異物(イレギュラー)の少年   作:堕ちた人間

8 / 10
ずいぶん遅れてしまいました。


設定に関する説明

 こんな中途半端なところで設定集を書かせてもらいまして申しわけありません。しかし今後異能力を用いたバトルが激化するのでここで説明を置かないと話が書きにくく、このような回を用意した次第です。

では早速ですが異能力もといスキル・ギフトの説明をします。

まず精神子《ユネサス》についてです。精神子《ユネサス》は基本的にあらゆる物質に存在する物質で精神子《ユネサス》が存在しない物質は少なくとも自然界には存在しません。また精神子《ユネサス》自体に質量は有りません。

次に皆さんが疑問に思うと思える所をご説明します。抵抗《レジスト》の説明を受けた時疑問に思った方が多いと私は考えています。話はわきにそれますが、精神子《ユネサス》の干渉値が高ければ高いほど一つの異能力に使う精神子の数が少なくて済むと私は書きましたが、精神子《ユネサス》を用いてコードというプログラムを作りそれによって干渉するのに精神子《ユネサス》の干渉値の合計が同一ならばどれだけ少なくても大丈夫というのは精神子《ユネサス》でプログラムを構築するという工程上無理が有るのはと思った方が多いと私は考えています。しかしそれには大きな誤解が有ります。これを簡単に表すとしたら多細胞生物と単細胞生物です。そもそも異能力を使用するときに用いた精神子《ユネサス》一つ一つは何かの製品を作るときに用いられる欠片《パーツ》というものではなくそれ自体が異能力なのです。ですから極端な話を言えば精神子《ユネサス》一つでも干渉することは可能です。ですがそれは所詮机上の理論でしかありません。たった一つでは干渉値が低すぎて、それこそ特殊科に所属しなければいけないほど干渉値の高過ぎるぐらい人間でなければ計測できる範囲の現象は起きませんそこで、複数の精神子《ユネサス》をコードによって巧くバランスをとり一つの事象・現象に結び付けているのです。そこで話は戻ります。要するにコードというものは異能力を用いるときに卓上の理論上絶対に必要なものではなく、実際に使うに当たって絶対に必要なものということです。ここで話を戻します。なので、抵抗《レジスト》は対象の異能力のコードを破損させることによって正常機能しなくするというものではなく、精神子《ユネサス》を対象の異能力のコードにぶつけることによってバランスを崩し自滅させるというものなのです。

次に異能力の系統分類についてお話したいと思います。

異能力には大きく分けて四つの系統が有ります。

一つめは力場操作系統。

二つ目は化学変化操作系統。

三つ目は座標変更系統。

四つ目は相対関係変更系統。

この四つの系統の中にも更に区分が有りますがここでは割愛しておきます。

 

・まず力場操作系統は物質にかかるエネルギーの中で重力等の斥力・引力を操る系統で。物質にかかる重力を遮断して物を浮かせる【浮遊《フロート》】、水中に落ちた物体が受ける浮力を遮断することで、物体を浮きあがれなくする【底なし沼】等が力場操作系統に該当する。尚、今説明した魔法の名称についてはその魔法の存在を国際連盟魔法学会に最初に申請したした人に命名権が有るので当然、「こんな魔法名は正しくない」等の意見(クレーム)が魔法学会に寄せられるのは日常茶飯事なのが現状なのだが、そもそも魔法技術自体近年とはいかないまでも現代の文明を築き上げた電子工学《エレクトロニクス》や自然科学《ネイチャーサイエンス》と比べたら明らかに歴史は浅く、実用段階に持ち込めたのはここ2,30年の話である。歴史が浅すぎるので名称の正当性などあってないようなものなのである。

 

・二つ目の化学変化操作系統は「化合」、「分解」等の化学変化に関する魔法の系統で空気中の水分を飽和水蒸気量に関わらず凝結させて水を精製する【結露】、酸化反応を停止させることによって鎮火する【火喰い蟻】等が有る。

 

・座標変更系統は物質の座標を変えるもので、平たく言えば物を動かす魔法である。これはよく力場操作系統と混ぜて認識されてしまうのだが全く別物である。例として対象を一方向に加速させる【走行《ルウィード》】、一定空間内のあらゆる物質を一つの座標に収集する【砂地獄】等が有る。因みに視界を分子レベルまで持ち込める人間だと物質を構成する分子の運動を操る温度操作系統が使えたりする。

 

・相対関係変更系統は四つの系統の中で一番扱いの難しい系統と呼ばれている。複数の物質同士の関係を変えるというのがこの系統の説明としては最もシンプルだろう。デンプンは水素と酸素と炭素が化合した状態のものですがこれを無理矢理単体の状態に持ち込む、これを【原子分離】と言います。これだけだと化学変化操作系統の一部の様にに思えてしまいますが、あくまで化学変化操作系統は科学の延長線上のことしかできません。それに対して相対関係変更系統は化学は一切関係ありません。例としては

真空の瓶の中に鉄網を入れたとします。その瓶の中には酸素が存在しないのでその鉄網は通常は酸化しません。しかし相対関係変更系統の対象を瓶内の鉄網と便が居の酸素に設定し【原子化合】を使用すれば、酸化した鉄網の出来上がりという訳です。

 

 




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