ここはどこだ…俺は…いったい…
【我々は…いえ私は貴方を祝福します。貴方は我々に同化され存在を保ち続け我々に…いえ私に絶望の概念を与えてくれました。私は貴方とともに行きます。
この
与えた?いつ…どこで…わからない…今はいつなんだ…
【今はまだその時ではありません。いずれその時は来ます。貴方は知るでしょう。その力の使い道を。そして私のことを…ミールを…】
そうか…まだいいのか…眠い…
【おやすみなさい。いずれ来るその刻まで…】
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「真壁指令、前方に艦が…ソロモンにも微ですが、応答があります。どうしますか?」
レーダーに引っかかる人気の無い古びた一つの艦。ただ恐ろしいのはソロモンに“微にでも応答があった”という事だ。
応答があるという事はフェストゥムがいる可能性がある。即ち島民の危険があるという事になる。
「万が一の事もある島に警報発令。総士君を此処へ、後遠見先生に美羽君が何かを感じているかもしれない。確認を」
「「はい」」
オペレーター2人は返事をし総士に連絡と遠見先生に連絡を入れる。そのころ…
「警報⁉︎総士いくのか?」
「あぁ、お前は来なくてもいいぞ」
「いや。行く、まだ俺は乗れないわけじゃ無いし」
「馬鹿をいえ。ザインは凍結されたんだぞ。行ってもどうする」
「此処にいるよりはるかにマシだろ?」
「好きにしろ。指令に呼ばれた」
「父さんに?なら早く行こう」
二人はCDCに着いてから映像を見て別々のことを思った。総士は"ただの古びた艦"という認識をしたが、一騎は"懐かしい"という認識だった。
「一騎…おまえも来たのか」
「別に良いだろ?それにあの艦なんだか"懐かしい"感じがする。なんだか母さんみたいだ」
「何!?本当なのか、一騎」
「あ…あぁ、総士も感じただろ?」
「いや、僕には"ただの古びた艦"としかわからなかった。」
【貴方は、いえ貴方達はそこにいますね?】
「なっ!?フェストゥムが確認をしてきただと!?」
驚いて声が出なかった者が大半である。なぜなら今まで問いをしてきて同化するということばかりだったので確認されたことはなかったからである。このような独自の進化を想定していたのは一騎と総士だけだったであろう。しかし二人も予想の斜め上をいっていたのである。
「指令。遠見先生より通信です。」
『すみません、こんな時に…美羽ちゃんがどうしてもあってあげてほしいと言うもので』
「ふむ。美羽君が大丈夫というなら会おう。しかし島民の安全のために極少数で行こう」
そして極少数 一騎・総士・文彦・溝口・美羽・弓子・カノンが行くことに決まったのである
カノンがなぜかいるって?
それは求められたからだよ(