷酷性・残忍性を維持しようと務めているが、召喚主のせいで徹底できなくなり、本来の清純で乙女な部分が強まっているヒロインモードのメディアさん。偽ギルのおかげで魔力がすごいことになっており、【王の財宝】との相乗効果で「不可能なことなどあまりない」なハイパーキャスター状態になる。
【宝具】
【破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)】
ランク:C
種別:対魔術宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
 あらゆる魔術を破戒する短刀。魔力で強化された物体、契約によって繋がった関係、魔力によって生み出された生命を“作られる前”の状態に戻す究極の対魔術宝具。裏切りの魔女の神性を具現化させた魔術兵装。その外見通り攻撃力は微弱で、ナイフ程度の殺傷力しか持たない。 聖杯戦争のサーヴァントや宝具の類は特別のため、これを用いても消すことはできないが、令呪は別。地味にメディア・リリィのことを考えると、破棄ではなく復帰が本質なのかもしれない。

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