ふたりに訪れた最悪な出来事。そこから二人の間には大きな亀裂が入っていきました。
そんなとき夏未の身に思いもよらぬ出来事が!
新事実が発覚。
そして翔時にはもうひとり関わっていた女性が!
さあふたりの関係は今後どう変化していくのでしょうか!?
ふたりに訪れた最悪な出来事によって二人の間には大きな亀裂が入っていきました。
そんなとき夏未の身に思いもよらぬ出来事が!翔時に対して秘密を持っていたのです。
翔時もまた夏未に隠し事をしていました。
さらに亀裂は大きく割れていく一方です。
さあふたりの関係は今後どう変化していくのでしょうか!?
(この小説は二人の会話、また翔時の心情のみで構成されています。
はっきりとした区別を小説上であらわしていないため、読みにくい部分もあるかと思います。そのあたりはぜひ考慮していただいて読んでいただけたらと思います。)
ねー。あお聞いてる?蒼!
・・・ね
ん?
・・・hiね・・
なに?
死ねよ・・・
え?
死ねっつってんだろっ!
お前なんかいなきゃいいんだ!
おまえがいたせいで僕らは狂い始めてる!
なつ・・夏未のせいで僕の人生は何もかも泡になったんだよ!
ごめ・・・んね。
何もわかってねんだろ!?
俺のことなんかなんも知らないくせに知ったかぶってんじゃねーよ!
知らないのに謝るなよ
気持ちのない謝罪なんか誰も・・・俺だって求めてないんだよ!
ごめんね
でも分かってくれなくてもいいから・・・聞いてくれる、かな・・・?
お前の話なんか誰が聞くかよ!
早く俺の前から消えてくれよ!
これ以上負担かけるなよ!
苦しいんだよ、夏未と一緒にいると・・・
わたし実はね・・・もうすぐ死ぬの。
え?
よかったぁ~ 最後の最後は蒼の思ってる事叶えられて
はぁっ?
わた・・・わたしは!蒼がわたしからいつかは離れていくかもしれないってずっと思ってた。結構前からずっと・・・実際これまで蒼にはつらい思いをさせてきてそんなときも一緒に居てあげれなくて・・・本当は!本当は・・・いつまでも蒼と一緒に居たい。わたしは、いつまでも一緒に居たい。いつまでも、いつまでも・・・
おい夏未どうしたんだよ!?
あのね、蒼。喜んでいいんだよ・・死んで・・・欲しいんだよね・・・?最後は蒼が私にしてほしいことをしてあげれてほんとによかった・・・今まで迷惑かけてきた分ほど大きなものにして返せなかったけど、こんな私でも蒼の言ってくれることに応えられてうれしかったよ、いままでありが・・・とね・・・私もうすぐ死んじゃうみたい。
夏未!?どうしたんだよ、目開けてくれよ!
蒼・・・?どうして心配してくれるの?消えて・・・欲しいんだよね・・・つらいん・・・だよね、苦しいんだよ・・・ね、ねぇどうして?どうして引きとめるの?
お前が・・・いや夏未が!夏未が大切だからだよ!俺の前から居なくなるなよ!
矛盾してるよね・・・やめてよそういうの。もう遅いんだ。お迎え・・・来ちゃったから。
俺には夏未が必要なんだよ
今更どうしたの・・・?
いまさらって・・・
今まで蒼には話さないでいたこと話してもいい?
・・・
私ね、小さいころから病弱だったんだ。毎年暑くなると必ずなんでか寝込むようになってたんだ。昨年の夏、私が蒼と会うのを拒絶したのも病気だったからなんだ。ねえ神様ってすごくない?わたしの名前の通り神様はわたしに夏を与えてくださらなかった 私の夏は永遠にこないんだよ 夏は未だ来ない・・・夏未。神様って偉大すぎるよね~
(今日は8月23日・・・8月!?)
・・・
なつ・・・み?
やっぱり今年も最後まで夏、エンジョイできなかったな・・・
俺と!俺と一緒に・・・夏越そうよ!ねぇ・・・
ねえ蒼。自分の胸に手を当ててみてよ・・・
・・・?
よく考えて・・・
______________
ピーッ(心電図の音)
アオシンジテイタノニ・・・カユトオシアワセニネ
カユ かゆ 夏有!?
おいどうしてそれを・・・
ごめんな。。
夏未だけじゃなくて自分自身にまで嘘ついてた。情けないよな、いろんな人巻き込んで取り返しのつかないことして・・・俺だって! 夏未のいない今は生きてる意味なんかないんだよ・・・だけどどこかで寂しさを埋めようとして夏未じゃないほかのだれかに構ってた。夏なんか永遠に来なくたっていい。ただ俺は夏未と・・・夏未と大事な人生を歩みたいんだ!もう現実世界では叶わないんだよな。だとしたらどうするのが得策?俺はどうするべきなんだ?どうしたらこの罪は償えるんだ?わからない、わからない・・・
少しでも多くの人に迷惑をかけないためにも俺はもう存在するべきではないのかもしれない。夏有にはほんとに無責任なことをした。俺だけの都合で夏未だけじゃなくて無関係な夏有まで巻き込んで・・・ほんとごめんな・・・なにしても許されるわけないよな。
でも俺なりに考えて考えて考え抜いた結果がこれなんだ。どうか・・・聞いてほしい。
俺は夏未と一緒になりたい苗字を一緒にしたいその一心でいままで夏未と過ごしてきたんだ。
「佐藤 夏未」 「佐藤 翔時」
決して夏未を放って来たわけじゃない。そして夏有もまた大事に思ってた。従兄弟として・・・。心のどこかに空いた穴はいつも風が通ってて寒かった。身震いがするほど寒くて冷たくてたまらなかったんだ。そこを埋めてくれたのが夏有だったんだ。前々から頼りになる従兄弟だと思ってたしすごく尊敬していた。だから夏有には俺じゃないだれかと幸せな道を歩んでいってほしい。こんな俺に勇気をくれた夏有にならきっと素敵な旦那さんがいてくれるはずだから。・・・とそれが本心。一方的に巻き込んでしまってほんとにすごくすごく申し訳ないと思ってる。そんなことをしてしまった俺は夏有に対して情けないけどそれくらいの小さなお返ししかできない・・・今の俺は未熟でそれしか考えられなかったんだ。いつか誰にも恥じない大人になったとき、夏有に尽くしたいと思う。長く長く長すぎるかもしれないけどどうか夏有には待っていてほしい。いつかくるその時まで・・・
お楽しみいただけましたか?
まだまだ未熟なもので・・・
経験を積んで皆さんに認めてもらえるような作家になりたいと思います。
作家というのはわたしの小さいころからの夢でした。
今は学生になってだんだん薄れてきてほかの夢を持つようになったのですが、そのちいさいころに抱いていた夢を簡単に手放したくないという思いからこちらのサイトで投稿を始めました。
一人でも多くの方の目に留まるような心を惹かれる小説を執筆していきたいと思っています。
長々とあとがきを私情のみで終わらせてしまってすみません。
温かく見守っていただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。