機動戦記ガンダム・ナガレボシ   作:アルファるふぁ/保利滝良

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こんにちは
ワンオフではクロボンやνガンダムが、量産ではゲルググ系が好きなアルファるふぁです
初めてのガンダム作品の投稿ですが、何かおかしい点ございましたら、是非お伝えください




流星の夜、流星の朝

 

空を見上げた

いつもはホームシックを恐れてなるべく見ないようにしていた

だけど今日は、何やら胸騒ぎがする

今夜空を見ておかないと、後悔する気がする

瞼を開いて眼を見開き、光輝く無数の星達が黒い天に散らばっているその光景を、じっと見詰めた

それは時間に換算して約十秒も無かったであろう行動だった

しかし、見上げた本人にはそんな短い時間だとは思えない

永遠に近いほど空を見た、そんな気すらした

変な錯覚を覚えたものだ

そして結局何もなかった

変な予感は見事に外れたわけだ

なので夜天から目を離した

その瞬間だったのだ

後悔した

流星がすぐ近くに着弾する瞬間を見られなかったことを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起きた

ベッドに寝かされ、白い掛け布団に包まれた体を見下ろす

次にベッド横の壁を眺めた

木製の、粗雑なものだった

体がギチギチ言っている

自分はどうやら、まだゆっくり休んだ方が良さそうである

「・・・ハッ!?」

そんなところで、意識が完全に覚醒した

何故、こんな所で寝ているのだろうか

記憶をたどろう

バックパッカーとして色んな所歩き回っていたら、厳ついゲリラに追い回され、リュックも捨てて命辛々逃げ出したら、疲労と脱水でぶっ倒れた

そして、ここにいた

つまり誰かに拾われて助かった、のだろう

それは誰なのだろうか、助けたお礼を要求するような輩だったら嬉しくない

とりあえず起きることにした

お世辞にも豪華と言えないベッドから飛び降り、親切にもベッドの近くに置いてあったサンダルを履き、寝室と思われるその部屋の窓に顔を近づけた

外の景色にはおかしいところは無いように見えた

果てしなく続く荒れ地は、ジオンと連邦が一年近く戦闘をした結果こうなったのだろう

そこに、木やらトタンやらで建てられた小さな家がぽつりぽつりと寄り集まっている

いくつか大きめの家屋もあった

ここは、何かしらの集落なのだろう

実際、外には人が集まって何かの作業をしている

「冗談・・・だよな?」

しかしその作業がおかしかった

家の集まりの外に、巨大な岩が地面と垂直になるように突き刺さっている

辺りに飛び散ったかのように積もっている土の山々と、怪訝な目でその岩を見る町人の様子から、まず元から在るものでないことは確かだ

ならば、何なんだろう

窓を見ているだけじゃしょうがないので、駆け足で部屋のドアをくぐる

ドアの外には女性が立っていた

何事かと見てきた彼女の視線から逃げつつ、玄関らしき場所から外へ飛び出す

集落には意外にも、畑や池が多数あった

鶏や豚の鳴き声も聞こえる

こんな荒野に住んでいるからもう少しキツい生活を想像したが、そんなことはない様子だった

そんなことはどうでもいい

土煙と砂埃を巻き上げ、走る

あの隕石をもっとしっかり見るために

そして、立ち止まり、目撃する

人だかりど真ん中、重作業のために用意されたのであろうMS-06ザクⅡがヒートホークをあの大きな岩に叩き込んだ瞬間を

岩が割れ、剥がれ落ち、内部が現れる

 

中から、モビルスーツが出てきた

 





明けましておめでとうございます
沢山完結してない作品があるのにまた新しいの叩き込んだ愚か者な私ですが、皆様、今年もどうかよろしくお願いいたします

イラストは、(向こうがどう思っているのかはともかくとして)私の盟友、水底のオッツダルヴァさんにお願いしました
いやぁ、超カッコイイ素敵な機体だと思いませんか、皆さん!
次回からもコイツが頑張ります
また、次回!お楽しみに
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